夢に縋り付いてしまう
私は俳優になるのが夢でした。
通信制高校から系列の専門学校に通うつもりでしたが、家が生活保護を受けているので学費の不安や自分でアルバイトなり努力して夢を追うのを躊躇い、就職しました。
それから3年経ち、好きな舞台が出来たことでまた俳優を目指したいと思うようになりました。ですがなんの特技も技術も無いまま20歳を過ぎ、しかもうつ病と診断され毎日生きるのが辛い状態です。
毎日、学生時代に勉強や他の習い事を頑張らなかったこと、諦めずにがむしゃらに夢を追いかけなかったことを後悔しています。
今ではもう新しい世界に入り込むことも怖く、落ち着いた生活を崩してしまうのが恐ろしいです。
また、オーディションに受かっても結局何年もギリギリの生活を続けながら大成するかも分からない夢を追いかけないといけないという現実に怯えてしまいます。
それでも輝かしい世界に憧れて縋り付いてしまう自分がどうしようもなくて、成功した人たちを羨ましく思う自分が大嫌いです。
このままだと自分の支えになってる好きな舞台まで見れなくなりそうで怖くて、この先死ぬまで夢を叶えられなかった私を抱えて生きないといけないのが辛いです。
どうしたらキッパリ夢を諦められるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
私にはまだ夢を諦めたくないと聞こえますよ
はじめましてみゆさん、よろしくお願いします。
お近くにゲシュタルト療法のワークショップをしているところがないか探してみてはいかがでしょうか?
そこで、諦めるか諦めたくないか決めた方が良いのではないか?と私は思います。
なぜなら、うつ病になってしまったとか、いろんな事が後になって後悔に繋がる気がするからです。
もしかしたら、うつ病になってしまった要因にキャリアも関係があるかも知れません。
是非、ゲシュタルト療法で「怖い」を感じ切ってみてください。
ゲシュタルト療法は俳優に近い要素がある心理療法なんです。説明するより、行った方が早いです。
また、技術もないと書かれていますが、みゆさんはまだまだお若い。若さが何よりも強みになりますよ。他の人と比べるのはナンセンスです、俳優なら特に。
そして、今のお仕事も俳優にいかせますよ。繋がっていると思います。なかなか出来ないお仕事です、素晴らしいと思います。
キャリアはパッチワークのように繋ぎ合わせていけば、キャリアデザインの作品になります、唯一無二の作品です。
もし、お近くにゲシュタルト療法のワークショップがなかったら、ZOOMで怖いを感じ切ってみませんか?私と。
私が寄り添いますから安心してくださいね。
勿論、これも強制・強要はしません、ご安心くださいね!
私は30代前半からカウンセラーを目指しました。
大学病院に入院したり、失声症になりました。本当に遅咲きでした。今は後悔のない人生です、お陰様で。
諦めたいときは、諦めるで覚悟をしましょう。
それはhasunohaのお坊さんに言われたからと言い訳はできなくなります。アドバイスをされたとしても、決断、選択をしたのは自分ですからね。
たとえ、俳優になれなかった、デビューができなかったとしても、柔軟に考えて似たようなお仕事が探せるかも知れませんしね。
応援しています。
いつでも声を掛けてくださいね
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諦められないのなら、諦めることを諦めてください
みゆさん、こんにちは。あなたのご相談、拝読致しました。キッパリ夢を諦めたいのに諦められない、ということですね。わたくしは思うのですけれどもね、諦められないものはどうやっても諦められないのではないでしょうか。諦めようとしてこの先いっときは諦められた気がすることがあっても、また再び後々引き摺ってしまったりするかもしれません。ですから、諦めること自体を諦められることを、拙僧はおすすめ致します。
ひとが強く思った(想った)ものを諦めるには、それ相応の“時間”と“経験”が必要です。今すぐ諦めるのではなく、時間をかけて、経験を積みながら、諦めてゆけたらよろしいのでは? ひとはそれぞれその人生のなかで様々な夢を見ますが、人生そのものも夢のようなものではないかなとわたくしは思います。夢の中で見る夢のせいで、ほんとうの夢を失ってしまうとしたら、それはあまりに「勿体無い」ことでございます。せっかく、一生懸命生きられているのに、自分とひととを比べたり、少しでも勝れるよう出来ぬ事ばかりしなくてならないように思わされ、そうしたことが知らず知らず恒常化してゆく社会のなかで、背負いたくないものを背負わされてしまったり、、、そうして「ほんとうの夢」を見失ってしまえば、それがために不安になり、心細くもなり、生きる意味(あるいは生き甲斐)などを考えてしまう。そして、現実という夢のような世界の美しさを楽しむことを止めてしまうのですね。ほんとうに「勿体無い」ことではないでしょうか。
それから、みゆさん。これはご自身ではあまりお分かりにならないかもしれませんが、みゆさんはまだお若いですから、社会的にもまだまだいくらでも挑戦が許されますよ。ぜひ、ご自身の感性をいかして、現実をよくよく見極め、自分自身の人生を一生懸命“丹念に”生きてくださいませ。これから先も、ますます多くの事に気が付いてゆかれ、気が付いた分、必ずや視界は開けて来るはずです。
今はまだ(キッパリとは)諦められないのだという現実を受け入れて、そのうえであなたなりに前を向いて生きてゆけたら、それほど望ましいこともございますまい。と拙僧は思うのですよ。どうか、“これから”を丹念に紡いでいってくださいませ。陰ながら、あなたの本願成就、自己実現を心よりお祈り致しております。
そわか合掌
質問者からのお礼
お二人ともありがとうございます。
もう一度考えてみて心を持ち直せるよう頑張ります。