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息子との関係悪化

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有り難し有り難し 9

以前も相談した次男、現在19歳来月20歳の息子のことです
中学2年の後半不登校になりましたが高校に進学し無事卒業、自ら選んだ専門学校へ進学しました
去年一年間休むことなく朝から晩まで勉強を頑張っていました
私はできる限りのサポートはしてきたつもりですが、年明けに難関の資格試験が不合格後無気力になり、学校を休みがちになりました
不登校の時が戻ったかのように生活も乱れ態度も悪いので話してみると、モチベーションがあがらない、今は時間がほしいと言われ見守っていましたが、2年生になっても学校を休むと寝ているかゲームをして昼夜逆転生活なので主人と相談し、生活の乱れを直さないならスマホを制限すると言いました
勉強については一言も言っていません
そこから学校にも行きだし、少しずつ私との関係もよくなってきたかと思った矢先、また態度や顔つきがおかしくなりました 
そして真夜中にラインで今までの私に対しての不満を送ってきました
自分の気持ちを言ってきたのは初めてです
子供時代ゲームを自分の思うように買ってもらえずさせてもらえなかったこと、勉強するように言われたこと、いい成績をとってもあまり褒めなられなかったことなど…
私のことがずっと嫌いだった、毒親だから死んでほしかった、そうすればそれを糧に頑張って生きれたと…
今更どうしてほしいわけじゃないが気持ちのやり場がないから巻き込んだだけと書かれていましたが、翌朝悪かったことを謝り、私の身に覚えがないことを非難していたことについては反論しました
そこから私が作った食事は一切とらず、部屋で大きな物音をたてる毎日…
そして今日久々に用意した食事を部屋に自分で持っていったので嬉しかったのですが、また長文ラインがきて、前回のラインに対して私が反論
したことや言ったことがムカついてお前のせいでどうしてもイライラが収まらないと…
反論してしまったことは間違っていたと反省しています
ですが、またひどいことを言われ悲しくてたまりません
自分の育て方が悪かったところもあると思いますが、同じように育ててきた長男も反抗期もあり喧嘩もしましたが、感謝している、毒親だと思ったことはないと言ってくれます
干渉せず様子をみるしかないと思っていますが、辛くて死にたい気持ちでいっぱいです

2024年5月8日 1:40

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

昼夜逆転を避け日光を浴びる

あなたも息子さんも、「うつ」等のメンタルヘルス不調に片足を突っ込んでいる可能性があるでしょう。
脳内のセロトニン分泌のバランスが崩れている可能性があります。
その場合、いくら正論で諭されても非難・攻撃されているとネガティブに感じる可能性もあるでしょう。
脳・神経という物理的(肉体的)な体調不良が背景にあるのなら、物理的な改善が必要かもしれません。
まずは昼夜逆転を避けて日光を浴びること、散歩するなど体に刺激を与えることは良いとされます。
息子さんに聞く耳を持ってもらうためには、「うつ」の専門家の書物や専門サイトから引用する等、権威ある人の意見として紹介することが有効です。
また、死にたい気持ちも「うつ」の症状の可能性があるので、心療内科等の受診も試してみてください。
さて、誰にでも欲・怒り・怠け・プライドの煩悩があります。
ゲーム等の欲があるし、勉強は怠けたい、自尊心も守りたい、だから批判されたら怒る。
それは普通の出来事なのかもしれません。
引きこもりの子供でも大半はちゃんと社会人になれるそうですから、あまり悲観的にならずに、とにかく毎日息子さんを褒めてあげましょう。
生きてさえいれば、そしてわずかでも自己肯定感があれば、転んでも立ち上がる元気が出ます。
息子さんの自己肯定感を刺激するように、褒め殺し作戦を試してみてはどうでしょうか。
親の仕事は、息子さんが成人するまで飢え死にさせなければそれで合格点です。
あなたは充分立派な親です。

2024年5月8日 6:20
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

願誉浄史さま
お言葉ありがとうございます
何度も読み返させていただきました
中学不登校の頃、心療内科に通いましたがカウンセリングは拒否、薬だけもらいに一年ほど通院しました
今回も病院に行くことを提案しましたが拒否されました
私は以前通ったことがあるので限界に近づいたら行こうと思います   
願誉浄史さまのおっしゃる通り今の息子の気持ちは正論で諭してもネガティブに感じているんだと思いました
自己肯定感を高めるために褒めること、実践していこうと思います
最後のお言葉涙が出ます 
立派ではないですが、失格ではないと信じ、気持ちを強く持っていきたいと思います
ありがとうございました

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