四十九日を迎えます
何度かご相談させていただいておりました、主人のことです。
闘病していた主人が、昨年11月に亡くなりました。最期の最期まで一生懸命に生きてくれました。もっともっと生きていてほしかった。それが今の想いです。
亡くなってから二度ほど主人の夢を見ました。最初は姿が見えなくて、曇り空の中、一生懸命探して歩く夢でした。どこに行ってもいなくて、私は泣いていて、起きた時も泣いていました。主人は私と会いたくないのかな、もう会えないのかな、と悲しくなりました。
その数日後、また夢を見ました。家族みんなで自宅でワイワイといつも通りの雰囲気で、私が主人に抱き着いたら、抱きしめ返してくれて、頭をなでてくれました。よしよし、頑張ったな、という雰囲気がありました。顔もふっくらして、病気をする前の顔をしていました。その夢を見てから、もう病気も治ったんだ、よかったな、と、そして、主人はこの家にいて、今も私たちを見守ってくれていると、とても安心しました。
もうすぐ主人の四十九日です。最近あるお話で、人は亡くなって四十九日がたつと、この世での記憶が薄れていくと聞きました。成仏して空に行くにはこの世の記憶を消さなければならない、と。それは本当なのでしょうか?その話を聞いてから、なんだか、自分から主人が離れていく(引きはがされる)ように感じてしまい、より悲しみが増してきてしまいました。主人の夢を見た後だったので、よけいも辛く感じているのかもしれません。
用事を足しに出掛けるのも辛く感じるようになり、家から出ることが怖く感じるようになりました。
主人にはこれからも幸せであって欲しいと願っています。そのために私はどんな気持ちを持てばよいか、できることはなにか、教えていただけたらと思っています。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
手を合わせましょう。いつでも亡き人が待っていてくださいますよ
夫さまが、ご往生なさったのですね。あなたとともに、人生を駆け抜けていかれた。そのお姿、想いは、いつまでもあなたを支えてくださることでしょう。
とは言っても、ご家族の皆さまにおかれましては、あまりにも早い別れとなり、これからも一緒に生きるであろう未来を描いていたのに、もう隣にいてくださらない現実が、あまりにもお辛いことでしょうね。
夢の中で、出会うことができたのですね。声を聞いて、笑ってくれていた人。このままそばにいてよ、行かないでよ、私をひとりにしないでよと、寂しくて辛くて、苦しいことでしょうね。
どんなに愛おしい人であっても、必ず別れていかなければならないこの世の無常に、私たちの限られた命を気づかされますね。
時間が経てば記憶から薄れていくという話は、私は聞いたことがありませんよ。一緒に生きてきた人なのです。その記憶、思い出は、どこまでも深く心に残っていくことでしょう。
また、私ども浄土真宗の仏様、阿弥陀如来は、別れていかねばならない心残りの気持ちまで救いあげてくださり、還っていく縁(はたらき)をも結んでくださるのです。
夫さんは、あなたや家族を想い続けて、手を合わせるご縁、仏様とのご縁をこれからも繋いでくださることでしょう。寂しいからこそ、悲しいからこそ、手を合わせましょう。そこに、いつでも亡き人が待っていてくださいますよ。
南無阿弥陀仏
夢の中で頭をなでてくださった温もりは、消えることはありません
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
ご主人様とのお別れからまだ日も浅く、深い悲しみの中にいらっしゃることと存じます。そのような中でご覧になった二度目の夢、ご主人様が病の苦しみから解放され、以前のようなお元気な姿で、あなたを優しく抱きしめてくださったとのこと、本当に何よりでした。「よしよし、頑張ったな」というお姿こそが、お浄土で仏さまとなられたご主人様の今の真実のお姿に他なりません。
ご不安に思われている「四十九日を過ぎると記憶が薄れる」「成仏のために記憶を消す」というお話ですが、浄土真宗の教えにおいては、そのようなことは決してございませんので、どうぞご安心ください。
浄土真宗では、亡くなるとすぐに阿弥陀さまのお救いによってお浄土へ参り、仏さまにならせていただく「往生即成仏」と考えます。仏さまになるということは、記憶を失って遠くへ行ってしまうことではありません。むしろ、いつでも、どこでも、あなたのそばに寄り添い、あなたを護り導く「はたらき」となられたということです。
四十九日は、ご主人様が遠くへ離れていく日ではありません。ご主人様がこれからは仏さまとして、あなたの人生をご一緒くださることを確認させていただく大切な節目です。
夢の中で頭をなでてくださった温もりは、これからも消えることはありません。ご主人様は、あなたが悲しみに閉じこもるよりも、その温もりを胸に、少しずつでも前を向いて歩まれることを願っていらっしゃるはずです。どうぞ怖がらず、ご主人様と一緒に生きるつもりで、穏やかな日々をお過ごしください。
拝
縁起寺 釋聴法
ご縁は深く濃くなっていくのです
拝読させて頂きました。
あなたがご主人様がもう離れてしまうのではないかととても不安になっておられること読ませて頂きました。詳細なあなたやご主人様のことはわからないですが、あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
ご主人様が心から安らかになりますように心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
ご主人様は仏様や神様がお導きなさって下さり、先に往かれた親しい方々やご先祖様が優しくご主人様をお迎えなさって下さいます。ご主人様は親しい方々やご先祖様と再会され一切の迷いや苦しみから救われて心安らかになります。ご主人様はこれからもあなたや親しい方々を優しくお見守りなさっていて下さます。
あなたとご主人様とのご縁が薄れていくことは決してありません、これからも深くなっていくのです。ですからどうか安心なさって下さい。
いつでもどこでもどんな状況の中でもご主人様はあなたや皆さんのことを優しくお見守りなさっていて下さいます。ご主人様とのご縁は永遠です。
あなたがこれからもご主人様とのご縁を大切になさり、ご主人様があなたや皆さんを優しくお見守りなさっていて下さり、あなたや皆さんがお互いのことを思いやり幸せに生き抜いていかれます様に切に仏様や神様やご先祖様そしてご主人様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
そしていつの日かあなたが与えられた天寿を全うなさる時、必ず仏様や神様がお導き下さり、ご主人様がご先祖様を連れてあなたを優しくお迎えなさってくださいますように、あなたがご主人様と再会し喜び合い分かち合うことができますように心から仏様や神様やご先祖様そしてご主人様にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
質問者からのお礼
お返事をいただきまして、ありがとうございます。
四十九日を過ぎても今までと変わらずに、主人は私と息子を見守り励まし、支えてくれるのだと思うことができました。主人がこの世のことを忘れることで成仏するのであれば仕方がないと思っていましたが、そんな風に考えなくてもいいことを教えて頂けて、とても心が落ち着きました。
まだ会えなくなってしまった悲しみのほうが大きく、前を向く時が来るのだろうかと思ってしまいます。今は、主人とした約束や、いつも言っていた「自分の人生をしっかりと生き抜く」という言葉を忘れずに、心静かに毎日を過ごしていこうと思います。
本当にありがとうございました。
たくさんのお返事をいただき、ありがとうございます。
四十九日をすませ、主人は仏壇の中で主人の母と隣り合っています。母子家庭で育った主人にとって母はとても大切な人でしたので、今頃は二人でゆっくりといろいろな話をして、私たちを見守ってくれていることと思います。
目の前の現実に悲しさやつらさ、後悔やさみしさ、そういう気持ちのほうが強く、涙も出てきます。私自身もまずは日常の暮らしを取り戻していくことから始めようと思います。ありがとうございました。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )