子どもの頃の自分
長い間、抱えてきた問題があり人から思い通りにさせられそうになったり、脅されたりしてきました。ずっと心を閉ざして生きていました。自分が、どう思っているかよりもどう思われているか、どうしたら八つ当たりされないか、この空気は安全かどうか、この道を進んだら親は、どういうか、怒られないかどうか。そんな風に考えていました。
素直に生きるのがとにかく怖いと思ってしまっている時期があり人の後ろをついていくだけの人生だったように、思います。
気づいたら、もう自分のことや人生をどうでもいいと思うようになっていました。
それが最近子どもを産んで、ありのままの自分に出会ったような気持ちになったんです。
元気だった頃。親が大好きだった頃。引っ越しして、心機一転頑張ろうと思ったこと。でも、いろんな壁にぶち当たる上で相談する人、安心できる場所が見当たらなくてグレてしまい、精神的に参ってしまいました。自分として生きてる感覚がないまま大人になったけど、今度は子どもを産んだことで素直な自分が戻ってきたんです。
でも、気づいたら親は歳をとっているし和解したいけどできないような気持ちです。結局、親の愛はわたしに上手く伝わっていなくてひとり迷子になっていたけど愛がなかったわけではない。そんなことに今更気付きました。もう何からどうしたらいいのかわかりません。こんな自分の人生生きてない自分が親になって頼られることに不安を感じます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
その気づきを土台として
拝読させて頂きました。読ませて頂いてあなたが成長期にどう生きていっていいのかわからなくて実はとても苦労なさっていらしたのではないかと感じました。
そして今あなたはお子さんを産んで新たな人生の一歩を踏み出されたのかと思います。今いろんなことがあなたの頭の中を駆け巡っている様に思います。
あなたが「ありのままの自分に出会ったような気持ちになったこと」「元気だった頃のこと」「親が大好きだった頃のこと」「引越して、心機一転頑張ろうと思ったこと」「壁にぶち当たり相談できる人、安心できる場所が見当たらずグレてしまい、精神的に参ってしまったこと」「自分として生きる感覚がないまま大人になったこと」「子どもを産んだことで素直な自分が戻ってきたこと」「親の愛が自分に上手く伝わってこなくて独り迷子になってしまったけど親は愛がなかったわけではない」
そういうことにあなたはお子さんに恵まれたことでいろんな気づきが生まれてきたのかと思います。
戸惑うことも迷うこともあるかもしれませんけれども、あなたはこれからもその気づきを土台として少しずつ成長なさっていくのではないでしょうか?
お子さんが育っていくように、お子さんが育つに従ってあなた自身もより多くのことを気づき実感なさりながらあなた自身の成長を遂げていくように私は思います。
不安もあるかもしれませんけれども、あなたはそう実感なさっている通り、あなたな決してもはや独りではありませんからね。お子さんともご家族とも一緒に生活しながら成長なさり共に皆さんと幸せを実感なさって生きていくのかと思います。
ですからどうかあまり不安にならずにお子さんと一緒にいろんなことを受けとめていきましょう。
あなたがこれからもお子さんやご家族の皆様と一緒に毎日を安心なさって生きていかれ健やかにご成長なさっていかれます様、そして皆さんと一緒に心から幸せに生き抜いていかれますようにと心から祈っています。
質問者からのお礼
回答、ありがとうございます。
気づきがこれからの自分を成長させるんですか。
親から認めてもらいたくてずっと頑張ってきました。でも、褒められたい、認められたい、そのことばっかりで本当の自分と向き合っていませんでした。これからも親にもらい続けていないといけないとか、謝ってもらわないといけないとか、思っていましたが気づきの中で子どもと成長していけるんですね。
親孝行したいときに親は無し。といいますが、わたしが大事な事に気づいた時、親はいないんじゃないかと今から思ってしまいます。