元カノと連絡をとっていた旦那を許すには
旦那が元カノと連絡をとっていました。私と付き合ったことを知った元カノが、私の悪口などを旦那にLINEしていました。そこで旦那は、私をかばうでもなく、同調するような返信をしていました。相手を逆上させないためと言っていましたが、私にとっては許せない事でした。私が問い詰めたら吐きました。私は先日妊娠が分かったばかりで、一人育てることを考え別れ話をしました。旦那は謝り、もう一度やり直したいとのこと。どっちにも嫌われたくなくいい顔をしていた、と言っています。いろいろな言葉を言われましたが、信用できず。ただ、私の中には、好きなので別れたくないという思いもあります。でも裏切られたことが悔しく悲しく、この気持ちをどうしたらよいものか。別れたくないけど続けるための気の持ちようも分からず。赤ちゃんのためにもこのストレスから解放されたい、気にせず生きたいという思いです。それが今は難しく困っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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夫婦は唯一無二の絆
こんにちは、初めまして。
あなたのご質問の一番のポイントは何だろうな、と文章を見ながら考えました。私は「どっちにも嫌われたくなくいい顔をしていた」、この1文にあると思います。
これは八方美人という言い方もできますが、奥さんを差し置いて、他の女の人でも自分にとっては良いということを暗に言ってるように聞こえます。
本来夫婦の絆は唯一無二のはずです。他の男性でも女性でもとって変わられるはずのない絆のはずです。それを置き換えが可能であるかのような言い方にあなたは一番失望したのではないでしょうか。
だから、ご主人にあなたとの絆を唯一無二のものであるということを、これから証明させてあげればよろしいのではないですか。
家事の手伝いなり、育児の手伝いなり、ちょっとした買い物なり、愛情表現なり。許す前に、ちょっと意地悪かもしれませんが、あなたの気がおちつくまで証明の時間をあげましょう。
それに応じる義務が旦那さんにはあるはずです。
必要のない両舌に付き合う必要ありますか?
たみさんへ
仏教の戒めに十善戒というものがあります。我々が日々より良く生きていくために守るほうがよい十項目の戒めの事です。
その中に不両舌戒があります。その意味は両者に機嫌を取らんがため、AさんにもそしてBさんにも気分を上々にするために揚げ足話を仕掛けることです。二枚舌ともいいますかねー。
お話を拝見するに旦那さまはまさしくその状態をたみさんに対してし続けていたように思うのです。いかがでしょうか?
しかし、我々は何かしらの複数の組織に属しながら生活をしています。その中で時に我々は二枚舌をどうしても使わなければならない状態になる機会が多いかと思います。物事を円滑にするために必要な場合があるのは事実です。
ですが、この場合とは明らかに異なるかと思うのです。なぜならば夫婦、生まれてくる大切な宝たる赤ちゃんという他人にとっては必ずしも関係しない組織です。二枚舌に裏打ちされた生活に信用を持てないあなたの気持ちはよくわかります。旦那さんを許せないのは当然じゃないでしょうか。
けれど、旦那さんをまだ愛しているあなたがいる状況では、生まれてくるお子様を思いながら愛する人と別れるのは厳しいと思います。仏教には懺悔と言う言葉もあります。法律的に許されない過ちは懺悔しても許されないのでしょうが、この問題に関して旦那様を一度許して差し上げて、これからどのようにして家族三人が他人との関わりを深めていくのが一度お話されてみるのはいかがでしょうか?
そして、仏教の言葉に仏の顔も三度まで!
堪忍袋の尾っぽが切れた!の言葉があるように旦那さんのその後に変わりがなければ悪因悪果もやむなしかと思います。ご自身と旦那様、そして生まれてくる未来の宝たるお子様のために最善の道を歩まれますようお祈りしております。
いつまでも皆さんお幸せに。
ご拝読どうもありがとうございました。
童楽寺 小林裕淳
気分が不安定な人にはパートナーが必要
家族のことや仕事のことなどで、第三者にグチを言うことは、世間ではよくあることではないでしょうか。
あなたにとって、それは「裏切り」と感じるのですね。
しかし、旦那さんがあなた本人に直接不満をぶつけていたら、あなたは平気だったでしょうか?
それはそれで、あなたは気分を悪くしたのではないでしょうか。
いずれにせよ、他人(家族含む)の言動に反応して気分・感情が左右されるのは、人生のドライバー(運転手)としては危なっかしい気がします。
そんなあなただからこそ、傍で見守ってくれるパートナーが必要なのではないでしょうか?
独りで子育てしていると、感情が乱れたときに気分転換させてくれる人がいませんので、しんどい気がします。
人間には誰にでも、欲・怒り・怠け・プライドの煩悩があります。
夫婦は、お互いの煩悩を許しあい慈しみあいつつ、ときにはパートナーが煩悩の激流に溺れないよう救います。
夫婦も成長します。
まだまだこれから、楽しいことが待っていると思いますよ。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。おっしゃるとおり、私の失望した点はそこだと思います。これから結婚生活を続けるためにも、アドバイスいただいたことを実践し、自分の気持ちも落ち着けていきます。ありがとうございました。