愛魚を亡くした息子の気持ちへの応え方
こんにちは。よろしくお願い致します。
今朝、2年前の息子の誕生日に飼い始めた熱帯魚たち、15匹ほどが、水槽のヒーターの故障により亡くなりました。
水槽の掃除こそできないものの、名前をつけて、毎朝しっかりご飯をあげて、大変かわいがっていました。
息子を呼び、水槽の前で事実を伝えると、涙をポロポロこぼして泣いていました。普段から、気持ちを抑えるところがあり、滅多に駄々をこねたり、大きな声で泣いたりすることはありません。
本当は、ワンワンと声をあげて泣きたいのでしょうが、私に抱きつき声をころして泣いていました。
その息子が、
今日は保育園をおやすみしたい
と、言いました。
〇〇が元気がないままだとアオ君(熱帯魚)たちが悲しむよ。お母さんも心配だな。元気になろう。保育園、頑張ろう。
と説得しましたが、熱帯魚の名前を出すと、また涙がこぼれてしまい、立ち直れそうにありませんでした。
保育園の時間まで話しましたが、やはりダメで、結局、明日は元気にいこうねと約束してお休みしました。現在は元気に遊んでいますが、熱帯魚の話が出ると悲しそうな顔をします。
今思うと、甘かったのかな?これで良かったのかなと疑問に思います。
また、息子は、もう一回、アオ君たちにきて欲しいと願っています。
今回は、ヒーターの故障ということで、息子のせいではないのに、こんなに悲しい思いをさせてしまって申し訳なかったのですが、生き物を飼う上で、死んでしまったら新しいものをという感覚にならないためにはどうしたらいいのかわかりません。
主人が帰ってきたら、庭に埋葬してみんなでお別れをする予定なのですが、どのような心構えでいればよいか、アドバイスをいただけないでしょうか。
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泣くことが心の回復につながります
素直でかわいい息子さんですね。
2年間大切にしていた熱帯魚を亡くし、深い悲しみにふける息子さん、私も拝読しまして、ほほえましいのと同時にもらい泣きしてしまいました。
「ねえマリモ」という短い映画があります。
※ここにyoutubeへのリンクを貼りましたが、違反の可能性もあるので念のため削除します。
「いぬのえいが」というDVDに収録されています。※
ひとまずこれをご覧になって泣いてください。
絵本もあるようなので、息子さんとご覧になって泣いてください。
アオちゃんたちを埋葬するときもきちんと泣いてください。泣かせてあげてください。
泣くことが心の回復につながります。
たくさん悲しんだ上での新しいペットだったら、受け入れてあげても良いと思います。
ただ、死んじゃったからすぐ次に、ではなく、時間をかけて心の整理を付けてから、悲しみをきちんと消化した後の方が「死んでしまったら新しいものをという感覚」になりづらいと思います。
息子さん、早く元気になるといいですね。きっと優しい子に育ちますよ。
質問者からのお礼
本当に、本当にありがとうございます。
読んでいて涙が出ました。
息子は先ほど寝ましたが、寝る前も悲しかったと言ってしくしく泣いていました。日中元気に遊んでいたのは、息子なりに頑張っていたんだなと健気さに切なくなりました。
泣いていいんだよ、悲しかったら我慢しないで。
と言ったら、うんうんと頷いていました。
明日、お花を手向けて再びお参りしようと思います。
そして、春になって暖かくなるまで、次のお魚さんたちを迎えるのはやめておこうね。アオ君たちにありがとうしてからにしようと約束しました。
ありがとうございました。