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コロナ禍での心気症

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こんにちは、只今コロナ禍の中就活をしている学生です。

1番気になってるのは身体のことなのですが、項目としては生き方を選択させていただきました。少し長くなるかもしれませんがお付き合いください。

4月に少し体調が悪く、コロナを患ったかもしれないという思考になり毎日朝起きれるのか、いつ死ぬのか、1ヶ月後にはいないと考えるようになりました。テレビの放送予定などを見るのも、その日生きているか不安だったぐらいです。

しかし5月後半から、自分はコロナではなく難病や重篤な病気にかかって弱っていってるのではないかと感じるようになりました。身体も変な症状は実際かなり起きているのです。ですが、複数の病院へ行っても異常が見つからず鬱ではないかと言われました。オンライン上でも、心気症(自分が重篤な病気に罹ってると囚われること)また身体表現症状だと説明されました。

それでもまだ何らかの症状が出たりするので、いつ死ぬのかと毎日ビクビクしながら生きています。まだ若いのにと涙が止まらない日もあります。

同居している家族には言えず(コロナも罹るのが怖いというよりは罹ったら親に責められるかもしれないという思いが強かったです。私が体調を崩したら母は私を責めるのでしんどくても言い出せません)4月から必死に恐怖を隠して生きています。

体調に関しては気になるところの部位が色々変わったりしていますが、毎日3食栄養のあるものを食べ、できるだけ寝ているので幸せなことですし感謝しています。

それでも死んでしまうのではないかと怖いのです。お医者様の言う通り精神的なものだったらいいのですが、、  

この先どんな心で生きていったらいいのでしょうか?「死は怖くありません」とか言われても20歳前半でそれは受け止められないので、生き方を教えてください。

これまで、誰よりも運があったし毎日周りにも神様にも沢山感謝してきました。今も感謝はしていますが、恐怖に支配されすぎており、自分が自分じゃないようです。

部屋の掃除をしていたら、自分は死ぬからその前に掃除しているのでは?とか就活の日記を書いていたら、これが最後の日記と呼ばれるようになるのかも、とこんなことばかり考えてしまいます。

こんな私に喝をいれてくださいませんでしょうか。

長々とすみません、貴重なお時間頂戴いたしました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【莫妄想】妄想することなかれ。

"「死は怖くありません」とか言われても20歳前半でそれは受け止められないので、生き方を教えてください"
ああ、なんと至極真っ当なご質問。。。
体調不良とのことですが、思った以上に健康な感覚の持ち主であったことに安堵しました。

そもそも、死が怖くないわけがありません。

しかし、避けられない現実を前に「どうせ死ぬんだ」と投げやりになるのではなく、いかに後悔を減らしていけるのかが肝心です。いざ死に臨むとき、「感謝の気持ちを持って精一杯生きることができたという実感」をどこまで持てるのかがミソだと私は思うのです。その為には、その日一日を一所懸命に生きる必要があります。その為には、時間時間を一所懸命に生きる必要があります。その為には、一瞬一瞬を一所懸命に生きる必要があります。

【死】を想うからこそ、一呼吸一呼吸、一挙手一投足、すべてに念を入れて行うべきです。楽しむべき時は一心不乱に楽しみ、悲しむ時も一所懸命に悲しむ。一心不乱、一所懸命、ともに【集中】を表す言葉ですね。妄想の入り込む余地のないほどに集中して暮らせ、というのがお釈迦さんの教えです。

hasunoha.tenrakuin@gmail.com

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【公認心理師】 【レンタルお坊さん】活動中。 とりあえず何でも相談して...
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心身が疲れることもきっとあるのだと思います

きいさん、こんにちは書き込みありがとうございます。

きいさんは今、就活をされているのですね。

長くなっても大丈夫ですよ。

きいさんは、4月に体調を少し崩して、コロナになったかもしれないと考えて、毎日朝になったら起きられるのか、いつ死ぬのか考えるようになったのですね。ひと月後にはいないと考えたり、テレビの放送予定も、その日生きているのかを想像して不安になったのでしょうか。

