自殺した後輩について
先週の日曜日に友人が自殺をしました。
職場の後輩でしたが、よく食事に行ったり遊んだりして本当に仲良くしてくれていました。
その友人の供養についてご相談があります。
友人は一人暮らしの家で自殺し、今はご家族と一緒に故郷の京都に帰っています。
お線香を上げたいのですが、亡くなった一人暮らしの自宅前でお線香を上げることは良くないでしょうか?
本当は直接お線香を上げに行くのが良いとは思いますが、
ご家族もまだ御多忙の時期である事(お線香をあげたい旨を伝えましたが、家族葬でするから大丈夫だと伝えられました)
仲の良かった後輩が私以外に数名いますがその人達と全員ですぐ京都に赴くのは難しい事(職場が同じなので共通した休みが取りづらい現状です)
等の理由があり、すぐには行けない状況です。
ですがやはりしっかり成仏できるように、みんなあなたの事が大好きだったよという事を伝える為に、早くお線香をあげたい気持ちがあります。
しかし亡くなった場所でお線香をあげてしまうと、亡くなった方がその場に留まっているという意味になってしまうとも聞いたので、それは絶対に嫌です。
ちゃんとご家族と一緒に安心できる場所に帰って欲しいと思っています。
拙い文章で大変申し訳ございません。
何かご助言頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今はご家族のお気持ちが大切です。
あこさんのご心痛お察し申し上げます。
又、ご友人のご冥福をお祈り申し上げます。
あこさんのお気持ちもよく分かりますが、亡くなった友人の自宅の前でのお線香は止めておきましょう。
よく、交通事故とか災害現場での弔いのお花を上げたり、お線香をお供えしたりとありますが、それも間違いではありませんが、今回の場合は、個人的な意味合いが大きいので、仮に、他の友人と、その自宅の前でお線香を上げるという行為は、他の近所の方からすれば、とても不快に感じると思います。
あくまでご供養ですから、関係のない方にまではそのような行為はお見せしないことも大人の対応として必要です。
今は、このお気持ちで充分伝わっていますし、成仏するとかしないとかの問題でもありません。
しばし、時間がたって、ご家族も落ち着かれ許可されたのちに伺えばいいです。
このような状況の時の、ご家族のお気持ちを最大第一にお考え下さい。
あこさんのお気持ちは伝わっていますのでご安心ください。
それぞれの思いを込めてご供養なさって下さい
拝読させて頂きました。
大変親しくなさっていらした後輩の方が突然お亡くなりになられてあなたも周りの方々も大変驚かれたことでしょう、そして悲しい思いや後悔をなさっておられることでしょう。お気持ちお察しします。
おそらくはご家族の方々も大変悲しみにくれておられ辛い思いをなさっておられることと想像します。ましてその方のご実家が遠方であるならばなかなか直接お悔やみに伺うことも現状難しいのではないかと思います。
またお亡くなりになられた場所も詳細な状況はわかりませんけれどもアパートメントやマンションだったりするでしょうからお線香をあげることは現実には難しいかとも思います。
今はコロナウイルス感染症の流行が収まっていないさなかですから先ずはあなたもご友人の方々もそれぞれに心の中で真心こめてご供養なさることが望ましいのではないかと思います。
私もその方が仏様に救われます様心を込めご供養させて頂きます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その方は必ず仏様がお導きなさって下さり、親しい方々やご先祖様方がその方を優しくお迎えになって下さいます。そして一切の迷いや苦しみから救われて親しい方々と一緒に心清く円満にご成仏なさります。
あなたやご縁あった方々とその方とのご縁はこれからもずっと続いていくのです。その方はいつでもあなたや皆さんを優しく見守っていて下さることでしょう。
あなたや皆さんが抱えていらっしゃる悲しみやさみしさはなかなか消えることはないと思います、どうかその方に手を合わせてその思いも込めてその方を真心こめてご供養なさって下さいね。あなたや皆さんの思いは必ずその方に届いていきます。
また時間が過ぎてコロナウイルス感染症の流行が沈静化してご遺族の皆様も落ち着かれた頃にできれば一度ご実家やお墓にお参りなさってお線香をあげたりお花をお供えなさってみて下さいね。きっとその方は待っていて下さるでしょうからね。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
とても優しくお答えくださり、少し気持ちが楽になりました。
きっとすごく辛い思いをして死んでしまったから、苦しみから解放されていてほしいと切に願います。
今は心の中でその子の事を想います。
落ち着いたら必ずその子の好きなものを沢山持って、みんなで会いに行きます。
優しくご助言頂き、本当にありがとうございました。