マウントを取ってくる人
何かにつけてマウントを取りたがる人に困ってます。
ちなみに
『マウントを取る』というのは、
『自分が得意なことや専門分野としていることを、それが出来ない人や苦手とする人達に対して嫌味っぽく自慢するあるいは貶す行為』のことを指します。
彼には昔から人を見下す癖があり、
「自分は優秀で、周りは馬鹿ばかり。だから自分がこうして指南してあげなければいけない。」という傲慢な考えの持ち主です。
『何が何でも一番、もしくは上の立場でなければ気が済まない』
そのためには、卑怯な手も使うような人です。
一緒にゲームをした時も、
全くルールや操作方法のわからないものを強制的にプレイさせられ、
一方的な出来レースを展開して自慢する。
説明書を見ようとすると、取り上げられる。無論、教えてもらえない。
私がゲームを手放すと、「雑魚のくせに努力しないから、お前はいつまでたっても負け犬なんだよ」と鼻で笑われました。
私が趣味で料理を始めると、すかさず料理本を買ってきては
私と全く同じ料理を作る。
そして、私の料理を「気色悪い」「不味い」と吐き捨てる。
多くの人に好評だった料理も、「まぐれの料理でこのレベルとか(笑)」と一笑に付されました。
服を買うと全く同じ服を買ってきて、
「お前が着るとブランドのイメージダウンだろ」とケチをつける。
他人の失敗には露骨にため息をついて、頭を大仰に横に振るといったことをする。しかし、自分が失敗した時はヘラヘラしながら誤魔化そうとする上に、指摘したら逆ギレです。
私は人並みに能がある人間ではないし、
一つを覚えるのにかなり時間がかかったりする相当な不器用です。
彼のほうが社交性があり器用なので、
生来の外面の良さと合わせれば他人からの評価は
彼の方に軍配があがることは否めません。
そんな無才な私をいつまでも目の敵にして、ただ狭い世界で自分の優位性を必死に守ろうとしている彼の姿を見るたびに「あぁ、なんて臆病で可哀想な人だろう」とこれまでは黙認していました。
今では離れた場所に暮らしているので、会う機会はそうそうありません。
しかし、日々暮らしていて些細な不注意をしてしまう度に
頭の中を彼が過ぎっては不快な気分になります。
知恵をお貸しください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
動物と同じ
動物の中には、特にオスには、群れの中で順位をつける習性を持った種類がたくさんいます。
その彼は、動物並みの知性なのでしょう。
適当に相手しても良いし、付き合いをやめても良いでしょう。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
拝読させて頂きました。
その方がさぞかしつまらない人生を歩んでこられ、これからもつまらない人生を歩んでいかれることでしょう。本当に気がついた時にはむなしさしか残らないでしょう。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」です。
本当に豊かな人や素晴らしい方は決してそのような愚かな考えや言動を致しません。本当に尊い方々は誰に対しても誠実で謙虚で慈しみのお心をお持ちになっています。
あなたが目指されるあなたの人生はいかがでしょうか?あなたが本当に尊いと思われる方々はどんな方でどんなことを思いお言葉になさり行動なさっておられるでしょう。
ゆっくりとあなた自身お考えなさってみて下さいね。
あなたがこれからの未来を皆さんと心から仲良く充実なさって幸せに生きていかれます様心よりお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
願誉浄史 様
回答ありがとうございます。
御礼が遅れて申し訳ありませんでした。
そうですよね。本当にもう『世界が狭いんだなぁ』と可哀想になってきます。
人間生きてれば嫉みや恨みに取り憑かれることだって結構あると思います。
嫉妬なんて他人の才能を高く評価していることの裏返しのようなものですから。
ただ、そんなドス黒い感情を自分でも嫌なのに、他人にぶつけて憂さ晴らししようとする他人の気が知りません。尤も、理解できたとしても必要以上なお付き合いをしたいとは思いませんが。
Kousyo Kuuyo Azuma 様
回答ありがとうございます。
お礼が遅れてすみません。
『実るほど頭を垂れる稲穂かな』
いい言葉ですね。
言葉の並びが表す景色の雄大さに加えて、知識人の謙虚さを稲穂に準える表現の的確さ。何から何までとても美しいです。
私は人並みに物事を要領良くこなせる程に器用な人間では無いですが、
だからこそ他人の持つ魅力に気づけるようになっていくものではと考えています。
私が理想とする人生は、自然に囲まれて暮らすことですね。
私が尊いと思う人は、他人の多様性を理解して思いやりのできる、愛情や慈しみに溢れた人です。