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努力は無駄? 夢を諦めるか、諦めないか。

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有り難し有り難し 9

学生時代に精神を病み、芸術学系の研究者になるための就職に挫折し、現在は実家暮らし。父の扶養の範囲内で働く。生活費は実家に面倒見て貰っている。
美術館でアルバイトをしながら、細々とネット上で美術史などのエッセイを投稿しています。

あんなに熱心に勉強したのに、
精神を病んで研究職の推薦を、実質上破門になり辞退してからは、私の執筆は、病人の手慰み、ただの趣味扱いされるようになりました。

ネット上の投稿として、注目を集めていない、実力が伴っていない状態を加味しても、屈辱です。
一度は、修士を修了して、内々に推薦されるところまでいった文章力です。
まるきり無価値なはずはないと思います。

でも、家族も、かかりつけの精神科医も、ネット上の読者も、彼氏も、誰も私が研究者の卵だったこと、それがアイデンティティだったことを理解してくれません。
私の文章に興味を持ってもくれません。

誰も、努力・個性・発信内容の価値・過去の経歴を認めてくれない。

さらに、どんな思いで、健常者と同じに活躍できないこと、体力を目一杯消費して楽しめない悲しみに耐えてきたか、知ろうともしない。

それがとても悔しい。

専門的な資料だって、私費で本棚に溢れ返るくらい集めました。

傍から見れば、裕福で何不自由なく育ったように見えるだろうけれども、
両親はいつもギスギスしていたし、男手一つで育って、勉強以外は休日の時間は家の用事に使ってきました。
子どもの頃から、大学院修了まで、他の経験を犠牲にして、教養や学問一辺倒で努力してきました。
けれども、後ろ盾なしでは評価の土台に上がらない、私の乏しい才と、持病の精神疾患により実らず、無駄になりました。

健常者なら、若いから人生これからですが、精神障害者なので、すでに半分、社会からドロップアウトしてる心持ちです。
研究者として挫折した時に、心の現役も終わり、余生になった感じがします。

○私は、どんな心構えでどんな目標や指針に生きればいいのでしょうか。

また、集めた資料も売却して、執筆も辞めて、美術館のアルバイトも辞めて、美術と無関係の障害者雇用で働いて、障害者なりの微々たる収入を増やし、稼いだお金を少し楽しいことに使って、気安く生きていこうかという選択肢も検討しています。

○このまま執筆を続けていく意味はあるのでしょうか。

ご意見、お待ちしております。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心の声に耳を傾けてください

折角、届きそうになった目標が周囲の状況により遠のいてしまった事は物凄く苦しかったと思います。
ただ、どんなに周りから評価されなくても、理解されなくても、その事が好きで好きでやり続ける事ってありますよね。
確かにそれは非常に苦しい事です。
でも、辞められない。

自分事になってしまいますが、かつて自分は絵を描く事が好きだったのですが、挫折して絵が描けなくなりました。
しかし今は仏教を分かりやすく人に知ってもらうために、お経や仏教語をイラストで描いています。
この再び絵を描き始めるのに25年かかりました。

好きで辞められない事も、心のパワーがなくなると出来なくなり、そのパワーを再び貯めるのに四半世紀掛かったわけです。

みゅぜさんに、まだ書きたいという心のパワーが残っているのであれば書き続けてください。
それは苦しい事ですが、パワーが無くなるまで書き続けて、パワーが無くなったら休息すれば良いのです。
休憩は何年でも構いません。
ギリギリまで打ち込んだ事は、その休憩の間にも熟成されて、次のパワーが溜まった時にさらに大きな力になります。
そこまでひてもやりたい事は心の叫びです。
自分の心の声に耳を傾けて、人の意見に左右されず、自分の人生を生きてください。

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有り難し
おきもち

松浦智徳
難しい話は不得意なので、代わりにシャカもんというオリキャラクターを使用した...
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質問者からのお礼

励みになるお言葉、ありがとうございます。ご自身の経験も開示して下さって、説得力があります。

ご自身も絵に挫折した過去がお有りなのに、ひとの相談に乗ってくださって、僧侶の方だから普通なのかも知れませんが、
人として優しくて強さがあると思いました。

上から目線みたいですみません。

挫折は苦しい。
好きでも、理解されないなか続けるのは苦しい。
そこを共感して頂けて、嬉しかったです。

自分と向き合って、ゆっくり決めていこうと思います。

ありがとうございました。

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