人の顔色を伺いすぎてしまう
こんばんは。4月から保育学生になります。つい、人の顔色を伺ってしまう。
これから2年間短大生活を送るのですが、上手くやっていけるかどうか不安です。不安が故に孤独を感じてしまいます。まだオリエンテーションしかやっていないのにこんなんで大丈夫なのかと思っています。
私は父にあったことがなく、母も病気だった為祖父母に育ててもらいました。何不自由なくこれまで過ごせてきていたのですが、最近すごく自分に父が居ないことに劣等感、寂しさ、悲しさ、悔しさを感じます。
最近は「こうしないといけない」という考えが強くなってしまい、人の顔色を伺って言動することが多くなってしまいました。自分が周りの人に好かれたいからだと思います。でも、正直生きづらいです。自分らしく生きたいのにどうしても人の顔色をうかがってしまいます。「ありのままの自分じゃ誰も相手にしてくれないんじゃないか」と思ってしまいます。最近は1人が好きになってしまいました。1人が好きなのに孤独だと寂しいです。でも、1人の方が楽です。人に慰められたり「大丈夫?」と心配されると涙が出てきてしまいます。
よく周りの人には「笑顔が素敵」とか「優しい」「明るい」「しっかりしてる」と言われていて、自分でもここはいいところだと思っていたのですが、最近は昔言われてた自分とは違くなってしまいました。自分でも「ありのままの自分でもみんな認めてくれるから大丈夫」と言い聞かせているのですが、やっぱりダメです。昔みたいに人の顔色を伺わないで、自分らしく生きたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の今の状態にしっかり気づくこと
ももか 様 相談ありがとうございます。
人の顔色をうかがうことは、悪いことではありません。
だれでも見るものですよ。そのことで、自分が悪いとか、気後れするとか、自分を比較するとかの自分を責めるような気持にならないようにしてください。
あなたは、あなたですから、人の顔色を見ても、自分の今の状態にしっかり気づくことが大切です。
今の状態に気づくこととは、他人の顔色をみても、自分の気持ちがどう動いたか自分を観察して、そして、自分はどういう思いをもてば、優しい状態や、思いやりの持てるっ状態でいられるかに気づいていくということです。
気づいていく!ということには、少し練習がいるかもしれません。マインドフルの瞑想など、座禅、ヨガなどの心の状態を観察することを体験してみると効果があると思います。
お父様のとのかかわりがなかったとおっしゃっておられますが、あなたの感じる劣等感、寂しさ、悲しさ、悔しさが、優しさや、温かさ、思いやり、寛容さ、勇気、に包まれて、笑顔があふれることを目指して行動してみてください。
これから保育を学ぶということですが、ももか様と出会う子供たちが明るく元気に楽しさを分け合う、そんな出会いと学びをしていただければ、私の嬉しく思います。応援しています。