地獄での過ごし方を教えて下さい回答受付中
自分は極悪人の様なので死後、地獄に堕ちます。
今も苦しいですがネット情報によると地獄はそれ以上の苦しみを最短でも1兆年以上服役しなきゃならないらしいですね。
途方もない時間ですが自分は人間界に相応しくない生き物なので頑張って地獄で生活しようと思ってます。
これは余談ですが昨日、地獄の夢を見ました。
自分は薄暗い洞窟の様な場所に居て目の前には魔物さえも近づく事を恐れる線路(恐ろしい何かが通過する所)に立ってました。
自分は地獄から抜け出す為に線路の先にあるトンネルに走ろうとしますが中々辿り着けず恐ろしい何かが警笛を鳴らして走ってくるので素早く安全な所まで逃げました。
逃げ遅れた人達が居たのですが彼らは恐ろしい呻き声を挙げて苦しみ出します。
夢はここで終わりました。
以前から自分は人からよく嫌われるし憎まれ口も叩かれるので薄々、極悪人の自覚はありました。
虫も沢山殺したし、嘘もついたし、悪口も言ったし、今思い返せば人が嫌がる様なちょっかいも出しました。
他にも恐らく自覚してないだけで悪い事をしてるでしょう。
そんな極悪人の私が地獄に堕ちるのですが地獄で生活する際の心得、或いは模範的な生活の仕方があれば教えて下さい。
お坊さんからの回答 3件
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あなたが救われたいと心から願えば
拝読させて頂きました。
あなたはご自分が犯したあまたの罪悪により地獄に落ちると思っているのですね。詳細なあなたのことやあなたがなさった罪業の程はわからないですが、あなたがそう思っておられること受け止めさせて頂きます。
具体的にどれ程の長い間どれ程の苦しみぬかなければならないのか詳細にはわからないですが、想像を絶する筆舌に尽くしがたい耐えられない苦しみが永遠と思えるほどに続くのです。その苦しみの中で耐え続けることは大変だと思います。とはいえどこにも逃げ場はありません。ですからひたすら苦痛の日々を過ごさなければならないでしょう。
あなたが地獄に行きたくないのであれば仏様に、「どうか地獄に落ちない様にお願いします、仏様の極楽浄土にお救い下さい、どうかお願いします」と心から願い、「南無阿弥陀仏なむあみだぶつ」と心からおとなえすれば、必ずあなたの臨終の時に仏様や観音様や菩薩様やあまたの神様があなたをお導きなさって下さいます、あなたを一切の痛みや苦しみからお救いになさって下さいます。
そして仏様や観音様や神様のもとにて今までのあなたの一切の罪悪を心から懺悔なさり、心から仏様や神様に謝り、今までの悪意や悪言や悪行を改め善き考えや言葉や行いをするようにお誓いなさり、仏様から正しい教えを受けていけば必ず身も心も清まり、一切の悪業は消え去り仏様や神様に許されます。あなたの迷いもあまたの苦しみからも救われ何の憂いもなく親しい方やご先祖様と一緒に安らかにご成仏なさります。
いかがでしょうか?
あなたのこれからの生き方もしっかりと見つめ直していきましょう。
よくよくお考えなさって下さいね。あなたが心から安心して仏様や神様に救われます様に切にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
なんまんだぶつ
そんな悠長な。
なるほど、自分は悪行を重ねてきたから地獄に落ちるんだと。どうせ決まってるんだから、という質問ですね。
そこには自分に対する真摯そうな目線があるようにも思えますが、一方ででは無力感みたいなものを感じます。
我々が、「じゃ、地獄へ行ったらこう過ごすと良いよ」と説くことはできますが、だからと言って「このまま地獄へ行けば良いよ」などとは決して思っていません。何より、そっちでは「よし、こう生きよう」なんて悠長なことは言っていられないだろうからです。
この世でさえ私たちは、蚊に刺された痒みさえ我慢できない存在です。ましてや地獄に落ちたら、理性的になんていられるはずがありません。
ですからせめて、自分の至らなさに、駄目さに気づいた現世でこそ、何とかしておかなくては、とお坊さんたちは話しているのです。
「今までは悪事を重ねてしまった。だけどこれからは、少しでもそれを減らしていこう」という決意につなげないことには。「どうせ地獄行きなんだから、まぁいっか」と言わせる訳には行かないのです。
私たち坊さんも、やっぱり生き物の命を頂いてしか生きられません。嘘もつきました。人を悲しませたことも、ガッカリさせた事もあります。これからも、そんな業を作ってしまうことはあると思います。
だから、少しでも善行をしよう。選べるなら、良い事をしよう。最終それがプラスになるかマイナスかは分かりません。けれど『羅生門』でカンタカが「いや、私は一度だけ、蜘蛛を助けたことがあった」と叫んだように、何か自分でも正しい事をした。それを人生の支えにする。
自分でなんとかできる事もあれば、叶わないこともあるでしょう。そこは「南無阿弥陀仏」と仏様におすがりする。何とかして下さいと、助けを求めて良いのです。
それが、この世の処し方であると思いますよ。自分の至らなさを気づいているあなたにだからこそ、この言葉が届けと祈ります。
質問者からのお礼
Kousyo様、泰庵様、ありがとうございます。
念仏を唱えて心から懺悔出来る人間になれる様に頑張ります。
Kousyo様、いつも回答ありがとうございます。
心から懺悔する。これが意外と難しい行為だと私は思っています。
自分の犯した罪は想像以上に重く、今回の質問に記した罪を懺悔するとなると普通なら夜も眠れなくなるほど後悔の念に晒されたりする筈なのに私はというと夜はぐっすり寝てしまいます。
懺悔の心は一朝一夕で出来る物ではないので普段から自分のペースで精進していきたいと思います。