後悔ばかりの人生
人生が詰みの状態です。
5年ほど前、天職だと思える仕事に就きました。自分がやってみたいと思っていた事で認められ、毎日が本当に楽しくて輝いていました。
ですが、社内恋愛の末、交際相手から手酷く振られたうえに、信頼していた人からのレイプ未遂が重なり、人間不信から心が折れて退職。
その後、これまでとは全く別の仕事に転職。最初は仕事を任されていることや頼られていることにやり甲斐を感じていました。
しかし思った以上の激務と、父親の病気で収入が途絶えて実家が家庭内不和になったことで、精神はボロボロに。
どうにか日々を乗り越え、やっとことが落ち着き、あとは幸せ一直線だな思いながら長年片思いをしている相手と飲みに行くと肉体関係に…ダメだと分かっていたのに。更にそれを感じ取った異性からは軽い女扱いで誘いは尽きず。仕事に集中できずミスが続き自信も喪失。今の職場も最早これまでかと思っています。
何故同じことが繰り返されるのだろう、繰り返してしまったんだろうと後悔と反省の連続です。
私には仕事も恋愛も向いていないのかもしれません。でもどちらも頑張りたいし、人並みの幸せを手に入れたいです。
後悔ばかりの人生、泥だらけの人生を正して、好きな人や好きな物を選んで真っ直ぐに生きたいです。
でもまた同じような結末が待っている気がして、動き出す勇気がわきません。
私は誰かに必要とされ、愛されることはあるのでしょうか。過去を消すことはできませんが、乗り越えて強くなることはできるでしょうか。どうすればこれまでとは違う、真っ当な人生を歩めるでしょうか。今の仕事を続けるべきなのかも分かりません…
何か助言をいただけると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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知っているのと身についているのは違う、ということ
こんにちは。
「何故同じことが繰り返されるのだろう、繰り返してしまったんだろうと後悔と反省の連続」と書いています。これまで、あなたが経験した辛い出来事や困難を踏まえると、「後悔」も「反省」もあるでしょうし、「どうすればこれまでとは違う、真っ当な人生を歩める」のかと切実に問う気持ちは良くわかります。
私は第三者であるため、事実関係の詳しい内容や前後関係が不明な上での回答になることを了解してください。その前提で回答します。
上記には、「社内恋愛」と転職した後の恋愛が書かれています。
今回、特に二回目のことに注目してみたいと思います。
「全く別の仕事に転職」し、「やり甲斐を感じてい」た。
そこで、「長年片思いをしている相手と飲みに行」き、「ダメだと分かっていたのに」「肉体関係に」なった。「更にそれを感じ取った異性からは軽い女扱いで誘いは尽き」なくなって、「仕事に集中できずミスが続き自信も喪失」して「今の職場も最早これまでかと」考えるようになった。ここが現在地ですね。
「ダメだと分かっていた」の「ダメ」とは、どういう内容でしょう。
以前の「社内恋愛」での失敗や教訓が頭にチラついたということでしょうか。それとも別のなにかでしょうか。何れにせよ、早々に「肉体関係に」なる愚を「分かっていた」のではないですか。その行動が、相手にそして周囲にどんな印象を与えるか、ということを。
つまり、「分かって」いるはずだったことを、きちんと分かるようにする。実際の言葉に行動に反映する。単純なことのように思えても、知っているのと身についているのは違うということがわかっただけでも収穫ではないでしょうか。あなたが為すべき方向はすでに明確になっている、ということです。
愚痴、の痴は、知るという字に病垂れがかぶさっている漢字です。
知っていると思うことが、その実、病の中にあるということを教えてくれています。知っている、が愚かさと不満の表出と関連があることも。
自らを省みて、改善すべきを改善すればいいだけの話です。
あなたは恋愛による不安定化さえ避ければ仕事そのものには、一生懸命実績を残せる人だと思います。ご自身の思考と行動を強固に明確に意識することで、あなたの前途はきっと明るくなります。その観点で、今の職場にとどまるべきか、転職すべきかをお考えください。
どうぞお大事に。