夢に出てきた、亡くなった祖母の様子について。
お世話になります。
先日、4年前に亡くなった祖母が夢に出てきました。
リフォームする前の実家の居間で、時間帯は昼間だったと思います。
祖母はなにやら怒っていて、私はずっと聞き手に徹していました。
内容はよく分かりませんでしたが、「双子姪だか従妹だかのせいで苦労した、つらい思いをした」というような内容だけは聞き取れました。
私のことを怒っている様子ではなく、祖母の姪や従妹にあたるような人に双子はいません。
いったい祖母はなにに怒っていたのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
夢と現実とは違うのではないでしょうか
明恵上人は精進に沿うような夢を見ていたようで、歴史的にも評価されていますが、私のような次元のお坊さんは、夢のなかで小用を足したくてトイレを探し回ったりしている夢を頻繁に見ます。トイレは幾重ものカーテンに遮られていて、やっとたどり着いたら床が斜めになって使い物にならない、なんて夢です。起きてトイレに行かないと解決しないですね。
夢は見たくても見れないものですが、過去の経験や潜在意識にあるものが、論理的に整合性をもたない形で出てくることが多いですね。いつも正夢を見るひとはまれではないかと思います。
あなたの夢にでてきた祖母も、メッセージを伝えに来たのではないかと思います。
あなたの夢のなかの出来事です。祖母の霊前にお香を焚いて合掌して思いだしてあげてください。祖先を忘れてしまって思い出しもしない人も多い薄情な時代ですが、夢をメッセージではないかと思う気持ちは大切にしたいもの。
私たちの今日があるのは祖母あってのことです。
質問者からのお礼
山内和尚様、ありがとうございました。
よくよく考えてみれば、私はお祖母ちゃんっ子のうえ、両親が私をあまりかわいがってくれず、家族旅行にも連れて行ってもらえず、祖父母と留守番をすることが多かったので、和尚様のおっしゃるとおり、まさに今の私があるのは祖母あってのことだとしみじみ感じました。
祖母がいわんとしたことを、もう少しゆっくり考えてみたいと思います。
ありがとうございました。