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新型コロナウイルスが怖いです

回答数回答 2
有り難し有り難し 18

こんにちは、初めまして。
地方在住の高校生です。

私の心配ごとについて質問させてください…。

タイトルにある通り、新型コロナウイルスが怖いです。
ちゃんと対策もしていますし、外出も最低限の買い物(1ヶ月に一回行くかどうかくらい)、月一、二回ある学校への登校のみにしています。

これは自粛しなきゃいけないからというのもありますが、一番は自分が感染したくないこと、家族にうつしたくないこと、感染した後の処理等が面倒だと思うなどが主な理由です。

元々必要以上にコロナを怖がっていたのですが、絶対に罹ってはいけない状況にあるため、もっと怖がるようになってしまいました。

手の洗いすぎてカサカサになってしまったり、ストレスがすごかったりで本当にしんどいです。

また、バイトがしたいという思いもあるのですが、コロナに感染することが怖くどうしても一歩を踏み出せません。

ちなみに私が住んでいるのは地方なため、東京に比べると感染者数も少なくリスクもだいぶ低いと思います。
ですが東京との関わりもあるため、とても怖いです。
毎日毎日本当に心配で夜に泣いてしまうこともあります。

ですが、このままではいけないと思っています。
どうしたらコロナを過剰に怖がることを辞められますか。
ご助言いただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します。

2021年7月15日 7:39

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大丈夫です

拝読させて頂きました。
大丈夫です、安心なさって下さい。コロナウイルス感染症はいずれ終息します。過去の歴史が証明しています。
あなたは今も生活の中で適切な感染予防なさっていらっしゃるでしょうからね。ワクチンや治療薬は開発されて既に世界中を回っています。もう少しすれば状況はもっと変わってきます。おそらく来年になればより良い治療薬も投入されるでしょうからね。どうか安心して毎日を過ごして下さいね。
本当に怖いのはコロナウイルス感染症等の病いではありません、私達人間の貪りや怒りや愚かな心が本当に怖く恐ろしいのです。
どうかあなたもあやまった偏見や差別をしないように心がけて下さいね。
あなたがお健やかに人として成長なさっていかれますように心より祈ってます。

2021年7月15日 14:04
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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正しくおそれる

ご相談ありがとうございます。

新型コロナウイルスCOVID-19は今や社会問題にまで発展し、日本のみならず世界中の人々の生活を脅かしている存在です。それと並行して医療や経済の維持と成長も求められていますので、感染予防のための自粛をしながら同時に無理やり通常運転を目指すわけですから何かと矛盾が起きます。
日本はオリンピックを控えています。ワクチン接種を進めてはいますが、必要な範囲全てに行き渡るのはだいぶ先でしょうし、大会以後における感染状況の変化が特に気になります。それに実際の市中感染の危険性が将来無くなったとしても、ここまで「あたりまえの意識」として広まった「目に見えない脅威へのおそれと対応」は、今後しばらく続く一般常識として残ると考えられます。

他方、日本は少子高齢化の流れで、遂に「超高齢社会」にまで踏み込みました。今後どうにかして出生率を上げなければ、このまま確実に人口減少の一途を辿ります。しかしコロナ対策の一環として「3密回避・非接触・リモート」を推し続けていますから、そんな中で人と人のリアルな関わり合いや営みがこれまで以上に生まれるか、残るかと言うといささか疑問です。
これ以上あまり考えたくはありませんが、正直に申し上げるのならば、2〜30年後の未来(ゆうさんが一人前の大人として社会を支えている頃)は今と全く違った社会情勢になっていると思います。具体的な想像は難しいですが、おそらく日本の経済や社会保障の仕組みは今の面影もないほどに変貌を遂げているでしょう。

ゆうさんだけが暗闇に放り込まれた訳じゃないのです。これは世界中の人々が直面している「暗闇」です。なので手探りな状況は皆同じです。
立場、年齢、職業、住環境、家族構成は人によって違いますが、生きている世界と時間は皆同じです。

和尚の我々ですら、日々の不安に頭を抱えることがあります。ましてや目視できないものによる脅威がどこかに潜み、我々の日常を制限しているわけですから、悩むのは必至。ゆうさんのようなお気持ちになるのは尚更です。
決して独りではありません。皆で立ち向かいましょう。公的な指示が出たのならそれに従い、私的な判断を求められたのならばここhasunohaやお友達、ご両親や身の回りの人に正直なお気持ちを今回のように吐露してみてください。きっとゆうさんと一緒になって考えてくれるはずです。

合掌。

2021年7月15日 8:24
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有り難し
おきもち

現代は実に「背負い込んでる」人が多いと思う。 別に自分が背負い込まなくて...
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質問者からのお礼

