地獄に堕ちたら詰み?回答受付中
また地獄に関する質問です。
地獄って最短でも一兆年位居なきゃいけないですよね?
流石に一兆年経ったら人類滅んでるんじゃないかと思うのですが、、、。
既に地獄に堕ちてる人はどれだけ改心しても2度と人間に生まれ変わる事はない、つまり仏教を学べないから救われないって事になりますよね?
お坊さんからの回答 2件
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お救いなさるよう祈ってます
拝読させて頂きました。
なかなかあなたが地獄にこだわっていらっしゃるなと感心させられてしまいます。あなたがその様に思うこともとても大切なことだと思います。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
悪行を重ねていけば自ずと地獄行きです、地獄で永遠に苦しみ続けるのです。それは自らの悪意や悪言や悪行によって報いを受けて苦しみ続けなければならないのです。
ですけれども、自ら心から反省し仏様や神様に心から懺悔して自ら謝罪して、仏様にどうかお救い下さい、と心から願い南無阿弥陀仏とお念仏おとなえなされば、決して地獄に落ちることはありません。
仮に地獄に落ちたとしても仏様が一瞬のうちに地獄から救い出して下さり、極楽へとお導きなさって下さいます。
極楽でも懺悔なさり謝罪して仏様から真理を教えて頂き覚りを得れば必ず成仏することができます。
ですから仮に地獄に落ちてしまっても大丈夫です。どうか安心なさって下さい。
あなたが地獄に落ちることなく救われますように、これからの未来を不安なく仏様を信じて安心なさって生きることできますように心から仏様や神様やあなたのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
そもそも「地獄に一兆年いる」のは本当か?
ご質問ありがとうございます。
確かに1兆年たったら、人間界は無くなってしまっていそうですね。
ですが、仏教には面白い捉え方があります、そこで面白い考え方をご紹介します。
「輪廻転生は「直線」ではなく「時間を超えた循環」である。」
多くの人は、「輪廻=死んだら未来に生まれ変わる」と思っていますよね
しかし、仏教の深層やインド哲学の一部では「時間」そのものが幻想(マーヤ)であるという立場を取ることがあります。
つまり輪廻とは「前→今→次」という直線的な流れではない
時間という概念自体が、迷い(サンサーラ)の一部であり、生まれ変わりは“時間の流れに縛られない”可能性があるということです。
ということは「過去に転生する」という驚愕の考え方もあるということです。
チベット仏教では、「高僧の魂が未来にだけでなく過去の人物に宿ることもある」という考え方が存在しています
時間は「相対的な認識」にすぎず、真理の次元(仏の世界)ではすべてが同時に存在しているという考えです。
もし輪廻が未来だけでなく過去にも向かうのだとしたら、こうなります:
あなたが今生きているこの時代も、誰かの“来世”である可能性がありますね。
つまり、魂は、地獄での苦しみを経た後、“仏法に出会える時代・世界”を選んで転生することが可能であるということです。
さらにここから私の勝手な解釈を申しますので本気にしないように
もし地球も輪廻転生し、生まれ変わり、異なる形で新しい“人間界的世界”を生むと考えられるなら、この“次の地球”や“別の次元の地球”に魂が転生し、再び仏法に出会うこともありえるということです
輪廻の本質は、魂がただ「生まれ変わる」だけではなく「学ぶための適切な場(=世界・時代・環境)」に引き寄せられて生まれ変わるのだとしたら…
地獄での苦しみは、カルマの清算であり、悟りへの準備で、清算が終われば、魂は時間の制限を超え、“適切な場所”に生まれ変わることができるのならば、それが未来でも、過去でも、あるいは別の地球でもいいのですよね。
地獄は「永遠に閉ざされた場所」ではない
地獄に堕ちた魂も、時間を超えて転生し、仏教に出会い、目覚めることができる。 地球という舞台もまた輪廻し、新たな学びの環境を提供し続ける。
よって、「救われる道が完全に絶たれる」ことはないと考えます。
質問者からのお礼
Kousyo様、古川様、回答ありがとうございました。
Kousyo様
はい地獄が気になって仕方がないですね笑
一兆年てめちゃくちゃ長いので救われなかったらどうしようと不安になって質問しました。
お陰で少し心が晴れました。
ありがとうございます。
古川様
とても興味深い考え方ですね。
輪廻転生が時間を超えた循環なら確かに仮に一兆年責め苦を受け続けても人間界に再度転生出来、仏法を学べるという事ですね。
また一つ賢くなれた気がします。
ありがとうございました。