同じ過ちを繰り返し傷つけてしまいます
初めて質問させていただきます。
現在、当方は子供が二人いるシングルマザーの方と同棲をしております。
ここ最近、喧嘩が多く喧嘩の原因はすべて私の行動や言動が火種になっております。
やってはいけないこと言ってはいけないと頭ではわかっているのですが、感情の高ぶりや甘い考えで行動し相手を傷つけてしまいます。
相手方のお子さんに喘息があるためタバコをやめてほしいといわれ、一度目は自力で禁煙に努めましたが、失敗し喫煙しているところを見られ、喧嘩になりました。その後病院の力を借りて、1年ほど禁煙できていたのですが、間が差してしまい喫煙したところ彼女が通りがかりに見たようで、現在喧嘩中でございます。
明らかに自分に非があり、一本だけという甘い気持ちでしたが、彼女としては自分も子供たちのことも考えない行動をとったことに怒りや悲しみを覚えているようで、もう何を言っても相手に響かない状態でございます。
タバコに限らず、喧嘩になるたび冷静に話し合う場を設けるのですが、相手の言っていることへの返答に困り、部屋を出て行くことを繰り返したりして、もう信じられないとも言われ、前回の喧嘩のときは、約束事を紙に書いて常に目に入るところに置くようにして対応していました。
ただ、喧嘩のたびに喧嘩の原因になった行動や言動と私たちの存在を天秤にかけて私たちが負けたんだから言うことはありませんと言われてしまい、その後に経緯を説明し、なんとか仲直りをしていました。
自分が悪いのはわかっているのですが、そういうこともストレスに感じてしまっている自分もいます。
喧嘩にならないように日々の生活の中で行動言動に気を払うことも多少のストレスになっています。
彼女のことを好きな気持ちに偽りは無いのですが、何分自分の考えが甘いせいで喧嘩になっているのはわかっているのですが、同じ過ちを繰り返してしまいます。
後悔先に立たずといいますが、いつもやってしまってから悔やんでいます。
ここまで相手を顧みない行動を擦り返してしまう自分は、彼女からそっと身を引いたほうがいいのでしょうか??
もしくは、どういうことをすれば自分の甘い考えを払しょくすることが出来るのでしょうか??
考えても考えても答えが出ず、しんどいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
相手の人生、心と生きていく気持ちがあるか
こんにちは。
お相手は、何度も何度もあなたに分かって欲しい、自分たち親子の存在を尊重してほしいとサインを送っているようです。
「喧嘩のたびに喧嘩の原因になった行動や言動と私たちの存在を天秤にかけて私たちが負けたんだから言うことはありませんと言われ」とあります。
まさにお相手から言われているように、あなたはその親子より自分を優先しているのでしょう。
「喧嘩にならないように日々の生活の中で行動言動に気を払うことも多少のストレス」、「自分が悪いのはわかっているのですが、そういうこともストレス」と書いてあります。どうしても自分を見直したくない。見直すべきところが自分にある、という結論に絶対に持っていきたくないという頑なさが見えます。
それは、「甘い考え」というよりは、自分のプライド、自己中心性(煩悩)をどこまでも傷つけまいとする強固な意志と見受けます。
「相手方のお子さんに喘息」があるそうですね。
「喘息」の苦しさ、は想像できますか。
経験ありますが、もの凄い辛いですよ。
息が出来ない、もう死ぬんじゃないかというあの苦しみは相当なものです。
同棲しているのだったら、寒い時期などは特に喘息の発作が出ることを日常目の当たりにしているのではありませんか。特に夜などは咳き込んで、母子が起きることも過去に少なからずあったでしょう。
あなたは、相手の立場になってその死ぬほどの苦しみを考えたのですか。
その苦しさを分かったうえで、「甘い考え」が「払しょく」できないと言っているのでしょうか。
あなたは、自分のプライドが傷つかない方向、「ストレス」がかからない自分の都合がいい方向に事態を着地させようと終始考えている。逆を言えば、相手の立場に立って、相手の気持ちに寄り添っていないように見えます。だから、「喧嘩のたびに喧嘩の原因になった行動や言動と私たちの存在を天秤にかけて私たちが負けた」と言われているのです。
相手の親子がいなくなったら、自分の人生は無い。
親子の人生を引き受けて、親子の心と一緒に生きて、その気持ちに共感しながら生活していきたい。本気でそう思うなら、自分の都合、プライド、「多少のストレス」などは簡単にかなぐり捨てられるのではないですか。
それが出来ない場合は、「彼女からそっと身を引いたほうがいい」と思います。その方が、両者の為に最善でしょう。(字数制限)