何もしない旦那にイライラする!育児家事を手伝わない旦那への対処法
何もしない旦那に対してのイライラは、負担が大きいと感じる瞬間に強くなります。共働きでありながら家事や育児を手伝わない態度は、特にストレスになります。相手に過度の負担をかけない心構えを持ちつつ、注意深く話し合いながら関係を改善していくにはどうすればいいでしょうか。
何もしない旦那がもたらすストレスとその理由
家にいるのに何もしない旦那を見ていると、ストレスを感じることが多いですよね。特に、自発的に行動しない姿勢は、妻に負担をかけ、さらに悩みを増やします。
共働きなのに家事や育児を手伝わないことや、妻が体調不良の際にも思いやりを見せないことも原因です。「あとでやる」と言ってそのまま放置したり、「やって」と言わないと行動しない場合も多く、これらがストレスの理由となります。
共働きなのに家事や育児を手伝わない
共働きの家庭では、家事や育児における協力が重要です。しかし、手伝わない旦那の存在は大きなストレスとなり、妻に負担をかけてしまいます。
双方が忙しい中での役割分担や参加の仕方について話し合うことが求められます。方法をきちんと決め、旦那が実際に行動するよう促すことが大切です。コミュニケーションが不足すると、家事や育児が一方的に妻の負担になる可能性があります。
妻が体調不良や妊娠中でも思いやりがない
体調不良や妊娠中は、特に家族の支えが求められる非常に大切な時期です。このような局面で、妻が体調を崩しているにもかかわらず、何ひとつ手伝おうとしない夫の姿を見ると、絶望や苛立ちを感じずにはいられません。特に共働きであれば、妻が日常的に負担を抱えながら家事や育児に取り組んでいる場合が多く、体調が優れない時はいつも以上に協力や思いやりが必要です。
そんな中で、普段通りの生活を送り、まるで何事もなかったかのように自分のことだけを優先する夫の行動を目にすると、妻の気持ちはさらに沈むばかりです。
「あとでやる」と言ってそのまま放置
旦那が「あとでやる」と言って行動に移さない態度は、しばしばトラブルの元になります。このような姿勢は妻に不安を与え、育児や家事の負担感を増加させます。旦那は自らの理解不足から動かないことが多く、結果的に妻のストレスを引き起こします。
「やって」と言わないと行動しないパターン
旦那が自発的に行動しない場合、妻は愚痴をこぼしがちです。「やって」と言わなければ何もしてくれないため、注意が必要です。この状況では、旦那への不満が蓄積し、家庭内の雰囲気も悪化します。
なぜ旦那は何もしない?その理由
旦那が何もしない理由にはいくつかの要因があります。
①妻がすべてをこなすという状況に甘えている
②家事や育児は女性の仕事だと思っている
③正しい方法が分からず困惑している
これらの理由が複合的に絡んでいることが多いです。
妻が全部やってくれるという甘え
家庭内の負担がすべて妻に偏ってしまう原因の一つは、旦那の「妻が全部やってくれる」という甘えです。専業主婦の場合、特に妻が自ら家事をこなすことで、旦那は行動を起こさなくなります。ゆえに、妻が何でも引き受ける姿勢が、旦那の無責任さを助長してしまうのです。これが加速度的に進むと、夫婦間の不満やストレスがさらに増幅します。
家事や育児は女性の仕事だと思っているから
男性の中には、結婚生活において「家事や育児は女性の仕事」として認識している人が少なくありません。こうした原因は、育った家庭環境や社会的な価値観に根ざしていることが多いです。
夫婦での役割を見直し、分担する意識を持つことが大切ですが、実際には「自分はサポート程度」と考えている人も見受けられます。共働きや専業主夫が増える現代において、柔軟な考え方が求められています。
正しいやり方が分からないという困惑
家事や育児に関して、正しいやり方が分からないと困惑する旦那も少なくありません。多くの場合、男性は実家で母親がすべてを管理していたため、実践的な経験が不足しています。