そして5月の後半からは、きいさんは、コロナではなくて、難病や重篤な病気にかかっているのではないかと、感じるようになられた。

身体に症状はかなりあるのだけれども、複数の病院に行っても以上が見つからない。そのため、病院ではうつを疑われたのですね。また、オンラインで調べると心気症や身体表現症状ではないかと説明されたと。

けれども、症状はあるので、いつ死ぬのかと毎日ビクビクしながら生きているのですね。まだ若いのにと涙が止まらなくなる日もあるのですね。

体調で気になる部位には変化があるけれども、毎日3食栄養のあるものを食べて、できるだけ寝て過ごしているので幸せを感じており、その事に感謝しているのですね。

だけど、死んでしまうのではないかという不安はあって、怖い。お医者さんが言われたように、精神的なものであれば良いとは思っておられる。

この先どんな心で生きていけばよいのか。行き方を教えて欲しいという問いかけですね。

きいさんのお言葉をそのように聞かせていただきました。

きいさんは、現在、うつの治療には通われているのですか?たとえ心因性のものであっても、きいさんにとって症状が自覚できるようであり、その事で生活に支障が出ているならば、まずは治療を進められると良いと私は思いますよ。医療に関しては素人判断ですが、きいさんが通われた、お医者さんの言うように、うつだったとしても、実際それでしんどいのなら、軽く見る必要は無いでしょう。

コロナや就活、また全員公開のプロフィールから察すると、ご家族のこともでしょうか。きっと、きいさんの周りには、きいさんの心身にとって大きな負荷となることがいっぱいあるんじゃないかと勝手ながら想像しています。

私自身は不安なことを受け入れられなくても良いと思っています。不安と仲良く付き合っていきたいなと。私自身の不安との付き合い方です。

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おきもち

真宗大谷派僧侶。共に悩める場所を求めてこちらに参りました。
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質問者からのお礼

コメントを書くところを今見つけました。文章のすみからすみまで読んでくださり、とても感謝の気持ちでいっぱいです。私自身、オンライン授業に就活に追われながら死ぬことの恐怖を毎日考えるのが本当に辛く、自粛期間中2度死ぬことも考えました。早く家族から離れたい、オンライン授業がしんどい、就活もコロナ禍でより厳しく、すがるところがどこにもない気がして消えてしまいたくなっていました。鬱に関しては、人前で明るく振る舞ってしまうところがあり、お医者さんにも若いから薬はいらないと言われたのですがお薬をもらうことを再度検討したいと思います。お話を復唱してくださるだけで、スッキリしました。ありがとうございます。

また、莫妄想と書いたくださったお坊様。最初に私の意見を肯定してくださってありがとうございます。私は死ぬこと自体が嫌ではないのです。コロナ禍で、一人暮らしも経験せず就職もせず死んでしまったら?友達とも全然会えてないのに、、と毎日そんなことが頭を駆け巡っており、「今死ぬこと」がとても怖いのです。しかし、今のところ私の身体はお坊様が書いてくださった通り、「妄想」でしかないのです。そのような妄想を続けるのではなく物事に集中して一瞬一瞬を大事に生きていきたいです。ありがとうございました。

「コロナウイルスに向き合い乗り越える」問答一覧

疲れがとり切れない

いつもお世話になっております。 すべてそのせいにするのはいかがなものかと思いますが、コロナ禍以降、疲れが取れません。 ①現在はマスクをするのは個人の自由でありますが、通勤電車の中で、ノーマスクの人が平気でせきやくしゃみをすることへの怒り ②事務職ですが、自分以外は全員テレワーク推奨で、守られていることへの会社への不信感。私のことは一切心配なし ③安らげない ④生きることの意欲が減少 ⑤今を楽しむだけの人生に未来への希望があまりない 母に相談してもなんだか根本的に考え方が違うの「考え方が暗すぎる」と言われ、今では本音で話すこともないです。 嫌なら会社も嫌なら辞めるしかないと考えているのですが、生活のために通勤し、あと数年で迎える定年までの辛抱と自分に言い聞かせています。 愚痴も一時しのぎでしかないと思うので、いつも根本的解決を望んでしまい気軽に愚痴をいって発散などということもしません。 こんな性格なので、友達も少なく、でもいなくても不自由をしていません。強がりでもありません。 なんだかとりとめもなくなってしまいましたが、希望を持つ心の持ちようをアドバイスしていただけないでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。