ご回答本当にありがとうございます。
独りではないと言っていただけて、少し肩の荷が降りたような気持ちです。
いつこのコロナ禍が終わるのか、先が見えずとても不安ですが、うまく付き合っていけるよう努力していきます。
この度は、貴重なご助言を本当にありがとうございました。

Kousyo Kuuyo Azuma様ご回答本当にありがとうございます。
いつか終息するということを理解しているつもりでも、頭の隅の方ではこの状況が自分では考えられないくらい長引いてしまったらどうしようと考えてしまっていたのですが、いつか終息すると温かい言葉をかけてくださったおかげで少し安心できました。本当にありがとうございます。正しく恐れ、少しずつ進んで行けたらと思います。
この度は、本当にありがとうございました。

「コロナウイルスに向き合い乗り越える」問答一覧

疲れがとり切れない

いつもお世話になっております。 すべてそのせいにするのはいかがなものかと思いますが、コロナ禍以降、疲れが取れません。 ①現在はマスクをするのは個人の自由でありますが、通勤電車の中で、ノーマスクの人が平気でせきやくしゃみをすることへの怒り ②事務職ですが、自分以外は全員テレワーク推奨で、守られていることへの会社への不信感。私のことは一切心配なし ③安らげない ④生きることの意欲が減少 ⑤今を楽しむだけの人生に未来への希望があまりない 母に相談してもなんだか根本的に考え方が違うの「考え方が暗すぎる」と言われ、今では本音で話すこともないです。 嫌なら会社も嫌なら辞めるしかないと考えているのですが、生活のために通勤し、あと数年で迎える定年までの辛抱と自分に言い聞かせています。 愚痴も一時しのぎでしかないと思うので、いつも根本的解決を望んでしまい気軽に愚痴をいって発散などということもしません。 こんな性格なので、友達も少なく、でもいなくても不自由をしていません。強がりでもありません。 なんだかとりとめもなくなってしまいましたが、希望を持つ心の持ちようをアドバイスしていただけないでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。

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コロナ後遺症&夏の辛さで押し潰されそう

皆様、お世話になっております。お久しぶりの投稿となります。 先週、母がコロナに感染しました。数日間で高熱は収まったのですが、その後、めまいや頭痛が悪化し、病院で後遺症と診断されました。薬をいただき、来週もう一度診察を受けるそうです。 いつもあんなにチャキチャキと、多少の不調でも動き回って喋りまくっていた母が、1日のほとんどを辛そうに横になって過ごしてることが信じられません。 後遺症で人生が変わってしまった方々もいらっしゃるようで、もし母がそうなってしまったら、と思うとかなり不安です。 また、私自身は検査を受けてなかったのですが、夏バテなのか、実は感染していてその後遺症なのか、頭がクラクラして疲れやすく、以前のような元気がありません。毎年夏は元気がなくなるのですが、なんだか疲れのレベルが違う感じです。私は今文学の研究をしながら大学で非常勤講師をしており、秋には学会で研究発表をするのですが、その準備をしたくても力が出ない、そんな感じで参っております。 コロナの恐さ、これまで母になんでも頼りきりだった自分のダメさ、うちの家族全般への不安(詳しくはプロフィールをご覧下さい)自分自身の今後への不安など、夏の異常な暑さの中で色んな不調や不安が押し寄せています。 これは、神様や仏様からの「とにかく今はあまり考えずに休め」のサインでしょうか。不安で混乱している私に、ぜひアドバイスいただければ幸いです。 ハスノハの皆様も、どうぞ暑さと、感染にはお気をつけて下さい。

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一緒に念じていただけますか?

いつもありがとうございます。 大晦日にコロナ禍長期入院中の父の事でご回答を頂戴しました。ありがとうございました。 退院を目指し闘って来た父でしたが終末期を迎えた模様。年始から5日間本人から着信有りましたが途絶えました。 年始にせめて自宅へ…と対応をお願いしていた矢先、入院中の病院は元日からコロナの院内クラスター発生。入院患者、職員合わせて数十名陽性との事。もはや為す術無し。です。 コレがコロナ禍医療崩壊の現実です。コロナ禍は災害です。本当に。 次、病院からの着信はおそらくお迎えです。悔しいですが苦しいですが、冷静に受け止め対処するしかありません。 現場の状況が入院患者家族には一切わからないので、念じる事しか出来ません。 それはこの数ヶ月の闘病期間も同様に。 我が家だけでは無く全国で起こってしまっている現実です。 今はただただ苦しまずに眠っていて欲しい。眠って苦しくないままお迎えが来て欲しい。その時間が短時間であって欲しい。 この問答に目を止めて頂けたお坊さま。どうか一緒に安楽を念じて頂けると嬉しいです。 檀家に入ったりしている訳では無いので(元々は浄土真宗の檀家でしたが、住職が借金をし寺に保険金を掛けて放火してしまいました。以来、先祖は自身供養です。) 私が今出来る事で思い浮かんだのがこちらでのお願いでした。どうぞよろしくお願い致します。

