卒業した教え子が好き
高校教師をしているのですが、卒業生が好きです。時々顔を合わせる機会はあり、会うたびに元気をもらっています。
彼は私自身持っていないものをたくさん持っている人で、若いけれど人間的にも本当に尊敬できる人です。
私は、自分自身の教師としての適性に未だに自信が持てません。
でも、励ましてくれる同僚や、私を教師として認めてくれる生徒、そしてその彼に恥ずかしくないよう、諦めたくない一心でなんとか仕事をしています。
彼への気持ちは何度も諦めようとしました。自分自身に満足できないし、何より歳も立場も違うので。
しかし、もっと前向きに仕事や毎日の生活に向き合えた先に、もし彼との距離を縮められたら嬉しいと思うようになりました。
しかし、毎日つらいという気持ちが勝ってしまっています。
どうすれば、仕事や生活、この感情に前向きに向き合うことができるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
卒業した教え子は、元教え子。
気分のスープから具材を取り出す
毎日毎分毎秒に心と身体に起きる現象は、瞬間瞬間ごとに新しい、別々のエピソードです。
仕事、私生活、恋愛などもそれぞれが別々の素材です。
たとえば、悲しいお葬式の日でも、水道の蛇口をひねる瞬間には、わざわざ悲しみながら手を動かす必要はありません。
ネガティブな感情・気分のスープに、たくさんの色とりどりのエピソードの具材を一緒くたにぶち込んでしまわず、
一つ一つの素材を味わいましょう。
昨日の憂鬱を今日まで引きずっても、メリットはありませんからね。
エラーをしても、次のプレイ時には気持ちを切り替える。
ただそれだけで、人生のプレイヤーとしての能力が上がるかもしれませんね。
教え子さんとの恋愛は、年齢差を考えると、相手からよほどのアプローチがないかぎり、遠慮しておいた方が無難でしょう。
たくさんの出会いをつくれば、他にも魅力的な相手は世の中にいくらでもいます。
それは相手(教え子)も同じで、先生以外にも魅力的な異性が世の中にたくさんいることに、いずれ気付く可能性がありますよね。。。
質問者からのお礼
願誉浄史様
お答えいただきありがとうございます。全ての行動を憂鬱のスープに浸してしまっていると改めて感じました。うまく行くことも、いいこともあるのに。
教え子のことに関しても、誰かに止めてもらいたかったのかもしれません。素晴らしい子なので、色々な世界を見て欲しいです。
私も道半ばなので、人生のプレーヤーとしての力を上げていきたいです。
和田隆恩様
お答えいただきありがとうございます。確かに先送り癖があります。憂鬱だったり苦手と思っていることだと余計に…常に逃げ腰で、ちゃんと人や物事に向き合えてないと思います。
冒頭のお言葉は素直に嬉しかったです。色々な人や事に向き合ってみて、自分自身が変化した先にあるのかないのか。まずは目の前のことに前向きに取り組んでみます。