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コロナ後遺症&夏の辛さで押し潰されそう

皆様、お世話になっております。お久しぶりの投稿となります。 先週、母がコロナに感染しました。数日間で高熱は収まったのですが、その後、めまいや頭痛が悪化し、病院で後遺症と診断されました。薬をいただき、来週もう一度診察を受けるそうです。 いつもあんなにチャキチャキと、多少の不調でも動き回って喋りまくっていた母が、1日のほとんどを辛そうに横になって過ごしてることが信じられません。 後遺症で人生が変わってしまった方々もいらっしゃるようで、もし母がそうなってしまったら、と思うとかなり不安です。 また、私自身は検査を受けてなかったのですが、夏バテなのか、実は感染していてその後遺症なのか、頭がクラクラして疲れやすく、以前のような元気がありません。毎年夏は元気がなくなるのですが、なんだか疲れのレベルが違う感じです。私は今文学の研究をしながら大学で非常勤講師をしており、秋には学会で研究発表をするのですが、その準備をしたくても力が出ない、そんな感じで参っております。 コロナの恐さ、これまで母になんでも頼りきりだった自分のダメさ、うちの家族全般への不安(詳しくはプロフィールをご覧下さい)自分自身の今後への不安など、夏の異常な暑さの中で色んな不調や不安が押し寄せています。 これは、神様や仏様からの「とにかく今はあまり考えずに休め」のサインでしょうか。不安で混乱している私に、ぜひアドバイスいただければ幸いです。 ハスノハの皆様も、どうぞ暑さと、感染にはお気をつけて下さい。

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一緒に念じていただけますか?

いつもありがとうございます。 大晦日にコロナ禍長期入院中の父の事でご回答を頂戴しました。ありがとうございました。 退院を目指し闘って来た父でしたが終末期を迎えた模様。年始から5日間本人から着信有りましたが途絶えました。 年始にせめて自宅へ…と対応をお願いしていた矢先、入院中の病院は元日からコロナの院内クラスター発生。入院患者、職員合わせて数十名陽性との事。もはや為す術無し。です。 コレがコロナ禍医療崩壊の現実です。コロナ禍は災害です。本当に。 次、病院からの着信はおそらくお迎えです。悔しいですが苦しいですが、冷静に受け止め対処するしかありません。 現場の状況が入院患者家族には一切わからないので、念じる事しか出来ません。 それはこの数ヶ月の闘病期間も同様に。 我が家だけでは無く全国で起こってしまっている現実です。 今はただただ苦しまずに眠っていて欲しい。眠って苦しくないままお迎えが来て欲しい。その時間が短時間であって欲しい。 この問答に目を止めて頂けたお坊さま。どうか一緒に安楽を念じて頂けると嬉しいです。 檀家に入ったりしている訳では無いので(元々は浄土真宗の檀家でしたが、住職が借金をし寺に保険金を掛けて放火してしまいました。以来、先祖は自身供養です。) 私が今出来る事で思い浮かんだのがこちらでのお願いでした。どうぞよろしくお願い致します。

