新型コロナウイルスが怖いです
こんにちは、初めまして。
地方在住の高校生です。
私の心配ごとについて質問させてください…。
タイトルにある通り、新型コロナウイルスが怖いです。
ちゃんと対策もしていますし、外出も最低限の買い物(1ヶ月に一回行くかどうかくらい)、月一、二回ある学校への登校のみにしています。
これは自粛しなきゃいけないからというのもありますが、一番は自分が感染したくないこと、家族にうつしたくないこと、感染した後の処理等が面倒だと思うなどが主な理由です。
元々必要以上にコロナを怖がっていたのですが、絶対に罹ってはいけない状況にあるため、もっと怖がるようになってしまいました。
手の洗いすぎてカサカサになってしまったり、ストレスがすごかったりで本当にしんどいです。
また、バイトがしたいという思いもあるのですが、コロナに感染することが怖くどうしても一歩を踏み出せません。
ちなみに私が住んでいるのは地方なため、東京に比べると感染者数も少なくリスクもだいぶ低いと思います。
ですが東京との関わりもあるため、とても怖いです。
毎日毎日本当に心配で夜に泣いてしまうこともあります。
ですが、このままではいけないと思っています。
どうしたらコロナを過剰に怖がることを辞められますか。
ご助言いただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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大丈夫です
拝読させて頂きました。
大丈夫です、安心なさって下さい。コロナウイルス感染症はいずれ終息します。過去の歴史が証明しています。
あなたは今も生活の中で適切な感染予防なさっていらっしゃるでしょうからね。ワクチンや治療薬は開発されて既に世界中を回っています。もう少しすれば状況はもっと変わってきます。おそらく来年になればより良い治療薬も投入されるでしょうからね。どうか安心して毎日を過ごして下さいね。
本当に怖いのはコロナウイルス感染症等の病いではありません、私達人間の貪りや怒りや愚かな心が本当に怖く恐ろしいのです。
どうかあなたもあやまった偏見や差別をしないように心がけて下さいね。
あなたがお健やかに人として成長なさっていかれますように心より祈ってます。
正しくおそれる
ご相談ありがとうございます。
新型コロナウイルスCOVID-19は今や社会問題にまで発展し、日本のみならず世界中の人々の生活を脅かしている存在です。それと並行して医療や経済の維持と成長も求められていますので、感染予防のための自粛をしながら同時に無理やり通常運転を目指すわけですから何かと矛盾が起きます。
日本はオリンピックを控えています。ワクチン接種を進めてはいますが、必要な範囲全てに行き渡るのはだいぶ先でしょうし、大会以後における感染状況の変化が特に気になります。それに実際の市中感染の危険性が将来無くなったとしても、ここまで「あたりまえの意識」として広まった「目に見えない脅威へのおそれと対応」は、今後しばらく続く一般常識として残ると考えられます。
他方、日本は少子高齢化の流れで、遂に「超高齢社会」にまで踏み込みました。今後どうにかして出生率を上げなければ、このまま確実に人口減少の一途を辿ります。しかしコロナ対策の一環として「3密回避・非接触・リモート」を推し続けていますから、そんな中で人と人のリアルな関わり合いや営みがこれまで以上に生まれるか、残るかと言うといささか疑問です。
これ以上あまり考えたくはありませんが、正直に申し上げるのならば、2〜30年後の未来(ゆうさんが一人前の大人として社会を支えている頃)は今と全く違った社会情勢になっていると思います。具体的な想像は難しいですが、おそらく日本の経済や社会保障の仕組みは今の面影もないほどに変貌を遂げているでしょう。
ゆうさんだけが暗闇に放り込まれた訳じゃないのです。これは世界中の人々が直面している「暗闇」です。なので手探りな状況は皆同じです。
立場、年齢、職業、住環境、家族構成は人によって違いますが、生きている世界と時間は皆同じです。
和尚の我々ですら、日々の不安に頭を抱えることがあります。ましてや目視できないものによる脅威がどこかに潜み、我々の日常を制限しているわけですから、悩むのは必至。ゆうさんのようなお気持ちになるのは尚更です。
決して独りではありません。皆で立ち向かいましょう。公的な指示が出たのならそれに従い、私的な判断を求められたのならばここhasunohaやお友達、ご両親や身の回りの人に正直なお気持ちを今回のように吐露してみてください。きっとゆうさんと一緒になって考えてくれるはずです。
合掌。
質問者からのお礼
ご回答本当にありがとうございます。
独りではないと言っていただけて、少し肩の荷が降りたような気持ちです。
いつこのコロナ禍が終わるのか、先が見えずとても不安ですが、うまく付き合っていけるよう努力していきます。
この度は、貴重なご助言を本当にありがとうございました。
Kousyo Kuuyo Azuma様ご回答本当にありがとうございます。
いつか終息するということを理解しているつもりでも、頭の隅の方ではこの状況が自分では考えられないくらい長引いてしまったらどうしようと考えてしまっていたのですが、いつか終息すると温かい言葉をかけてくださったおかげで少し安心できました。本当にありがとうございます。正しく恐れ、少しずつ進んで行けたらと思います。
この度は、本当にありがとうございました。