嫌なことが続くときの考え方について
他人にとっては本当に些細なことですが、私にとってはかなり嫌なことがずっと続いています。
例えば最近(ここ数ヶ月)のお話を挙げます。
仕事面では、初めてやる内容なのに上の人がきちんと指示&確認してくれない。
そのせいで戻りが大幅に発生、毎日残業。
「分からない事は質問して」と言うくせ、質問すると「そんなの普通にやればいいだけ」といったまともな回答が貰えない(結果仕事が遅延)。
大事な日に限って家族が体調を崩し、コロナ禍の影響もあり自宅待機を命じられ、周りに迷惑をかける。などなど…。
私生活では軽い交通事故に遭う。
割と高価な買い物をして、その帰り道買ったものを紛失する(見つからず)。
どうしても行きたかったライブのチケットを友人が当ててくれたけど、友人が行けなくなったことで自分の参加も叶わなくなる。
予期せぬ出費が重なる。
もうすぐ誕生日で、出かける予定を考えていたら誕生日当日に台風直撃の予報で中止。などなど…。
何をやっても上手くいかないしツイてないしで疲れました。
こういうときどのような心持ちで過ごしたらいいのでしょうか。
あまりにも毎日続くので「こういう日もあるよね」みたいな考え方には全くなれないし、前向きにもなれず、かといってこのことで頭の中を占めてても辛いだけで、複雑です。
いっそ死ねたらいいのにと、これ以上生きていたくないと真面目に思っています。
人生運がないほうではありましたが、塵も積もれば山となるという諺があるように、不運が立派な山となりすぎて悲しいを通り越して虚無です。
気持ちが楽になれる方法を教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一つ一つを別の問題と見る
塵も積もればというのは正にそのとおりです。
そこに、悩み苦しみや怒りストレスを増やしてしまうからくりがあります。
一つ一つのエピソードは、別々の案件です。
それをまとめて「山」として考えると辛くなります。
「今・ここ」の一歩一歩に分解して考えた方が楽です。
たとえば台風で予定が中止になって昼寝しているのと、もともと予定がない休日に昼寝しているのと、今の場面だけを見たら同じです。
生きるのことは、呼吸しながら筋肉を伸縮させる単純な動作を組み合わせているだけです。
今の一瞬に必要な動作は、たいした動作ではないのです。
人生は、悲しいお葬式の晩にお笑い番組で爆笑しても良いのです。
もっと不謹慎に不真面目に気楽に生きてみましょう。