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コロナにかかって成人式に行けなくなった

ご無沙汰しております。2ヶ月前ほどに、2回相談させていただいたものです。 あれから、相性のいい精神科に通い、だいぶメンタルの方はよくなってきました。どうにか大学のカリキュラムもこなして、いろんな友達と遊ぶことができました。旅行の計画もたてて、楽しい冬休みにするつもりでした。 しかし私は今、コロナウイルスに感染し、自宅療養をしています。熱は下がったものの、喉が途轍もなく痛く、喋ることができません。 明日の成人式は、参加できなくなりました。あんなに楽しみにして、たくさん準備して、久しぶりに会う同級生や、先生の顔を思い浮かべて。自分のセンスがどれだけ素敵で、誉めそやされることかと、粛々と、心の中ではニコニコと準備していました。 少し改善したと思いきや、奈落の底に突き落とされる。私が何か悪いことをしたのでしょうか。 3年間もかからずに、受験の時だってならずに、耐え抜いたのに。周りの友達が感染予防なんて気にせず、バンバン旅行に行ったりご飯を食べたりする姿を傍目に、きつく自分に自粛を課してました。 すこし、すこしだけご飯を食べに行っただけなのに。ショッピングに行っただけなのに。なんでこのタイミングで。 もう悔しくて辛くて、陽性が発覚した時は大声でお医者さんで泣きました。家でも泣き叫びました。母がぎゅーっと抱きしめてくれました。友達もたくさん慰めてくれました。 今は涙も枯れ果てて、ひたすら焼けるように痛い喉を治めるために、薬を飲んで寝ての日々です。もう、咳が3時間も止まらなくて、全く眠れません。 なんでこんなに人生って理不尽なんでしょうか。すっかり生きることに疲れました。私がコロナを舐めていたことも事実ですし、半ばヤケクソでたくさん予定を入れてしまったからというのもありますが。 もう私の成人式は2度と帰ってこないし、一生の後悔と自己憐憫と自己嫌悪が止まりません。もうどう立ち直ればいいんでしょうか。なにかお言葉を頂戴できれば嬉しいです。

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母にコロナをうつしてしまった後悔

はじめまして、こんにちは。 私は香川県在住、実家は兵庫県にあり、実家では母が一人暮らしをしています。 先日出張から帰省した際、実家に滞在させてもらっている間に、体調を崩しコロナ感染が判明、その数日後母にも感染してしまいました。 私が出張中に感染しており、潜伏期間の間に帰省、発症するまでの間に気づかず母にもうつしてしまった可能性が高く、母に申し訳ない気持ちで、宿泊療養先のホテルで毎日泣いてしまいます。 母は呼吸器系に悪性腫瘍の罹患歴があることと、60歳を超えていることから、通常よりもリスクが高いため、人一倍感染には気をつけていました。 そのため、私も帰省時には3日前と2日前それぞれで検査を行い陰性であることを確認し、出張中の複数人での会食予定は全て辞退し、誰とも濃厚接触せずに過ごしていました。 それでも感染してしまい、母にうつしてしまったことにやるせなさと、「そもそも帰るという判断を取りやめるべきだった」という後悔の気持ちで、現実は変わらないと頭ではわかっていながらも、自分の気持ちがコントロールできずにいます。 母に辛くて怖い思いをさせてしまったという事実以外にも、気掛かりなことがあります。 私の家庭は、4年前に父が病気で亡くなってから、母は一人暮らしをしています。 そのため、母一人では外出の機会が少ないため、私は帰省のたびに母と外食に行ったり、旅行に行っており、母はそれをとても喜んでくれていました。 離れて暮らしている以上、元気な状態で会える時間も有限なので、できる限り母と楽しい思い出を作りたいと思って行動してきました。 今回の帰省も、母とミュージカルや、スポーツ観戦に出かける予定でした。 ですが、このようなことが起きてしまった以上、2回目(また母にコロナをうつしてしまう)があってはならないと感じています。 今後私は離れて暮らしている自分が母に会いに行くこと自体、母を危険にさらしてしまうことになるため、気軽に会ったり、お誘いすることができなくなったことが何よりも悲しいです。 コロナは今後何年で終息するかわからないし、その間にも母はさらに歳を重ねていきます。 今回の件について、母には謝り、和解はできています。 今後、母のことを大切にできる、母との付き合い方について、アドバイスを頂けると嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