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コロナにかかって成人式に行けなくなった

ご無沙汰しております。2ヶ月前ほどに、2回相談させていただいたものです。 あれから、相性のいい精神科に通い、だいぶメンタルの方はよくなってきました。どうにか大学のカリキュラムもこなして、いろんな友達と遊ぶことができました。旅行の計画もたてて、楽しい冬休みにするつもりでした。 しかし私は今、コロナウイルスに感染し、自宅療養をしています。熱は下がったものの、喉が途轍もなく痛く、喋ることができません。 明日の成人式は、参加できなくなりました。あんなに楽しみにして、たくさん準備して、久しぶりに会う同級生や、先生の顔を思い浮かべて。自分のセンスがどれだけ素敵で、誉めそやされることかと、粛々と、心の中ではニコニコと準備していました。 少し改善したと思いきや、奈落の底に突き落とされる。私が何か悪いことをしたのでしょうか。 3年間もかからずに、受験の時だってならずに、耐え抜いたのに。周りの友達が感染予防なんて気にせず、バンバン旅行に行ったりご飯を食べたりする姿を傍目に、きつく自分に自粛を課してました。 すこし、すこしだけご飯を食べに行っただけなのに。ショッピングに行っただけなのに。なんでこのタイミングで。 もう悔しくて辛くて、陽性が発覚した時は大声でお医者さんで泣きました。家でも泣き叫びました。母がぎゅーっと抱きしめてくれました。友達もたくさん慰めてくれました。 今は涙も枯れ果てて、ひたすら焼けるように痛い喉を治めるために、薬を飲んで寝ての日々です。もう、咳が3時間も止まらなくて、全く眠れません。 なんでこんなに人生って理不尽なんでしょうか。すっかり生きることに疲れました。私がコロナを舐めていたことも事実ですし、半ばヤケクソでたくさん予定を入れてしまったからというのもありますが。 もう私の成人式は2度と帰ってこないし、一生の後悔と自己憐憫と自己嫌悪が止まりません。もうどう立ち直ればいいんでしょうか。なにかお言葉を頂戴できれば嬉しいです。

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母にコロナをうつしてしまった後悔

はじめまして、こんにちは。 私は香川県在住、実家は兵庫県にあり、実家では母が一人暮らしをしています。 先日出張から帰省した際、実家に滞在させてもらっている間に、体調を崩しコロナ感染が判明、その数日後母にも感染してしまいました。 私が出張中に感染しており、潜伏期間の間に帰省、発症するまでの間に気づかず母にもうつしてしまった可能性が高く、母に申し訳ない気持ちで、宿泊療養先のホテルで毎日泣いてしまいます。 母は呼吸器系に悪性腫瘍の罹患歴があることと、60歳を超えていることから、通常よりもリスクが高いため、人一倍感染には気をつけていました。 そのため、私も帰省時には3日前と2日前それぞれで検査を行い陰性であることを確認し、出張中の複数人での会食予定は全て辞退し、誰とも濃厚接触せずに過ごしていました。 それでも感染してしまい、母にうつしてしまったことにやるせなさと、「そもそも帰るという判断を取りやめるべきだった」という後悔の気持ちで、現実は変わらないと頭ではわかっていながらも、自分の気持ちがコントロールできずにいます。 母に辛くて怖い思いをさせてしまったという事実以外にも、気掛かりなことがあります。 私の家庭は、4年前に父が病気で亡くなってから、母は一人暮らしをしています。 そのため、母一人では外出の機会が少ないため、私は帰省のたびに母と外食に行ったり、旅行に行っており、母はそれをとても喜んでくれていました。 離れて暮らしている以上、元気な状態で会える時間も有限なので、できる限り母と楽しい思い出を作りたいと思って行動してきました。 今回の帰省も、母とミュージカルや、スポーツ観戦に出かける予定でした。 ですが、このようなことが起きてしまった以上、2回目(また母にコロナをうつしてしまう)があってはならないと感じています。 今後私は離れて暮らしている自分が母に会いに行くこと自体、母を危険にさらしてしまうことになるため、気軽に会ったり、お誘いすることができなくなったことが何よりも悲しいです。 コロナは今後何年で終息するかわからないし、その間にも母はさらに歳を重ねていきます。 今回の件について、母には謝り、和解はできています。 今後、母のことを大切にできる、母との付き合い方について、アドバイスを頂けると嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

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回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