同性からの性暴力
同級生から性暴力を受けました。
被害を受けたことが他の友人に知られてしまい、そのことにより二次被害を受けていて、生きていることが辛いです。
「女性同士なんだから許してあげるべき」「まだ気にしているのか。忘れろ」
私が悩んだり、相談したり、助けを求めようとするたびに、事情を知っている友人から心無い言葉を言われるので、傷口を深め、被害を受けた日から傷に上乗せするような苦しみが継続しているような感覚です。
性被害は男女関係なく心に大きなダメージを受けます。同性同士であれば罪が軽くなり、苦しんでいる被害者が過剰反応していると見なされるのは異常だと思います。
私は、学校で加害者の気配を感じるだけで吐き気がします。不眠や摂食障害なども起きて普通の生活さえできていません。
それでも「罪を憎んで人を憎まず」と思っているので、加害者の反省と更生、私の目の前からいなくなってくれれば加害者の罪の追求はしないつもりです。それが私が思う謝罪です。誤ってるんだから許してやれといって加害者が通常に生活できている状況を良しとしている周囲の人の許しは違うと思います。
友達だと思っていた人から暴力を受け、友達と思っていた人から言葉での暴力を今も受けてもう本当に生きていることが嫌になります。
私は間違っていない。強く生きたい。私に心の支えになるような言葉をください。
周囲に頼らず、自分で切り開く力やヒントがほしいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたは守られます
拝読させて頂きました。
あなたが本当に辛い思いをなさり、その上でなお一層二次被害を受けてつらい思いを抱えながら生きていらっしゃることを読ませて頂きました。あなたのその苦しみやつらい思いいかばかりかと思います、あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あなたは本当に辛い思いをなさって心身ともに深い傷を負われて今もとても苦しんでおられることでしょう。その思いをあなたの中で独りで抱えずにここでも可能な範囲でおっしゃって下さい。そしてできる範囲であなたの辛いお気持ちを学校や公的機関や児童相談所等にもご相談なさってみてあなたの思いを吐き出していきましょう。そして対応してもらいましょう。
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html
https://www.nnvs.org/shien/list/#01
https://www.npa.go.jp/policy_area/no_cp/uploads/shien_soudan.pdf
あなたは決して悪くないのです。あなたにそのような思いをさせて加害者が悪いのです。あなたは大切な人ですからあなたは守れるのです。
どうかあなた自身を先ず大切になさって相談なさって第三者に対応してもらいましょう。
どのような対応ができるのか私には詳細にはわからないですけれども必ずあなたは守られるのです。
その加害者に対してしかるべき対応がなされて、あなたが安心して毎日を生きて健やかに成長なさっていかれます様心から祈っております。そしてあなたを心から応援してます。宜しければあなたのお気持ちをまたお聞かせ下さい。あなたを心よりお待ちしてます。
真理を思い出す
大変な想いをされたのですね。
なかなか怒りは無くならないでしょう。
しかし、あえて言いますが、あなたが幸せになりたいなら、怒りを手放す方が良いのです。
そういう意味で、友人達の「心無い言葉」は理論的には正しいし、あなたに対して悪意があって言っているのではありません。
あなたが幸せになるためには、加害者や友人達への怒りを手放す方が良いのです。
心が傷つくというのは、結局は怒りによるストレスなので、自分の怒りが主な原因です。
まずは、理屈上でそれを理解してください。
そして、仏教では、「自分」という存在は幻だと言います。
被害に遭った自分と今日の自分は、細胞も新陳代謝でけっこう入れ替わっているし、実は別人なのです。
記憶データを受け継いでいるから同一人物だと錯覚しているだけで、実は瞬間瞬間ごとに新しい私です。
そう思って、新鮮な心で世界を見るようにしてください。
まぁ、それができれば戦争も無くなるんですけど、なかなか難しく、過去の記憶データに対して怒りをリピートしてしまいがちですよね。
それでも、瞬間ごとに新しい私だ、過去は記憶データにすぎないというのが宇宙の真理だと理解してください。
それを思い出すとき、あなたの心は仏様のように理性的になり、他人に対する慈悲もわくでしょう。
飼い犬に噛まれても、次の日に飼い犬と笑って散歩できる人は幸せです。
時間はかかるでしょうけど、それを目指しましょう。
残念ながら他人は変えられない(バカ犬を賢くはできない)ので、自分が変わる方が早いのです。