頑張っても頑張っても逆効果、もう無理です
以前家族の借金と、いじめのような形で自身の会社を退職した経緯を相談したものです。
退職後も介護のため数年働けず、それでも子供時代の親からの負の影響を取り除かなければ私自身の行動も変われない、と覚悟し専門家の下で治療しながら必死に数年過ごしました。今年に入ってやっと前向きになり始めた矢先、子供から「恋人についていきたいから」と、やっと決まった就職もやめて地方に行くと告げられました。(結婚ではない)
意図しない退職、介護、就職難等が重なり私が精神的に不安定で、子供にはここ数年本当につらい思いもさせてきたので、やっとこれから家族の再生をしていくつもりでした。担当のカウンセラーさんも「やっと落ち着いてきたのでこれから一緒に子供さんとも向き合っていきましょうね」と言われていた矢先でした。
10数年前、結婚前から貯めていた貯金は家族に使われました。それを補うため、鬱状態を抱えながら介護と両立して必死の思いで資格を取得したとたんに、会社には不当に降格され賃金を未払いにされました。歩けなくなった母を何年も介護したのに、「誰のせいでこんな体になったと思っているんだ」といわれたのが最後になりました。
なんとか自分を変えなければ、とトラウマと向き合い、やっと、本当にやっと、なんとか心と体を立て直そう、家族とやり直そうと思えた矢先に、そのチャンスも与えられないまま子供と過ごすことも許されない状態です。
何か罰を受けているなら、何が悪いのか言ってほしい。頑張っても頑張っても報われず、意識のある時間がずっとつらいです。眠るためには薬が必要です。もう10年以上心療内科に通いながら、それでも親として、子供としての責任も果たしてきました。
お金の問題はいまだに残っています。私には職がないままです。
もう、本当に疲れました。なにか罰を受けているのでしょうか。前世でよほど悪いことをしてきたのでしょうか。それはどうしたら許してもらえますか。何年も「人は死ねる」ということだけを希望に生きてきました。もうその希望をかなえたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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手放せるもの(まぁいいや、なんとかなる と)心の執着を緩めて
前回の質問も読ませてもらいました。
あれからも、必死で踏ん張ってこられたのですね。あなたが全てを背負うような状況で。この先にという期待も支えだったのでしょうね。
それでも、子育てというのも、思うようにいきませんよね。恋人との生き方を、お子さんは選ばれた。大人なので、自分の道を進めばいいと応援もしてやりたいけれど、大丈夫かしらと、親心としては やりきれないですよね。
お子さんには、お子さんなりの責任もお持ちかもしれません。恋人とやっていく道筋も考えてのことかもしれません。やはり見守るしかないのでしょうかねぇ。
一生懸命に努めてきて、そんな親心をよそに、離れていってしまうのは、寂しいものですね。
大人になり巣立っていったと思えば、成長なのかもしれません。
前世などありません。今起きていることは、因果といって、今に何か原因があっての結果でしょう。それは、あなたのせいというよりも、借金苦が尾を引いてしまっているのでしょうね。でもあのとき、それでも夫婦でやっていくと決められたわけですから。
夫婦で、生活設計の立て直しを図るしかないのかなと思います。そして、不安な気持ちが、自分の心も追い込んでしまったのかもしれませんね。
現実的に、手放せるもの(たとえば、まぁいいや〜とか、なんとかなる とか)心の執着を緩めていかれるのも、気持ちを軽くする方法かもしれません。
なぜこんなことに、前世が、罰か、と考えていくことが、自分の心を苦しくさせてしまいますからね。
そういった気持ちの転換も必要なのかもしれません。