タロット占いの結果を信じすぎてしまいます
二年前、高校の先輩でタロット占いができるという人がいたので、遊び感覚でかなり先のことまで占ってもらいました。
最初の頃はその先輩が言ってくれた「占いは心の持ちようだ」という言葉を意識して生活していました。しかし、あまりにも正確に細かいことまで当たってしまったので、占いを信じすぎないようにと意識しても占いの結果ばかり考えてしまいます。タロット占いでいいカードが出たことに関しては前向きな気持ちになるのでいいのですが、悪いカードが出たことは占いの結果ばかり考えてしまい気分も落ち込んでしまいます。
現在、私は浪人生で大学受験に向けて勉強していますが、占いの通りに今年も受験に失敗するのではないかと毎日不安です。信じたくなくても、実際にこれまでその占いが事細かく当たっているために信用してしまいます。
ネットや本を読んで色々試してみましたが、どれも効果は実感できませんでした。占いの結果ばかりに縛られて生きるのは避けたいです。どうしたら気にしなくなるのか、教えていただきたいです。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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プラシーボ効果
ぷりんさま
占いは、プラシーボ効果がその狙いとなるものです。
思い込みの力を利用するわけですが、思い込まれされ過ぎて、囚われ過ぎれば害になってしまうところとなります。あるいは、よくあるように金銭的な負担や詐欺等によって苦しむことも・・
まあ、要は、占いに力があるわけではなく、思い込む自分に力があるということなのです。
それを忘れないように占いも利用することが大切となります。
川口英俊 合掌
生きながらに幽霊
たまたま当たっただけです。
外れる時もあります。なんか誰にで当てはまりそうなことも言います。
占いってそういうもので、楽しみの一つと捉えてください。
人生誰にも先はわかりません。明日死ぬかどうかすら分かりません。それが人生。その不安につけ込むのが悪い宗教や悪い占いです。
それは一切無視してください。
信じるべきは裏表のない今。
今の現実、リアルに目を向けることの大切さを仏教ではときます。
未来を心配して地に足つかない姿を幽霊に例えます。前に垂れている手は未来を心配しすぎて不安に押しつぶされそうになっている姿。
後ろ髪を引きずる姿は過去の出来事をいつまでも気にして、あの人にこんなこと言われた、あの時こうしておけばと、後悔ばかりしている姿。
そして足がない姿は、今、現在のことが手につかなくなり地に足がつかずフラフラと不安な様子を表します。
占いに振り回されていてはあなたは生きながらに幽霊になってしまいますよ。
きちんと現実に目を向けて生きてください。大丈夫です。きちんと今生きていますから。
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございます。
大丈夫と言っていただけたことが、一番嬉しいです。その言葉を誰かに言われるのをずっと待っていたような気がします。ありきたりな表現になってしまいますが、今をしっかりと生きたいと思います。おかげさまで受験勉強に集中できそうです。本当にありがとうございました。