悪い方にばかり物事を考えてしまいます
昨年人間関係で信じられないほど辛いことが続き、また身内にも不幸が相次いだり家族が入退院を繰り返したりしたせいかとても心が弱ってしまい物事を悪い方に悪い方に考えてしまいます。
例えば、このコロナならかかったらどうしようはもちろん、後遺症が残って一生苦しんだらどうなるのだろうかとか、住んでいるマンションには保健所が消毒に来るのだろうか、同居の家族に移したりしたらどうなってしまうのだろうかとか。
離れて暮らす家族のことを思えば、車で事故を起こしたりして、賠償しなければならなくなったらどうしようとか、電話が繋がらなかっただけで倒れているんじゃないかなど。
きっと上手く行かない。また辛いことが起こるに決まってる。そんな思考になってしまいます。もはや不安の域を超えてしまって泣いたりしてしまい、辛いです。
自分に自信がなくなって、頑張っているからきっと上手くいく!という気持ちが全くなくなりました。
物事を良い方向に、楽な方向に考えられるようになる術があれば教えていただきたいです。少しでも気持ちを楽にして過ごしたいです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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大丈夫です。自分のできる事をして心配しすぎないで下さい
色々なことがあったのですね。自信を無くされているということ、自分で気力をふりしぼろうとしても出ないということは苦しいですよね。
コロナの事も重なり、思い悩むことが増えているのではないでしょうか?今社会的に鬱の状況になっているようです。あらゆる場所で相談件数が増え、それだけ今悩む人が増えている。まず今、思い悩みやすい時期も重なっている。だから悩むことは普通の事なんだと考えて欲しいです。
さて、色々な不安があり、きっと上手くいかないと考えてしまうということなのですが。仏教では思い通りにならないことと、思い通りになることがあると言います。思い通りに出来ないことは、思い通りにしなくていいと言うのが仏教の教えです。だから、思い通りにできない所は心配せずに、とりあえず棚上げにしていいのです。仏教には諸行無常という言葉があります。私達の人生は様々な縁によってできていますから、条件が一つ変われば物事は移ろい行きます。ですから、今上手くいっている人も病気になったり、苦労に見舞われたりします。逆に今苦しい状況の人もまた状況が好転していきます。人は変化しない・固定すると思うのですが、必ず状況は変化します。でも、それはご縁によりますので、自分がコントロールできる部分とできない部分があると思って、神経質になりすぎないようにしましょう。
必ず変わっていきます。
コロナの中思い通りになる事が減っています。でもほんの少しだけ自分がコントロールできる部分を作ってやることで少しだけ自信は回復します。例えば、毎日体操するとか、毎日丁寧にお茶を淹れる等。毎日30分散歩するでもいいし、日記をつけるだけでもいい、そんな少しだけ自分のコントロールできる部分を作る所から始めてみて、それが出来たら自分は大したものだと考えて下さい。
以下が一番言いたいことなのですが、一つ心配なのは、相談者様は鬱のような状態なっていないかなという事です。鬱になるとどんどん物事を悪い方に考えてしまいます。少しでも心配があれば病院にいったり、専門のカウンセラー方に話したりしてみましょう。一緒に共有するだけで心は軽くなります。(外出が難しければコトリー等のオンラインもあります。)できれば一人で悩まずに、誰かに相談したり、一緒に悩んでいきましょう。自分を大事にして下さい。ハスノハにもまたいつでも連絡ください。
質問者からのお礼
釈義行さま
ご回答ありがとうございます。上手く伝えられないのですがご回答を読ませて頂いてとても気持ちが楽になりました。思い通りにならない部分は心配せず棚上げしても良いということをお聞きできて、自分を許せるような気がします。
私の体調についてもご心配いただきありがとうございます。心療内科には通っているのですが、次回もう少し踏み込んで自分のことを話してみようと思います。
自分のコントロールできる部分作りも実践してみます。
本当にありがとうございました。