この世こそ地獄
私はうつ病4年目です。
子供や親を養うために仕事を辞める事も休職する事も自殺する事もできません。
病気は治るわけもなく、毎日クタクタになって帰宅しています。
休日は、ほとんどベッドの上です。
疲れやすく、何もする気になれず、欲しい物もないし、テレビも読書も以前好きだったのに何にも興味を持てず、ただただ毎日なんとか『生きるしかない』状態です。
自分が不甲斐なく、『生きなくてはいけない』事に疲れ果てています。
死 とはなんですか?
地獄 とはどこですか?
極楽浄土 とはどこですか?
私は、
死 とは、無 になることと思います。魂とか怨念とかそんなものはなく、ただそこにいた人間が居なくなり 無 になるのだと思います。
地獄 とは、存在しないと思います。
もし仮に輪廻転生があるのだとしたら、今生かされている この世こそが 地獄 だと思います。
うつ病だと知ると平気で差別し偏見を持ち疎外されてきました。
今、死にたい人に安楽死を許可したら世界の人口はいったいどの位減るのか…そう考えていただけたら私が言う この世こそが地獄 と言う考えを理解していただけるのではないでしょうか。
極楽浄土 とは、存在しないと思います。
もし仮に輪廻転生があるのだとしたら、転生されなくなった時を表しているのだと思います。
私は今生かされていますが、状態からすればもう 無 なのだと思うのです。
まとまりの無い話になりましたが、このまま、この世で死んだ様に生きていく事に意味はあるのでしょうか。
家族を養う事は大切です。
ですが充分な保険に入っているので大丈夫だとも思うのです。
残された人の気持ち…と言われると辛いのですが、どの道人はいつか死ぬのです。
この先も生き続けなければならないならば、こんな私はどのような心持ちで生きたらよいのでしょうか…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
立ち止まって重荷の中身を見る
こんにちは、初めまして。
大変お辛い胸の内をお話くださって有難うございます。
お悩みのことでしょう。
「子供や親を養うため」に孤軍奮闘されているのですね。
ご病気を抱えながら、「毎日クタクタになって帰宅」「休日は、ほとんどベッドの上」という、心身ともに大変負荷のかかった状態かと思います。
前回のご質問も読みました。
「うつ病だと知ると平気で差別し偏見を持ち疎外されてきました」との意味がわかります。理不尽な扱いを受けつつも、踏ん張って来られたのですね。言葉に言い表せないほどの辛さだったでしょう。
私は、車で移動することが多いですが、時々その同じ道を歩くことがあります。
すると、いつもは道路標識と信号と、目立つ目印しか見ていなかったことに気が付きます。ここのお宅にはこんなお花が植えられている、掲示板にこんな事が書いてある等々と。
速い速度で何十メートル先を見つつビュンビュン過ぎているのと、ゆっくり立ち止まりながら時間を過ごすのとは見え方が違う、と思うのです。
あなたは、「極楽浄土」はないし、「地獄」は現実であり、「輪廻転生」は「仮に」を前提として様々な思いを巡らせているようです。私は、今、ここであなたにそれらのことについて述べようとは思いません。問題は、それらを語ることにはないと思うからです。
私があなたから感じるのは、車の運転方法とスピードの出し方で物事を見ている、ということです。
「どの道人はいつか死ぬのです」とあります。
それは事実です。しかし、少なくとも今ではありません。
あなたは、50km先の案内標識を見ている可能性はありませんか。
子供さんも、親御さんもあなたを金銭的な意味以外で、心の頼りにしているでしょう。それはあなたにとってとても重荷であることがあると思います。しかし、その重荷の中身は何でしょう。ゆっくり立ち止まって中身を見てみませんか。
おはよう、おやすみが交わせる命。
家族が食卓を囲む掛け替えのない時間。
子供さんの屈託のない声。
親がいるから自分が子であると気付く瞬間。
子供さんのあなたへの思慕
親御さんのあなたへの愛情
重荷は中身が詰まっているからこそ、重いのだと思います。
それは背負うだけではなく、開封する楽しみがある重さなのだと思います。
少し立ち止まって、荷物を置きましょう。
一息ついたら、中身を見てみませんか。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
私の気持ち、置かれている状況を考え、アドバイスをいただきありがとうございます。
おっしゃる通り50km先の標識を見ているのかもしれません。
でも今の私は、50km先の標識を見る必要があると思ってしまうのです。
自分の病気が善くならない事への焦りもあるのだと思います。
頑張らなければいけない。
でももう疲れて長く頑張れそうにないのです。
荷物の中身を見ている余裕すら作れないのです。
困ったものです。
このまま行ける所まで頑張るしかないのが現実ですね。
こんな私のどうしようもない弱音にアドバイスいただき、本当にありがとうございました。