元カレと再会
私のお友達の旦那さんが、私の元カレの会社の同僚であることが偶然判明しました。結婚式に私もその元カレも招待されており、共に出席する予定です。
私はその元カレにひどい振られ方をされており、何股もされていたことも別れた後に知り合いを通じて判明しました。今は素敵な人に出会えて幸せな日々を送っておりますが、その出席する結婚式でどうしてもその元カレを見返したいです。どう振る舞うことで元カレをギャフンと言わせられるでしょうか。とても大人げないとは思いますし、今が幸せなのにどうしても元カレが許せません。どうしたらいいですか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「幸せ」を伝える
こんにちは。
前回も御縁ありましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
「ひどい振られ方をされ」た「元カレ」に、「ギャフンと言わせられる」方法をご質問です。つまり、意趣返しですね。
遺恨を晴らす手伝いをせよ、とのことですが、その方向性を全面的に支持することはできません。それはどこまでいっても、怒りの発露であり、煩悩の発露だからです。
しかし、煩悩に生きざるを得ないのが人間であり、また整理がつかない感情とも向き合っていかなければならないことも現実でもありますから、止めましょうとはいいません。
だから、「どう振る舞」えば「ギャフンと言わせられる」かを、もう少し違う形で表現してはどうでしょうか。あなたは前回ご質問のように、結婚を考えるほどの「素敵な人に出会えて幸せな日々を送って」いるということが相手に伝われば、それでいいのだと思います。
まず、こちらから接触すべきではないでしょう。
あくまで話しかけられたら応ずる、というスタイルで。
そして、話しかけられたら、少し考え込み誰だったかを思い出すような仕草をして、「あー(そんな人もいたね)」と反応薄くリアクションする。こちらからはあくまで話題を提供しない。向こうが、今どうしてるなどと話しかけてきたら、「素敵な人に出会えて幸せ」とにっこり笑って言う。そこで会話をブツッと切って、他の人のもとに行く。
あなたなど眼中にないのだと分からせる。
記憶にも留まらないほどの人間だったと伝える。
それが、現に幸せである人のせめてもの「意趣返し」ではないかと思います。
以上のことは、現実のあなたの幸せを再確認するためのものです。
復讐にメインをおいたものではありません。
もし、話しかけられなかったら、それはそれとして胸にしまっておきましょう。
言葉に発しないまでも、
元カレなど眼中にない
記憶にも留まらないほどの人間だった
と心のうちに納得していく一つの契機になるのですから。
それと、ご自身の目的もあるでしょうが、あくまで結婚式をメインに考えて新郎新婦を盛大に祝福してあげてください。