息子を亡くし、他にも嫌なことばかり。
こんにちは。
昨年、息子を亡くしました。
緊急帝王切開で産まれたのですが、15時間後に亡くなりました。たった1日も生きることができませんでした。寂しくて、苦しくて、一生立ち直ることはできません。1年経ってもこうですので、今後も心から何かを楽しめる気がしません。
その後、詳しくは言えませんがものすごく腹が立つことが立て続けに起こりました。こちらの責任でもあります。しかし、考えれば考えるほど「相手にも非がある」と思ってしまいます。責任は認めて謝りましたが、相手から言われた色々なことばに腹が立ちます。こちらに罪悪感を抱かせるための作戦だったのだと思います。
色々なことがあり、大金も失いました。
気持ちが少しでも楽になるよう、考え方を改めようと何冊か本を読み、前向きになることばをいくつかノートにメモしたりと、息子のためにもできるだけ毎日を充実させようとしていますが、寂しさ、怒り、虚しさ、悲しさなど色々な感情が入り混じって、毎日が辛いです。
元々時間を無駄にするのが一番嫌いなのですが、何をする気力も出ず、ぼーっとしてどんどん憂鬱になっていっています。
息子が生きていれば、とそればかり思います。生きていればそろそろ歩き始めるころだと思います。かわいかっただろうな、と息子のことを考えては寂しくなり、を繰り返しています。
明日死ぬと思って必死に生きないと!と思っていますが、元気がでません。毎日が憂鬱で憂鬱で仕方がないとき、どのように考えたら少し楽になるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
息子さんを思いながら
拝読させて頂きました。
大切な息子さんがお亡くなりになりあなたは大変なショックを受けておられることでしょう、深い悲しみやさみしさや後悔があなたの心の中で渦巻いておられることでしょう。また思い通りにならないこの世やものごとに対しても怒りややるせない思いをなさっておられるのではないかと想像いたします。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
お亡くなりになられた息子さんが心安らかになります様切にお祈り申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
息子さんは必ず仏様がお導きなさって下さり、先に往かれた親しい方々やご先祖様が息子さんを優しくお迎えなさって下さいます。息子さんは仏様のもとでご先祖様方に守られながら心から安心なさって下さいます、一切の迷いや苦しみや孤独からも救われて円満になり、清らかにご成仏なさっていかれます。
息子さんとのご縁は決して消えるものでも切れるものでもありません、息子さんとのご縁はこれからも一層深くなっていくのです。
息子さんはこれからもあなたやご家族の皆さんをいつも優しく見守っていて下さいます。あなたが辛い時にも悲しい時にもさみしい時にも寄り添っていて下さいます。息子さんは一生懸命にその人生を生き抜いていかれたのです。私達の感覚では限られた時間かもしれませんが、あなたのもとに命を恵まれて、与えられたその命を一生懸命に命をかけて生き抜いていかれたのです。そして穏やかに円満にごじょうぶつなさりあなたや皆さんをあたたかく見守っていて下さるのです。
あなたのその悲しみもさみしさも後悔もつらい思いも消えないでしょう。どうかその思いをそのまま息子さんをご供養なさりながら心からお伝えなさってみて下さいね。息子さんはあなたの思い全てを優しく受けとめて下さいます。そしてあなたに寄り添いなぐさめて下さいます。
そしてあなたの心も身体もちょっと一息休めて下さい。あなたの心はその悲しみやつらい思いでへとへとになっていませんか?あなたの心は疲れ切って限界まで追い込まれていませんか?今は息子さんを心を込めてご供養なさりながらあなた自身を休めて癒してあげて下さい。息子さんはきっとあなたを見守りあなたを癒して下さいます。あなたの大切な息子さんですからね。
世の中には煩わしいことが沢山あります。少しほっといてあなたの心を息子さんと癒して下さい。どうかこれからも息子さんと共に。
質問者からのお礼
おはようございます。見ず知らずの私のために、とても丁寧な回答をいただき本当にありがとうございます。読みながら涙せずにはいられませんでした。
昨年のこととはいえ、息子が亡くなった翌月に腹立たしいことがいくつも起こり、もっともっと大変な状況の方々がいらっしゃるのに「人生は不平等だ」などと今になっても思ってしまっていました。理不尽なことが世の中にはたくさんあり、とても悲しかったです。あまりにも腹立たしかったので落ち着けず、息子が亡くなったあとは何もせずじっと時間を過ごしてきたりして、今年が終わるころになりやっと「誰かに相談してみよう」と思い、いつもサイトを訪れていたhasunoha にアカウントを作りました。
息子と私のためにありがたいおことばをいただき、息子のためにもたまには色々考えるのをやめて、少しずつ前を向かないと、と思いました。息子がいつも見守ってくれていることを忘れないようにしたいと思います。
本当にありがとうございました。とても救われました。