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過去の中絶について夫に隠している罪悪感

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はじめまして。
標記の件でご相談させてください。

私は4年半前の大学生の頃に、当時交際していた前の彼の子を妊娠し、中絶した経験があります。中絶したことは、前の彼とその彼の家族以外は、私の両親にも私は話しておらず、誰も知りません。そして今年、私は別の方と結婚しました。

中絶後も、当時の彼に執着し、自分を大切にせずその彼を追いかけていたことや、なんならまたその彼との間に子どもができて結婚できればいいのにと命を軽視していた馬鹿な自分があったことを思い出して、自分には嫌気がさしますが、
中絶したことについては、後悔と反省を重ねるにつれ、ベストではなかったがベターな選択であった、あの命が教えてくれたことや導いてくれたことがたくさんあり、今の自分があると思えています。

夫は誠実で真面目で私のことを本当に大切にしてくれています。
しかし、私は夫に中絶の過去を話しておらず、前の彼氏の話すらしていません。
夫と幸せな時間を過ごしていると、隠していることの罪悪感と何も知らずに自分を愛してくれている夫に申し訳なく、泣けてくるのです。
たまにふと漏らしてしまいそうになるのですが、私の過去を話すことは、夫にも荷物を背負わせることになるとも思い、言えません。
失った命に意味をもたせるためにも、夫を幸せにしたい、幸せな家庭を築こうと前を向いて生きていこうとしています。

私が過去の過ちを話して、夫を傷つけ、夫が本来築きたかった家庭像を壊したくないと思っています。
その一方で、先ほど述べたように、何も知らない夫へたまらなく申し訳なくなります。

自分勝手な話ですが、夫も私もいつか私たちの子どもができたらいいなと思っています。定期的に婦人科検診を受けて、私の身体に目立った異常は今のところはないようです。

このまま墓場までもっていっても良いのでしょうか。
その場合、今の夫への罪悪感とどう向き合えば良いのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの問題と線引き。それが夫に対しても誠実に向き合うことに

私はね、言う必要はないと思いますよ。
あなたの罪悪感は、あなたが背負うものであって、打ち明けることが 決して気持ちが軽くなることとは限りません。打ち明けられても、どうすることもできないでしょうし、優しいままの夫かもしれませんが、正直 溝が出来てしまうように思います。(そんな方もたくさん見てきました)

過去のことは、あなたの中にしまっておくことです。勝手なものでね、中絶を決めた自分がいるのに、今になってちゃんと愛されるために許してほしい自分がいるのではないですか。私にはそう見えてしまいます。

夫は何も知らないのではなく、あなたが見せようとしなかったのでしょ。それが自分を苦しくさせている。それでも背負うものなのですよ。しっかりとね。

罪悪感は、失った命に対してです。一生かけて、手を合わせる生き方をね。それが、償いですよ。

これからも夫や、また将来に生まれてくる子どもに、罪悪感が生まれたら、お寺にいらっしゃい。
一緒に供養していきましょう。
仏様に気持ちを聞いていただきましょう。
あなたの問題と、家庭はちゃんと線引きしたらいい。それが夫に対しても、誠実に向き合うことになりますよ。

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おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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思いをおっしゃって下さいね

拝読させて頂きました。
あなたのお辛いお気持ちを読ませて頂きました。あなたが抱えているその思い全てはわからないですが、お気持ち心よりお察しします。
良かったらあなたの思いをゆっくりここでもおっしゃって下さいね。そしてあなたの心を少しでも軽くなさって下さい。

その子を心を込めてご供養なさって下さいね。その子が仏様に導かれご先祖様方に優しく迎えてもらえるように、そして一切の迷いや苦しみからも救われます様心から仏様やご先祖様方にお願いなさって下さい。その子は必ず救われて仏様のもとでご先祖様方と一緒に安らかにご成仏なさります。その子とのご縁はこれからも続くのです。

あなたの思いを神仏やあなたのご先祖様方に心から手を合わせて心の中でおっしゃって下さい。神様も仏様もご先祖様方もあなたの思いやお言葉にしっかりと耳を傾けて下さいます、そしてあなたの思いを受け止めて寄り添って下さいます。
あなたは決して独りではないです。あなたの心の重荷を軽くなさって下さい。

私はあなたが抱えていらっしゃる思いを旦那さんにお話しなさってもいいかと思いますし、おっしゃらなくてもいいかと思います。そしてあなた独りで抱えなくてもいいかと思います。

あなたは沢山の方々に見守られて、大切な方々と一緒に生きておられるのですからね。
あなたはこれからもずっと沢山の方々に守られて生きていくのです。
きっとその子もあなたのことを優しく見守っていて下さるでしょう。あなたがこれからも励まされ、皆さんと一緒に心から幸せに生き抜いていかれますように心より神仏やご先祖様方やその子に祈っています。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。今後の人生の参考になりました。また今後も迷うことがあれば、相談させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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