回答 2
有り難し 31先日付き合っていた彼女が浮気をしました。その事情を聞こうとしたところ音信不通となりそのまま終わりました。
そしてその元彼女はSNS上で浮気相手と幸せそうに過ごしています。
初めの頃は自身に未練があるのかと思っておりましたが、次第にそれは2人の楽しそうな写真を見た事による嫉妬心、事の経緯が知れぬまま終わってしまった、もどかしさであり復縁したいと思っている訳ではないと考え、そっと自分の想いを仕舞う事にしました。
しかしある日、何の因果か新しい男は職場の同僚の古くからの友人であると知りました。
何ヶ月もかけて乗り越えたのに何故近くに男の存在までもがチラつくのか、恥ずかしながら怒りと憎しみが再燃してしまいました。
結局、事の経緯は分かりませんでしたが職場の同僚曰く、新しい男の前の女との別れた原因は男の浮気との事で、そのような少し残念な倫理観であるならば私から幸せを奪った事も妙に腑に落ちました。同時にそんな事情を知らぬとは言え、そのような男に心を奪われ浮気をした元彼女も所詮その程度なのだと悲しい気持ちになります。
ただ１つ心配があるとするならば、そんな浮気性と一緒にいて今後幸せなのかと思う所です。不幸になって欲しいとは思えないのです。
正直、私から幸せを奪った男には不幸になって欲しい、そう思ってしまいます。この様な場で申し訳ありません。
それなのに、同じく私から幸せを奪った元彼女には不幸になって欲しくない、一緒に居た頃の笑顔のまま今後を生きて欲しい、例え戻って来ないとしても不幸にはなって欲しくありません。元彼女は最早、私の事など何も考えていないのに。片方だけ幸せになって欲しいなど虫が良すぎますよね。
ええいどうせなら2人で幸せになってくれク●共が。
とても歪な感情で、曲がりなりにも幸せを願う自分に腹が立ち、悔しくて堪りません。
そんな私に喝を入れていただけるなら幸いです。
そしてそんな感情に自分では説明がつかず改めてご質問させて頂きたいです。
人から奪った幸せは永く続くのでしょうか？
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんにちは。
「浮気」をされた過去があっても、「不幸になって欲しいとは思えない」とのことです。それほど彼女のことを大切に想っていたのでしょう。不本意ではあっても、「ええいどうせなら2人で幸せになってくれ」とまで心に思い浮かべてしまう複雑な胸中が伺えます。
「人から奪った幸せは永く続くのでしょうか」とのご質問です。
「永く続く」という継続性の面で、私は続きにくいと思います。
たとえ話です。
サッカーには、基本的に手を使ってはいけないというルールがあります。そのルールをルールとして尊重している限りにおいて、サッカーは楽しいスポーツになるでしょう。
しかし、このルールを誰かが勝手に破ったらどうでしょう。何で足ばかり使うんだバカバカしい、手で遊んでも良いだろう、と。ルールが崩れたサッカーはもはやスポーツではなく、秩序のない単なるボール遊びにしかなりません。
そんなボール遊びは楽しいでしょうか。最初はいいかもしれません。ルールを破って自分たちの新しい世界を見出したかのような興奮につつまれるかも知れません。でも、そんな遊びはすぐに終りを迎えると予想します。そこには何の発展性もない、無秩序にボールを扱う面白みのない反復があるだけ。端的に言って、何でもありは一見面白そうで、その実、全く面白みに欠けるからです。
「新しい男」も、「元彼女」もルールを破ったその人です。
現在の所、ルールを遵守せず、自分たちが心の赴くままにボール遊びをしているのだと思います。しかし、ひと度ルールを破ってもいい、という無秩序に足を踏み入れると次回にはきっとハードルが低くなっています。それは、二人共、です。
「人から奪った幸せ」とは、言い換えるならルールを破った幸せです。
そもそもそれを「幸せ」と呼ぶこと自体に錯誤を感じます。
「奪っ」て「幸せ」という例が私には思い浮かびません。
人としての常道を守りつつ、分け合ったり、譲り合ったり、共感し合ったりして、紆余曲折がありながらも一緒に入られてよかったね、と思う。こういう道筋にしか私は「幸せ」をイメージできません。
今後のあなたに、「永く続く」本物の「幸せ」の縁があることを願っています。
追記
この度は、ご丁寧にご返信並びにお気持ちをお運びいただき、誠にありがとうございます。ご参考になれば嬉しいです。また、ご相談がありましたらお寄せください。
こんばんは。複雑なご心境ですね。今後のことですか？わからないですよ、どうなるかなんて。元彼女さんも相談者さんも（その他の登場人物たちも）。わかったら人間関係の悩みなど、誰しもが苦しむことから開放されます。苦しむことにはワケがあるのです。
「私はこのように願います」と願いを立てても、焦点があわないと願いはかなわないわけで、いやむしろ、焦点をあてること自体が間違いなのかも知れない。循環思考で苦しくなりますよ。つまり、多分に相談者さんが求めている人生観と異なる方向に、もっていこうとしているのかもしれません。
長文のご相談から拝察するように、相当に想うことがあるのでしょうけど、明日のことを第一義に考えませんか。これは私自身も非常に難しいと感じ悩んでいるのですが、他人の心情どうこうを変えることはまず厳しいですから、相談者さんが幸せになる道を徹底的に追求するべきだと思いますよ。私の質向上に努めるべきです。
幼少の頃やった放課後のサッカーを思い出しました。仰る通り、ルールが崩れたボール遊びは一時盛り上がっても直ぐに終わりを迎えておりました。きっと恋愛にも同じ事が言えるのですね。。
「奪っ」て「幸せ」たしかに私も違和感を感じ始めました。私からは「幸せ」が無くなったように感じていたので、さも向こうに行ってしまった様に感じておりました。
しかし、あの頃感じていた幸せはゴチャゴチャになった感情に隠れては居ましたが、思い出としてまだこちらにあった様です。これはこれで大事に仕舞って置こうと思います。
残念ながら二人の幸せが永く続きにくいようですね。。二人が一緒にか離れるかは兎も角、各々が過ちに（私が言うのはおこがましいですが）気がついてそれぞれが幸せになって貰えればいいなと思いました。
貴重なお時間を割いて頂きありがとうございました。
清水様
貴重なお言葉ありがとうございます。
どうなるかなど分からない。おっしゃる通りだと思います。
私の生き方が不器用な故に、分からない事を分からないままにしておく事が苦しくて、本当の所は最早分からないとしつつも、自分の願望を描き相手方は「きっとそうなっている、そうなって行く」そうする事でそれをさも現実に起こっている事、起こっていく事、と錯覚させ自己満足を得て心を落ち着かせようとしていたのかも知れません。
人を変えるのは難しい、本当に仰る通りだと思います。お言葉から改めてそれを痛感し、ならば自分を変えて行かなければと言う気持ちになりました。
頂いたお言葉の通り明日を第一に考える事にして、「きっとそうなっている、そうなっていく」これは前向きな意味で自分のために使う事にします。
貴重なお時間を割いて頂きありがとうございました。
