不倫 これからの生き
産後一年で仕事復帰。育児休暇中から子供と離れたくない、なんで仕事を辞めなかったと後悔ばかりしていました。
主人は協力的で子供にも優しくとてもいい父親です。
周りからはこんな小さいのに保育園にいれるの?凄いね。可哀想と言われとても辛かった。
それでも家族のため生活のためにと仕事を頑張りました。
疲れから子供に優しく接することができないこともあり周りと比べてばかりで母親として自信はなかった。
産後レスで喧嘩も増え、主人の親戚に子育てに関して嫌みを言われ続けたり嫌がらせを何度か受けてひどく落ち込みましたが主人は一切かばってくれなかった。
ストレスから出会い系で二人の既婚者と会い身体の関係をもってしまった。
初めは罪悪感はなく、女として見られることに喜びを感じ、普段のストレスから解放されていました。
一人とは五ヶ月ほど続きましたが、このままではいけないと思い、連絡をたちました。
時間がたてばたつほど自分のしたことの罪の大きさに気付き、『母親 不倫』とネットで検索しては自己嫌悪にかられ、食欲不振や不眠、突然泣いたり鬱の症状が出ていました。
子供のことを思ってれば父親を傷つけてはいけないと不倫なんかしなかった。母親の資格ないよと自問自答する毎日です。
汚れた私は必要ないと思い離婚や自殺も考えました。
主人はとても優しく、こんな私に早く元気になってねと励ましてくれた。子供もとてもいい子です。
主人と出会う前に不倫した過去があり、今更ながらに相手の家族に申し訳ないことをしたと反省しました。
罪悪感から懺悔も考えましたが傷つけたくないので墓場まで持っていきます。
親や友達に打ち明けても罵倒されずこんな私を受け止めてくれた。
不倫なんか2度としないと心から誓い、良い母親、妻になれるように努力していきたいです。
こんな過ちを犯したのに普通に生活してていいのでしょうか。
こんな私にアドバイスをいただけますでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの今日、明日を作るのはあなた
こんにちは。
「こんな過ちを犯したのに普通に生活してていいのでしょうか」とのお尋ねです。
「いいの」か、そうでないのかはあなたにしか決められません。何故なら、人の幸福はその人自身にしか決められないのであり、第三者が決めるものではないからです。
お経の中に「独生独死」とあります。
これは、だれも代わってくれることのない、生老病死の人生を独りで歩んでいくのが人間であるということです。その人生においては人間は、業(心、口、身の行い)を絶えず作り、その結果を引き受けていく。そして、その連続によって次の人生の展開が変わっていくし、業と縁の次第によって変えていくことも出来るとも説きます。
あなたは、これからあなたなりのやり方で、「いい母親になる」「良い妻にもなる」になれるでしょう。ただ、それはあなたのお母さんとは違う道筋をたどるのだと思います。あなたは、不倫という自らの業を引き受けつつ、あなたなりのやり方で自分の描いた「いい母親」「良い妻」になっていってください。その延長線上に、「こんな過ちを犯したのに普通に生活してていいのでしょうか」という問いの答えは自ずと出るでしょう。
末尾になりましたが、今後のために一つ私の思う所を書きます。
「産後レスで喧嘩も増え」、その「ストレスから出会い系で二人の既婚者と会い身体の関係」と書いています。「良い妻」の条件の一つは、私は誠実さだと思います。「レス」も「喧嘩」も基本は夫婦ふたりで向き合って、隠し事なく話し合って改善すべきものです。
カウンセラーや友人知人等を介して問題を解決することがあっても、第三者と「身体の関係」を持って「ストレスから解放」という発想自体が誠実さに反しますし、根本的に夫婦関係を軽視しています。あなたは十分気づいているかもしれませんが、そういう自分への見直しも必要だと思います。誠実という意味での「良い」を念頭に置くことが大切だと感じました。
あなたの毎日の行いの積み重ねが、今日の明日のあなたを作ります。
追記
返信ありがとうございました。
お役に立てれば何よりです。
また何かありましたらご相談ください。
質問者からのお礼
お忙しい中ご回答頂き、ありがとうございます。
振り返ると自分の弱さが原因で過ちを犯したのだと思いました。
毎日後悔しては苦しくなりますが、今後は自分をしっかり見つめ直して大切にします。
本当にありがとうございました。