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蝶々となって帰ってきた母だったのか?

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有り難し有り難し 11

2回目の質問となります。どうぞ宜しくお願い致します。

昨日、用事があり実家に帰省していました。父が外出したので、私がひとり留守番をしていました。

ふと窓の外を見ると黒い蝶々が飛んでいました。すぐ飛んでいくだろうと思い、気にも留めませんでした。しかし、その蝶々は30分以上も窓の辺りや外壁に止まっていました。

よく亡くなった方が蝶々等の別の姿になって家族に会いに来ると聞いた事があったので、まさか…先月亡くなった母が帰ってきたのかもしれない…と思い、私は窓際に近寄りました。

蝶々は外壁に止まり、羽を閉じたり開いたりし始めました。私は思わず「お母さん…会いに来てくれたの?」と蝶々に問いかけました。するとその蝶々はものすごくゆっくり羽を閉じ始めたのです。私の問いかけに答える様に…。

私はこの蝶々は絶対にお母さんだと確信しました。外出から帰ってきた父にこの蝶々の事を伝えると泣きながら「お母さん、◯◯が可愛くて仕方なかったんだよ。だから会いに来たんだなぁ…」と言いました。

この蝶々はお母さんだと思っているのですが、亡くなった方が別の姿になって帰って来るという事はあり得る話なのでしょうか?もし、この蝶々がお母さんだったら、私はとても素敵な体験をしたな…と思います。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

生き物の命

カーミーさま

チベット仏教では、今世の母のみならずに「その生き物は、もしかすると前世、過去世での母であったのかもしれない」と、人間以外の命についてもできうる限りに大切に扱います。

もしか致しますと、今世の母であったのかもしれませんし、過去世におけるどこかでの母であったのかもしれません。

どうしても人間は自分の都合で、生き物に対しても外見等にて好き嫌いが生じてしまいますが、アリ、ミミズやゴキブリも同様に、もしかするとどこかでの母であったのかもしれないと思えますと、平等に少しでも大切に致したいところとなります。

川口英俊 合掌

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有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

川口様

ご回答をありがとうございます。
今世でも過去世でも、きっとあの蝶々は 母なのですね。蝶々と一緒にいた時間はまるで母と過ごしていた様な感じがしました。素敵な時間でした。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