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結婚式での服装について

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有り難し有り難し 18

私はジェンダークィアです。
体は女性ですが、心は特に決めていません。
服装は一般的に男性用とされているものを好みます。

近々、家族の結婚式があり、パンツスタイルで行くつもりだったのですが、その旨を新郎に伝えると、「女性がパンツスタイルは非常識、スカートを履くのが普通」だと言われました。

結婚式の主役は新郎新婦ですし、彼らがそう言うならスカートスタイルで行こうかと思ったのですが、やはりどうしても苦痛です。

親にも泣きながら言ったのですが、「そこまでこだわる意味がわからない、ドレスコードに従うべき。数年前まで履いていたじゃないか。こんなことで泣いていたらこれからもっと理不尽なことがあった時耐えられない」と言われました。
確かに数年前までは特に何の違和もありませんでしたし、クィアを自認したのもここ最近のことです。こんな些細なことで泣いている自分は情けなく、悲劇ぶってる感じが気持ち悪いとも感じます。しかし、今感じている苦痛や違和、履きたくない気持ちは事実です。
新郎の兄弟姉妹なんて所詮脇役に過ぎないと考え、親族のドレスコードに合わせてスカートを履くべきでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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泣くほど辛いことは些細なことではないでしょう

さとさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

さとさんは、ジェンダークィアなのですね。

それで、身体は女性だけど、服装は一般的には男性用とされているものを好まれると。

家族の結婚式があって、パンツスタイルで行くつもりだったけれども、新郎になる兄弟から非常識だと言われたのですね。

結婚式の主役は新郎新婦ですし、新郎の意向にそってスカートで行こうと思ったけれども、やっぱりどうしても苦痛だとのこと。親にも泣きながら伝えたけれども、理解を得られなかったのですね。

さとさん自身も、数年前までは特に何の違和感もなくスカートを履いていて、ご自身がクィアであると自認されたのも最近のことである。

また、些細なことで泣いている自分が情けなくて、悲劇ぶっていて気持ち悪いと、さとさんは感じているのですね。

一方で、今感じている苦痛や、違和、スカートを履きたくない気持ちは事実であると。新郎の兄弟姉妹は結婚式の脇役なので、新郎や親の意向に従ってスカートを履くべきかどうか悩んでおられる。

さとさんのお言葉を通してそのように私は聞かせていただきました。

どうしましょうね。私自身はドレスコードなんてクソ喰らえだと思っている人間なのですが、そうは言っても無闇に事を荒立てるのも面倒なので、だいたいドレスコードに従って済ませてしまいます。

でも、クィアを自認した、さとさんにとって、スカートを履くことは、涙が出るほど苦痛なことなのですね。それは決して些細なことではないと私は思いますよ。

どうしたら良いでしょうね。パンツスカートでごまかすのは?という案も浮かんだのですが、かっちりした式ならば親族がそれだと嫌がられるかな。

履きたくないスカートを兄弟や親のために履くか。パンツスタイルで出るか。もしくは、いっそ結婚式を欠席するか。私はどれを選んでも良いと思いますよ。これからの家族との付き合いなどを考えながら、さとさんにとって最も良い判断をされるべきだと私は思います。

他のLGBTQの人たちはこういった時に、どういった対処をされるのでしょうね。もし、さとさんにLGBTQの団体などとの繋がりがあれば、そちらで聞いてみるのも良いかもしれません。また、繋がりがなければこういった機会に繋がりを持つのも良いと思いますよ。多分、同じ様な悩みに直面されてきた人たちはいっぱい居そうな気がします。

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