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不倫に対する懺悔

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有り難し有り難し 10

子供が2人いる既婚者です。
先日まで、約3ヶ月間シングルマザーと不倫関係にありました。
出会いは仕事で職場、職種は異なりますがよく顔を合わせる関係。彼女が私を気に入り、連絡先を交換して個人的に会うようになりました。
妻とは結婚して10年目。5年前くらいからレスな状態で必要とされていないと感じる日々。
私は妻に対する愛情が薄れており、彼女と会うたびに家庭では味わえない満たされた気持ちに。
お互いに罪悪感はあったので何度か、「おれといても幸せになれない、会うのやめよう」と話しましたが、「それでもいいから会ってたい」と自分を必要としてくれる彼女にどんどん気持ちが移ってしまい、離婚してこの人と結婚したいという思いが強くなりました。
並行して奥さんに対する態度がどんどん冷たくなり、ある日妻から「どうしたの?最近変だよ?」と。
私は妻とレスな状態だったことから「おれのこと好きじゃないでしょ⁇スキンシップも嫌がるし、ずっとショックだった、もう君のことが好きではないかもしれない」と。
奥さんも不満を言いましたが「ごめんね、私がもっとあなたを見るべきだったね」と。
そんな返答にびっくりしたのと同時に、「これでうまく離婚できるのでは」と思ってしまう自分がいました。
その後、妻から「私といるのが辛いなら離婚してもいいんだよ、ごめんね」と言われ、少しずつ現実に戻る自分。
離婚したら気持ちを満たしてくれる彼女と一緒になれると思うと同時に、こんな私を思ってくれる奥さんはこの先いるのだろうか…そして子どもの顔が思い浮かび、今の家庭と彼女との間で気持ちが揺れ動く毎日…そんな時、妻から「これまでごめんね、もう無理しなくていいよ」と言われ、気持ちを抑えられなくなり妻の前で号泣。
この人と離婚はできないと思い、妻に全てを話しました。不倫の話をした時、妻は唖然。もちろん怒り、相手に会いたいと。最低な私は相手に迷惑かけたくない思いで、渋りましたが結局電話で話すことに…
彼女は突然の奥さんに戸惑っていましたが、この関係を終わりにすることになりました。
結果的に妻とシングルマザーの彼女を裏切る結果となり、彼女は仕事を辞めると聞きました。
妻は全て許し、愛してると言ってくれます。
私は2人の人を傷つけてしまいました。
今後この2人への過ちに対しどのよう向き合っていくべきでしょうか。
私のことを叱ってほしいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

再確認なさったことで

拝読させて頂きました。
あなたの辛い胸の内を伺いました。あなたにとっても奥さんにとっても相手の方にとってもとてもつらい思いをなさったことでしょう。
とはいえしっかりと皆さんがそれぞれにお考えなさりお話会いなさって本当に大切な関係を再確認できたのではないかと思います。
人生長いですから中だるみもあるでしょうし、他に目移りしてしまうこともあるでしょう、そうした中で優しくされたり欲求を満たされればそれが一瞬いいと勘違いもしてしまい、間違った方向に向かってしまうこともあるかとは思います。
ただ今回はあなたの奥様もしっかりとご自分達のことやご家族の皆さんとのことも、何よりお互いの存在を確認する機会となったのかと思います。
罪に大小はないかとも思いますが、あなた自身もご自分のなさったことを心から反省なさり間違いは心から謝罪なさり、これから大切なご家族との未来や共に過ごす時間をしっかりと生きていって下さいね。
相手の方も大切なお子さんのこともあるかと思います。それぞれにしっかりと確認し直してそれぞれの人生を大切な方々と共に生きて頂きたいと思います。
また宜しければあなたのお気持ちをおっしゃって下さいね、あなたをお待ちしてますね。

そうですね、皆さんが幸せに生きていくことを目標になさって下さい。皆さんの幸せな人生や生活を心から祈ってます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

御回答頂きありがとうございます。
これからは妻そして子どもとしっかりと向き合い沢山の愛情を注いでいきたいと思います。
ですが、相手の女性には本当に辛い思いをさせてしまいました。お互いに間違ったことをしていたとはいえ、信頼してくれていたであろう私が妻に全てを打ち明けてしまったのですから。
だから、私だけ家庭円満に暮らしていこうというのは許されないと思います。どんなことをされようがその時はその罰を受け入れるつもりです。自分の罪を胸に抱えてその辛さと向き合いながら、相手とその子どもたちが幸せになることを祈りたいと思います。
Kousyo Kuuyo Azuma様の御回答を心に刻み、自分の罪と向き合いながら暮らしていこうと思います。

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