また、普段から手伝いの機会が少ないことも影響し、細かい手順や配慮が求められる作業に対して、自信を持てずにいることが多いです。この状態を改善するためには、具体的な方法を示し、一緒に取り組むことが大切です。
旦那が自分からやってくれるための効果的なアプローチ
旦那が自分から家事や育児を手伝ってくれるようになるためには、具体的な方法をご紹介します。
①家事や育児の分担について率直に意見を交わす
②小さなタスクからやってもらい、感謝の気持ちを伝える。
③細部まで具体的に伝える
家事と育児の分担を具体的に話し合う
効果的に家事や育児の分担を進めるためには、具体的な話し合いが不可欠です。特に、これまで家事や育児の分担について話し合ったことがない場合は、ルールを決めるところから始めましょう。たとえば、週ごとに誰が何をするかをリスト化して共有するのは、有効な方法の一つです。こうした具体的な取り決めをすることで、「やって」といちいち頼む必要も、「何もしない」と怒る必要もなくなり、お互いが納得した分担ならストレスも減り、無駄な衝突を防ぐことができます。
話し合いの際には、一方的に役割を押し付けず、双方の意見を尊重することが重要です。性別にとらわれずに、得意なことや苦手なこと、さらに帰宅時間や休日のスケジュールなどを考慮して分担を決めれば、お互いに無理がなく現実的なルールを作ることができます。こうしたコミュニケーションを通じて役割分担が明確になることで、責任感が高まり、お互いの協力も自然とスムーズに進むようになります。
さらに、分担をきちんと決めることで日常の曖昧さが軽減され、家事や育児に対するストレスも減少します。具体的なルールの設定とお互いを尊重し合った話し合いは、家庭全体の雰囲気を良くし、よりよいバランスの取れた生活を送るための第一歩です。
小さいタスクから任せて感謝を伝える
旦那に家事や育児を手伝ってもらう際には、まず作業工程が少ない簡単なタスクからお願いするのが効果的です。たとえば、ゴミ出しや帰宅時に郵便物をチェックする、ティッシュやトイレットペーパーが切れた際の補充といった、負担が軽い作業が適しています。これにより、夫自身が「できた」という小さな成功体験を積むことができ、自分自身の行動に自信を持てるようになります。
また、頼んだ作業を完了したら、感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしましょう。「ありがとう」と心を込めて伝えることで、旦那は自分の行動が評価されていると感じ、次回以降の手伝いにも前向きに取り組んでくれることが期待できます。例えば、「ゴミ出しありがとう、おかげで助かったよ」と具体的に感謝を述べると、相手により良い印象を与えるでしょう。
ただし、慣れないうちは何度かやり方を間違えたり、手伝うこと自体を忘れてしまうこともあります。その際、「何回言ったら分かるの?」と感情的に叱ってしまうのではなく、根気強く説明を繰り返すことが重要です。このような過程を通じて、旦那が行動を習慣化し、自分自身の役割を意識するようになります。家事や育児の分担を少しずつ進める中で、夫婦間の信頼や協力関係も深まるはずです。
細部まで具体的なお願いをする
旦那さんに家事や育児を手伝ってもらうためには、具体的にお願いすることが重要です。
例えば、「お皿を洗って」と頼むのではなく、「食器を水で流してから、スポンジで泡立てて洗って、最後に水切りに置いておいて」といったように、具体的な手順を伝えると効果的です。
また、一度に複数のお願いをすると混乱することもあるため、1つずつタスクを分けて頼むことを心がけましょう。これによりスムーズに協力してもらえる可能性が高まります。
イライラしないための心構えと対処法
イライラしないために、感情を整理してできるだけ柔軟な気持ちをもっていきましょう。
