不倫の償い方
私は過去に不倫をしました。断りきれない、相手に嫌われるのが怖い、そして自分の孤独感を埋めるため、など自分の心の弱さが全ての原因でした。今は不倫相手との関わりは一切なくしました。
とても後悔していて、毎日心のなかで謝罪をしています。そして、自分をゴミだと思い生きています。
そのうえ不倫した加害者なのに、おこがましくも鬱になってしまいました。
相手の奥様に直接謝ることはできません。奥様は不倫していたことを知らないかもしれないので、行ったら逆に迷惑な事になるかもしれないからです。
ただ、奥様が訴えを起こした時には謝罪をして、慰謝料も必要な分が渡せるように節約して貯金をしています。
そして、二度と不倫はせず、毎日人のために何かをして、少しでも人に幸せを感じて貰えるように心がけています。
しかしながら、ふと思いました。
どうして自分は不倫をしたゴミなのに、生きようとしているのかと。
死んだらよいのか、生きている価値はない、自分は汚い人間だと。身も心も汚くて自分に対する嫌悪感でいっぱいです。
だけど実際怖くて、実行にはうつせずのうのうと生き延びてしまっています。
それに、こんな私にも優しく接してくれる人がいます。道を譲ってくれる人や、ほめてくれる人、他にも様々会います。
その度に、なぜか申し訳なくなります。
もうどうしたらよいかわからないのです。
自業自得なのに、自己中で、この苦しみから逃れたいとか考えてしまうし、今何をすべきか、どう考えればよいかわからなくなってしまったのです。
どうしたらよいか、お教えください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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善い行いをしていきませんか?
ご質問有難うございます。
拝読させていただきました。
不倫、つまり不貞を働いてしまうということは、社会的倫理上、許されるものではありません。
いくら言い訳をしても、自分は許されないことを悪いことをしてしまった。
後悔しても後悔しきれませんね。
しかし、後悔の念ばかり抱いておりますと前に進むことができません。
仏教は、原因と結果を説いております。
その原因と結果の間をつないでいるものが「縁」です。
これは、
良い原因には、良い縁ができ、良い結果が生まれ、
悪い結果には、悪い縁ができ、悪い結果が生まれてきます。
ここでいう、人生に良いと悪いものの違いは何でしょうか?
その違いについて、お釈迦様は「欲」だと説かれています。
不倫ということをしてしまったことを悪いとしてしまうのならば、良いことも当然あります。
道を譲ってくれる人や、ほめてくれる人にはお礼の言葉を言いましたか?
たまには、ご自身がされても良いかもしれません。
みどりさんが書かれている、他の人に幸せを感じて貰えるように心がけることはとても素晴らしいことです。
自分だけではなく人のために行う「善い行い」をされていると良い結果につながるでしょう。
また、あなたの命は、あなたのものであって、あなただけのものではありません。
みどりさんのことを大切に思われている方の為にも、みどりさん自身のことを見つめ直してください。
今は考えられる余裕はないかもしれませんが、他の人の幸せを考えると同時にご自身の幸せも考えらえるようになればよいと思います。
今後のみどりさんが前向きになられるようにお祈りしております。
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ご返事ありがとうございます。
自分のペースで、ゆっくりで良いと思います。
今回の経験も糧にしていってもらえれば幸いです。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
人のために善い行いをすることを、いつも忘れずにいようと思います。
あと、人に優しくして貰ったときのありがとうも忘れないようにしようと思いました。
感謝より申し訳ない、とかの気持ちが勝ってて、きちんとお礼できてないかもと気づけました。
自分の命についても考えるきっかけになりました。ここで命を投げて、私を大事に思ってくれる人を悲しませるならば、生きて、その命の限り善い事をしようと思います。
そして、自分の幸せについても。
今は自分が大嫌いで許せなくて、幸せになってはいけないと感じているので、考えるのが難しいです。
でもいつか、自分のやったことをうけとめつつ、少しずつ考えていけたら、それはとても幸福なことだろうなと思います。
長い文ご回答頂きありがとうございました。
これからも苦しくなったらまた読み返します。
お時間をさいて頂いたこととてもありがたく感じます。
言葉が纏まらず、読みにくいかもしれないですが、お礼の文とさせていただきます。
本当にありがとうございました。