お金にだらしない夫②
以前も夫の事で相談させていただきましたその続きです。
その後、夫と一度話し合いをした結果もう一度見てて欲しいとの事でやり直す事になりましたが、再びお金の事で口論になり私が冷たい態度をとり突き放しました。その後夫も私への気持ちがなくなったと家を出てくといい離婚する事になりました。今日、夫がいない間に家に用事を済ませに行くと、1通の手紙を見つけ見てしまいました。そこには家族になれる日を楽しみにしてるや愛してる等書いてあり夫が浮気をしている事が判明しました。
夫に問いただすと、今はもう連絡を取っていないし切ったというのですが、夫の離婚後の住まいがその女性が住んでいる町に引っ越すようでどうも怪しいです。双子の養育費もお金がないので支払えないと言われています。生活費は一切出してくれず、私のお金で生活し、挙げ句の果てに浮気までされ、このまま引き下がるのも悔しいです。一切断ち切りたいですが私への借金返済の為今後も関わりがあります。この気持ちどうしたらいいでしょう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ご自身が盾になって子供を守っている
こんにちは。
ご主人との再構築を考えられて一生懸命努力されたのでしょう。
ただ、結果が離婚ということなので、さぞご無念のこととお察しします。
子供さんを抱えながら、本当によくギリギリまで我慢されましたね。
あなたのパワフルさに脱帽の思いです。
不倫の疑いがあるならば、その相手に慰謝料を請求することも出来るでしょうが、その話は一旦おいておきましょう。
「養育費もお金がないので支払えない」
「生活費は一切出してくれず」
「借金返済の為今後も関わりが」継続する
厳しい状況ですね。
前回のご質問では多額の借金返済等の問題もあった(る)ことが伺えます。
子供さんを抱えてこの状況を乗り越えるのは精神的にも本当に負担の重いことと思います。「この気持ちどうしたらいいでしょう」とお書きになることも無理はありません。
結論から言うと、私はこれでも被害が最小限で済んだ、という認識を持つことが大切かと思います。あのまま婚姻関係が継続していったら、さらなる泥沼だったでしょうから。
歴史の本で読んだのですが、昔の戦、合戦に於いて、負け戦の時にどうなるかということについてです。敗走する側は、勢いに乗って襲いかかる勝利側から追撃に悩まされます。悪くすれば全滅の憂き目にあいます。この時に、一番むずかしい役割を与えられたのが、殿(しんがり)という約目です。
この殿には、その軍勢の中で最も信頼のおける将が任に当たったそうです。
これは非常に危険な役割です。味方を無事に撤退させるために、自分たちが最後まで踏みとどまって時間稼ぎをしなければなりません。殿は盾、捨て石の覚悟が必要だからです。この殿の如何によって、次の戦に向けて軍勢を温存できるかどうかが掛かっていたそうです。
あなたは、今この殿を担っているのだと思います。
それは、何より立場の弱い子供さんの将来を温存し、未来を期すための重要な役割です。ご自身が盾になって子供を守るための最善を尽くして戦っている。
このように思われていったらいかがでしょうか。