旦那の浮気を疑ってしまう。探り合いはほどほどにが夫婦のルールです。
彼氏や旦那に浮気をされてしまったら…。深く傷つきますし、もう何も信用できないと感じてしまうこともあるでしょう。
お坊さんから生きる知恵(アドバイス)をいただけるhasunohaでは、浮気に関する悩みを抱えるたくさんの方々が相談しています。今回はその中から、結婚前の旦那の浮気で不安になったり疑心暗鬼に陥っている女性からの相談を紹介いたします。
旦那の浮気を忘れられず、隠れて携帯をチェックする日々
結婚一年目を迎える相談者のぽんさん。結婚前に旦那が昔の友達と浮気をしていたことが発覚しましたが、別れるという選択が考えられずにそのまま結婚。今では浮気相手との連絡は一切断ち、家族に尽くしてくれているのですが、どうしても旦那の浮気を忘れられずに疑心暗鬼になってしまうそうです。
今は子どももいて幸せなはずなのですが、彼の浮気を忘れられません。飲み会に行くと聞くと疑ってしまうし、行かなくてもほかの人の影がないか携帯を見てしまいます。
いけないことだとは思っていますが、どうしても不安を消すために見てしまいます。見てしまった後の自己嫌悪がとまりません。
旦那の浮気のことは忘れて、携帯を見なくても安心できるようになりたいと悩む質問者さんに、お坊さんはどのようなアドバイスを送ったのでしょうか?
疑心暗鬼は天邪鬼を作り出す
浮気が気になってしまうのは当然のことではありますが、今は反省して誠意を尽くしているのであれば、隠れて旦那の携帯をチェックするのは恥ずかしいこと、とあるお坊さんが回答しています。
もしそのことをご主人が知ったら、人間は天邪鬼の心が立ち上がって、そこまで疑うのなら想像してる通りになってあげましょうなどという気持ちにならないとも限りません。
あなたの気持ちは疑心暗鬼という状態ですが、そういう気持ちを持って携帯のチェックなどするのはプライバシーの侵害でもあって、大人の人間として、浮気するのに匹敵する恥ずかしい行為です。
信頼しあっていないのなら、本当の夫婦とはいえないですね。(中略)いまのうちに疑心暗鬼を捨てて清浄になってください。携帯を盗み見するような恥ずかしい女は卒業して、胸張って生きてください。
自分に置き換えて考えてみると、過去の過ちを精一杯反省しているのに、いつまでも疑われて携帯までチェックされてしまっては、相手への信頼も愛情もなくなってしまうかもしれません。そこまで疑うならもう一度浮気してやるよ、という気持ちにもなってしまうかもしれません。お坊さんのおっしゃる通り、旦那の誠意を受け入れて胸を張って生きていくことで、心にも余裕が生まれてもう一度信用できるようになるかもしれませんね。
探り合いはほどほどに、これが夫婦のルール
ある女性のお坊さんは、相手を疑い始めたらキリがなく、いつまでたっても安心できることはないと回答しています。
相手を疑うということは、自分も相手から、信用されていないということ。これは、敏感に通じるのです。ご主人の携帯を見る習慣も、いずれ バレたら、ご主人の気持ちは、あなたから確実に離れてしまいます。探り合いは、ほどほどに。これが夫婦のルールです。子育てを楽しみながら、ママ友と いっぱい遊んだり。ちょっと子育てから手が離れたら、趣味を持ったり、自分磨きの時間のほうを大事にしてみてはいかがでしょうか(*^^*)(教善寺 中田 三恵)
確かに、相手から信用されているかどうかというのは、言葉に出さなくても敏感に感じるものです。相手を疑うあまり、自分の信用を失ってしまったらショックですよね。お坊さんのおっしゃる通り、夫婦の探り合いはほどほどにして、自分の趣味や楽しみに打ち込めばモヤモヤした気持ちもリフレッシュできそうです。
これらの回答に質問者さんは「恥ずかしい行動をとっていたこと深く反省しました。 これからはもう一度ちゃんと信じて夫婦で歩んでいきたいと思います」と感謝されていました。
長い人生を共に歩むことになる夫婦。一度裏切られてしまったら疑い深くなってしまうのは仕方がありませんが、相手が反省しているのにいつまでも疑心暗鬼な気持ちでいては、信頼関係にひびが入り修復不可能になってしまうかもしれません。
いつまでも根に持つのではなく、相手の反省を受け入れる。自分なりのリフレッシュ方法で気分転換する。探り合いはほどほどにしてお互いを信頼しあうことが、夫婦生活を続ける上で大切なのかもしれませんね。
引用:旦那の浮気を忘れる方法