①最初から求めすぎない。期待値を下げる
②知人に話す、愚痴を聞いてもらう
期待値を下げて柔軟に考える
過剰な期待は、ストレスの原因となり得ます。相手に完璧を求めると、思い通りにならないときに心の負担が大きくなります。
家事や育児の経験が浅い相手に "すぐできる" と思い込むのではなく、小さな取り組みを受け入れる柔軟さを持つことが大切です。
「少しでも手伝ってくれれば良い」と理解し、期待値を下げることで、ストレスを軽減することができるでしょう。
友人や家族に話を聞いてもらうことでストレス解消
友人や家族に愚痴や相談をすることで、ストレスを軽減する効果があります。 自分の思いや感じていることを話すことで、心の内を整理しやすくなるからです。 特に、旦那に言いづらいことも、信頼できる人には話しやすいでしょう。
共感や理解を得られることで、気持ちが楽になることも多く、ストレス発散の一助となります。
お坊さんに学ぶ対処法
ハスノハでは、多くの人が、何もしてくれない旦那に対する相談をお坊さんにしています。仏教の知恵を借りることで、心を軽くする対処法も見えてくるようです。お坊さんとの問答を一つご紹介しましょう。
心の平穏を重視し、どのように状況を受け入れるかをを整理してみてはいかがでしょうか。
だらだらする主人に腹が立つ
インフルエンザにかかり、先日から寝込み始めた夫。感染から4日目になり、熱もだいぶ下がったはずなのに、自分の食べた食器も食べたみかんの皮も片付ける事なく、一日中テレビの前でだらだらと、歯磨きやシャワーを浴びて体を綺麗にするなどほとんどすることなく、ただだらだらと過ごしている光景に、私はイライラが爆発しました。
私は家事、育児をして仕事をしてさらに夫の看病を全て一人でしているのに、なぜ食器やゴミを片付ける事くらいできないのか。「まだ具合悪いの?」と聞くと、蚊の鳴くような声で「体痛い」とかえってきました。
イヤイヤ期の次女のイヤイヤもあり怒り全開になり、襖をバタンっバタンっとしながら家事していたら、普段はほとんど怒らない夫に「うるせー!俺はどうすれば良いんだよ!!俺だってうつさないように気つかってんだよ!」とブチギレられました。
怒鳴るくらい元気あるなら自分のことは最低限度自分でしてくれよって思いました。私はどのような心構えをすれば良いのでしょう。。
旦那にテレパシーは通じない
子供を叱るときもそうですが、まずは具体的に「○○して」と指示をしましょう。これは重要なポイントなんです。
旦那さんは、あなたの気持ちをテレパシーで読めるわけではありません。あなたが「またダラダラしている」と黙って怒りエネルギーを貯めている間、旦那さんはそれを知りません。
で、いきなり怒り口調で文句を言われても、旦那さんは「え?」となります。
子供もそうです。スーパーとかでよく見かける光景ですが、親が騒ぐ子供に「いいかげんにしなさい!」と怒鳴ってます。「いいかげんにしなさい!」には、具体的な指示は一切ありませんから、子供にはまったく意味がないのです。
旦那さんに対しても子供に対しても、まずは具体的な指示を出しましょう。黙って怒りを貯めないで。あなたの気持ちを察する能力は、子供や男性にはまずないと思いましょう。旦那さんが「どうすればいいか」を具体的に指示しましょう。元の問答:だらだらする主人に腹が立つ
お坊さんに相談する
自分の状況を冷静に見つめ直すためには、周囲の意見を聞いてみましょう。新たな視点やアドバイスを得ることで、行動の方向性を見出す一助となります。
ハスノハでは、お坊さんとZoomで個別に相談できます。無理にうまくいかせようとするのではなく、今の自分をどう捉えたらいいか、お坊さんと問答を繰り返すことで心が整理されてくるかもしれません。旦那さんと二人一緒にお話することもできます。第3者が入ると客観的に自分を見ながら話ができることもありますよ。