数年前、会社が大好きで、もっと働きたいと正社員にしてもらいました。職場内で彼氏も出来て2年が経ちました。
生きていく中での苦しみがあり、会社の薦めでクリスチャンになり、安心感を覚えたこともあります。教会は会社が持っています。
彼と結婚をしたい、と最近強く思うようになりました。
神より、薬より一番の安定の源は彼の存在です。それが、一歩間違えると依存だともわかってはいます。そこも理解してくれています。
結婚をしたいと思うのに、社長の価値観のせいで先に進めません。将来に希望がないです。
せめて、と彼に色々と声をかけても先延ばしされています。疲れたからまた今度、と。
社長は、ノンクリスチャンもクリスチャンにした上で結婚をしろと言います。
社長の許可無しに結婚すら出来ない状況です。
そのために違う神を信じていた人がクリスチャンになったり、どうしても受け入れられなかった人は会社を辞めて別れてしまったりしています。
先輩の姿と、自分達の将来が重なり、先に進めません。
彼が先延ばしにするのはこの事があるからかと思います。実際、社内で付き合っているということは秘密にし続けています。
彼には彼のポリシーがあり、神を信じることはないと断言しています。そうなると、どう先に進めばいいのか。宗教って、こんなことのために使うものではないのではないか?と思います。
家族のようという環境とこの歪んだ会社の方針に嫌気がさし始めました。
毎日毎日やめたくてしかたがありません。
週末デートする度に彼に将来のことを嘆き、喧嘩も耐えません。
こんなことなら付き合わなきゃ、入社しなきゃよかった。
見えない将来への不安にストレスを感じ、太り、生理も遅れやすくなりました。
会社の意向で嫌なのに精神の手帳を取得し4年が経ちました。社長は、もう返せるけど、コロナ渦だから保持していなさいと言います。
コロナ渦が落ち着き、転職を仮に出来るようになったとき、一般雇用か障害者雇用か。
様々なことが頭のなかを支配し、苦しいです。
この状況からぬけだしたいです。
劣等感、嫉妬。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんにちは、初めまして。
「結婚をしたいと思うのに、社長の価値観のせいで先に進めません」とのことです。確かに日本には信教の自由の保障があり、職場と信仰の線引が曖昧なのは宜しくないと思います。「宗教って、こんなことのために使うものではない」というあなたの主張には基本的に同意しています。
ただ、現実的な問題として「現状から脱したい」というあなたの意向を考えた時、それは「職場内」の彼にかかっているとも言えますし、あなたにかかっているとも言えると思います。そもそも社長の価値観を根本的に変えることは難しいのだから、変えられるのは実質彼かあなたの側でしょう。つまり、それは「社長の価値観のせい」ではなく、彼もしくはあなたの考え方、行動次第にかかっていると思うのです。
「彼のポリシー」は、「神を信じることはない」とあります。彼は、「社長の許可無しに結婚すら出来ない状況」を十分知っていたはずです。そして、「違う神を信じていた人がクリスチャンになったり、どうしても受け入れられなかった人は会社を辞めて別れて」いるという状況を。
彼は、誰と恋愛し、結婚しようとも自分が今の会社で働いているかぎり、入信か辞職か別れの選択かを明確にしなければならないことはよくよく飲み込んでいたはずです。つまり、入信はしないが別れもしない、という曖昧な方向性が叶うはずがないことを重々わかっているのに、なぜあなたとお付き合いしたのかということが根本的な問題だと思うのです。誰と交際しようとも、この問題があることは知っていたであろうに。
結婚の話が「先延ばしされています」、そして話し合おうとしても「疲れたからまた今度」とはぐらかされているのは、彼自身の曖昧さが招いた矛盾を解消できないからではないでしょうか。
ですから、この意味で彼は自分の旗幟を鮮明にする必要があります。その意味で、現状の改善は彼にかかっていると言えるでしょう。
一方、あなたにかかっているというのは、現状の彼氏さんとの関係を貴方自身がどう選択するかによって「現状から脱したい」方向性は変わってくるでしょう。一つは、彼との将来を実現するために、入信か、辞職かを選択してもらうよう勧める。一つには、曖昧な姿勢を崩さないならば別れを選択する、ということです。
お二人共同で対処するか、あなたお一人で選択するか、いまはその岐路にあるのだと思います。