息子にどのように声をかけたらよいのか
以前大学1年の息子の精神面が心配と相談したものです。
今回は8月下旬にコロナになり9月から扁桃炎を繰り返し慢性扁桃炎になってしまいこの度、悪化して扁桃周囲膿瘍で入院してしまいました。
大体、一週間のところまだ退院できず、現在8日目です。二週間大学を休むことになります。
昨日、お話を伺った時には溶連菌が出てたと言われて、学校に配慮願いが出せるとなり退院も最短で火曜日と言われたのですが、今朝、溶連菌は間違えだったと言われたようです。
入院ももう少しかかるとの事
入院当初から学校の事等落ち込んでしまい、今まで真面目に行ってきたのにサボった事もないのにサボった人と一緒、再履だと
留年の人と一緒とかなりへこんでおり、昨日の溶連菌で一筋の光が見えたかと思ってたところ今日、また突き落とされ、息子は学校はもういい!といいだしました。
私ができる限りのことはやろうと言ってもやだ。つらい。もうなにもしたくない。
と言っています。
学校よりとりあえず体の方が大事とはわかっているのですが、落ち込んでる息子に何も返せずにいます。メンタルがやられている時の息子は気をつけて接しないとどんどん闇に入っていく言葉が返ってきます。
言葉選びを間違えると、自暴自棄になった言葉しか返ってきません。
先日も もうやだ。自分ばっかり。今年は本当についてない。今年も終わると思ったら入院だし。
友達からの誘いも断ったりでこうやって付き合いもなくなっていく。
等酷いときはしぬという言葉も返ってきます。
辛く自暴自棄になっている言葉これでもかって言うほどを浴びせてきます。
私はどのように接していきなんと言ってあげたらよいのでしょう。
よろしくお願いいたします。
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あたふたしない。それでもきっと大丈夫だと、頷いて味方に
何も言わずに、黙って聞いてあげたらいいと思いますよ。
自暴自棄になっている今、励ましても、(どうせ僕なんて…)と弱音も出ますし、余計に惨めな気持ちになるだろうと思います。
罹患したのは仕方のないことですし、体力も弱れば他の病にもなりやすくなります。
落ち込んでも、結局は療養しかありませんし、しっかり体力をつけるのみです。
いっぱい嘆いたあとは、現実を見ると思いますよ。再履でもいいじゃない、いろんな方法で進級すればいいのです。
この世は思い通りにならない事ばかりです。順調じゃない時こそ、ついていないと思ってしまいますが、人生そんなこともいっぱいありますよ。
人生開き直りも大切ですからね。
お母さんは、過度なフォローもせず、仕方ないよねと黙って聞いてあげましょう。そして、おおらかに、「なんとかなるわよ。大丈夫だって。まずはしっかり食べて体力をね」と、いつだって肯定して味方でいてあげましょう。
息子さんも、わかっていると思います。今はどうしようもないと。だけど、嘆いちゃうんですよね。
それでも、根拠のない「大丈夫!」になんとなるだろう、なんとかしてやる!って気持ちを上向きにする日がきますよ。
私はいつもそうしています。
何とかやってきた お母さんが言うなら、それもそうかと。うちの息子は、受け入れ、開き直るようになりましたよ。
社会に出たら、適応力が強みになります。今が良い経験・試練だと思って。親は、あたふたしない。余計なことも言わず、それでもきっと大丈夫だと、頷いて味方でいてあげましょう。
それしかないのです。乗り越えるのは、自分自身だもの。
息子の思いをゆっくり受け止めて下さいぬ
拝読させて頂きました。
息子さんのその様な姿や言動を受けてあなたはとても辛い思いをなさっておられるのですね。息子さんの学校でのことや病いのこと詳細についてはわからないですけれど、息子さんがかなり辛い思いをなさっておられて自暴自棄になってしまっていることやあなたがとてもご心配をなさっておられることは伝わって参ります。お気持ち心よりお察しします。
息子さんは今精神的にも追い込まれておられて感情的になってしまい何を言ったとしても悪い方に考えてしまって受け止められないのかと思います。
できるならば息子さんには少しでも心身を休めて頂き、落ち着いて頂きたいとは思いますが、その様に伝えてもなかなかはいそうですとは受け止めないでしょうね。
その様な場合にはしばらくそっとしてお見守りなさることなのかもしれませんし、息子さんのおっしゃることをただひたすらお聴きなさって頷くことかもしれません。
そして息子さんがご納得なさるまで聞いてあげることかもしれません。
とはいえどあなた自身もとても辛いでしょうし心身共に疲れ果ててしまうかと思います。
ですからあなたもご自分のことをいたわりながらムリのない範囲で息子さんの思いを伺ってみて下さい。そしてあなたが疲れたらあなたも少しでも休んで下さいね。
なかなか先は見えないかもしれませんし、辛い気持ちは変わらないかもしれませんが、あわてないでゆっくりと穏やかに息子さんにお向き合いなさって下さい。
今すぐにどうこう答えは出ないかと思います。焦らないでどうか決して息子さんもあなた自身も責めないで下さいね。
息子さんも病いが回復なさり毎日を穏やかに過ごせます様に、あなた自身の心も落ち着かれて穏やかに息子さんをお見守りなさって下さいます様に、皆さんと心から豊かに幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っております。
質問者からのお礼
中田様
Kousyo Kuuyo Azuma様
お忙しい中ご回答ありがとうございます。
私自身が弱く、すぐどうしようやどうせ…等々考えてしまう性格でどんと構えることが大事とわかっているのですがなかなか難しく、でも母親が不安がっていたら息子に伝わりますものね。一番不安なのは息子ですから大きく構えてゆっくり話を聞いて頷きいつでも味方でいてあげたいと思います。
息子にとってこんなにツイてない一年はないというくらいの一年でしたが明けない夜はないと信じ見守っていきたいと思います。
ありがとうございました。