愛しい存在に出会い、性行為をしてみたい
初めまして。よろしくお願いします。
これからの行動についての相談です。
私は33歳になる女性ですが、交際経験も性経験もありません。
その孤独と劣等感から、自殺を試み保護入院、今は復職に向け生活しています。
「自分は自殺は怖くて出来ない」という結論に至り、「自殺しないなら、行動しなければ状況は変わらないか悪化しかしない」事に気付かされました。
復職予定の7月から行動をしようと考えていますが、問題はどう行動するかです。
今まで恋は2度しましたが、2度とも同性でした。同性しか愛せないとはあまり感じていません。
最近「恋愛感情はないけど、気を遣わずにいられるから彼と結婚した」と女友達から報告を受けた際に、嫉妬心が薄い自分に気付き、「自分は結婚よりも恋愛がしたいんだ」と気付きました。
男でも女でもいいから愛しい存在が欲しい。そして相手が愛しくて愛しくてたまらないセックスがしてみたいのです。(この年齢で夢見すぎですかね…)
男も女も紹介してくれるサービスはないので、それぞれ行動しなければなりません。(今までの傾向から女性の方が好きになるかもしれません。ですが、親を驚かせる心配がなく、異性と相思相愛になって周りに手放しで祝福されることに憧れもあるので、男性も捨てきれません。)
具体的には…
・女性はレズビアンバーに行く。(大学時代に1度行ったことはあります)
・男性は婚活結婚した友人に方法を聞いて参考にする。
行動する事は劣等感に向き合う事を伴うので、正直考えるだけで肝が冷えます。成功するか全く分からない挑戦をしたことがないので怖いです。
ですが、この入院・休職期間で、「つらい気持ちは味わわない方が自分には有効ではないか(考えるのをやめて他の事をする)」と感じ、今もそれを実践しながら生活維持に努めており、頑張ろうとしています。
ただ、相談相手がおらず、これでよいのか不安です。
誰も正解は分からないと思いますが、せめて人からみて「やめた方がいい」計画じゃないか確かめたいのです。
感じた事やアドバイス等、頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
実行した方が良い計画です
こんにちは、初めまして。
紆余曲折を経ながら、復職や新たな人生の展開を考える一生懸命さが伝わってきます。思い悩まれていることでしょう。
私は、「やめた方がいい計画」などとは全く感じません。
むしろ、あなたは手探りながらも懸命に人生を切り開かれようとしている。とても素晴らしいことだと思います。実行した方が良い計画だと思います。
恋愛とそれに伴う行為を欲することは、人間としてとても自然なことです。
年齢も関係ないと思います。
同性か、異性かということは結論ありきではなく、予定しておられるように無理のないところで試行錯誤されたら良いと思います。
あなたは、「孤独と劣等感」を抱えているようです。
何かきっかけがあったのか、そこに至る理由は様々にあるでしょう。
しかし、あなたの意志、未来を創っていく意志には力強いものを感じます。これを強みにして、是非あなたの思いを遂げて下さい。キラリと光る部分に、男性も女性も魅力を感じると思います。自分の長所をもっと見つけて、よりよい未来への糧にしていって下さい。
応援しています
追記
この度は、お礼のご返信並びにお気持ちをお運びくださり、誠にありがとうございます。一年越しにご返信を頂き、回答を大切に思って下さったことが何より嬉しいです。
その後、ご自身で様々に動かれて順調にいっているとのこと。
良かったですね。
様々な方との出会い、支えを得て充実した日々をお過ごしのことと拝察します。
このご返信を心の支えにさせて頂き、これからも回答をしていきたいと思います。重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。
お大事にお過ごしください。
劣等感を丸ごと受け入れてくれる人
ご質問の骨子は、
「愛しい存在とセックスがしたい。そのためにはどうしたらよいのか」
ということでよろしいでしょうか。
25様の思う具体案は
・女性はレズビアンバーに行く。
・男性は婚活結婚した友人に方法を聞いて参考にする。
ということでしたが、どちらもやる価値は十分にあると思います。ただ、私は「行動する事は劣等感に向き合う事を伴う」という言葉が気になりました。25様はもしかすると、愛する人との性行為もさることながら、ご自身の劣等感を受け入れてくれることをこそ、求めていらっしゃるのではないですか。
もしそうであるのなら、まずは同じような気持ちを抱える人同士で、たくさんお話をすることをおすすめします。話せば話すほど自分の心の中が整理されてくるからです。そして、本当に自分が求めているものが分かってきます。
それが分かる前にレズビアンバーに行ったり、婚活をしたりしても、空振りに終わるかもしれません。今は生命維持に努めているとのことですので、元気になったらで結構です。その時に考えてみてください。
質問者からのお礼
釋様
ご回答ありがとうございます。
冒頭のお言葉に、涙ぐんでしまいました。
「孤独と劣等感」は、独身であり恋人がいたことがないことから生まれました。
2015年の国の調査で女性の50歳時未婚率は14%であると知り、そこから「非処女・交際経験有り・自ら独身を選択している人」を除いたら、どれだけ少ないのだろうと、まるで落ちこぼれのようで劣等感を抱いたのです。
また、何事もなければ親が先に寿命を迎えます。周りが家庭を持っている中、家族と呼べる人がいない孤独を想像し、いよいよ耐えきれなくなり自殺を企図した……という感じです。
背中を押して頂き、本当に有難うございます。行動を起こしたり、続ける支えにさせて頂きます。
増田様
ご回答ありがとうございます。
質問の骨子はそのとおりです。
劣等感については釋様へのお礼にも書いたのですが「独身であり恋人がいたことがないこと」に劣等感を抱いています。
バーに行ったり婚活をするということは、「恋人が欲しいのに恋人が出来ない自分」という劣等感を感じている部分を認めることになるのでつらいのです。
「劣等感を受け入れてくれること」というお言葉、深く考えてみたら、確かに大きい気がします。単純に「恋人が欲しい!」ではなく、私の場合、そこに劣等感がついています。「劣等感払拭のために恋人が欲しいの?」と聞かれたら否定が出来ません。
同性愛を共有できる友人はいませんが、婚活を共有できる友人は幸いいるので、感じていることを言葉にしていこうと思います。
本当に有難うございます。自分にはない発想でしたので、出来ることが増えました。
釋様、増田様
こんばんは。
一年が経ちました区切りに、結果を報告させて下さい。
パートナーが出来ました。
愛をもって性行為もしております。
駆け抜けた一年でした。
婚活結婚した友人が利用した大手結婚相談所に入会し活動しながら、レズビアンバーへ赴き、女性に女性を紹介する結婚相談所の存在を知り、そこにも入会し活動しました。
また、女性も視野に入れ探している話は身近な人には言えず、対話を重視している女性同士の風俗を利用し、月1で話をたくさん聞いてもらいました。
婚活中は、2つの相談所のコンシェルジュ、唯一全部話せた風俗キャストさん、友人らと、多くの方に支えてもらいましたが、そもそも彼らに出会えたのは、ここで背中をおしてもらったからです。
「応援してるから、いっておいで」と、スタートラインに立たせて頂いたおかげです。
親身に回答頂き、本当に有難うございました。今はパートナーと共に暮らす準備を進めているところです。
ご回答が確かに相談者のためになった事を伝えたくて書きました。
皆様のご回答が、これからも相談者の苦しみの改善に繋がることを祈っています。
2021/05/31