妊娠前の出来事を思い出して苛ついてしまう
お世話になります。
1年半の不妊治療の末、子供を授かることができ今は妊娠四ヶ月になりました。
不妊治療していた頃は本当に毎日が辛く、街の妊婦さんと自分を比べては落ち込んでいました。穏やかに過ごしたくてママになった友達からコロナを理由に距離を置いたりもしました。
妊娠できた今では、出産経験のある友達に早く報告してあれこれ話したいと楽しみにしています。
ただ、一人だけ許せない友達がいます。その子は前々から幸せな節目のたびにいちいち電話をかけて報告してくる子でした(彼氏と付き合った、同棲した、プロポーズされた……)その電話がくる度にうんざりしていました。私から彼女にそういった報告はしませんし、普段特にやりとりしないので「久しぶり、元気?話したいことがあるんだー!」と連絡が来る度に「また幸せ報告だな」と分かるくらいです。
許せないことが起こったのは去年の私の誕生日でした。「誕生日おめでとう!最近どう?電話で話したいことがあるんだ」と連絡が来たとき、あ、妊娠報告だなと分かりました。不妊治療中だったので通話したくなかったのですが、夫から「転職の相談とか、他の悩みかもよ」と言われて相談なら助けになりたいと思い通話しました。でも内容は妊娠報告でした。
私の誕生日のお祝いなんてのはただの口実で、すぐに妊娠報告、その後延々とつわりがつらいとか性別がもうすぐ分かりそうとかの彼女の話ばかりでした。電話を切ったあとたくさん泣きました。どうして私の誕生日にこんな思いをしなきゃいけないのか、どうして相手の話を聞いてあげなきゃいけないのかと悔しかったです。
それからずっと彼女に対して恨みのような気持ちを抱いています。幸いわたしも妊娠ができましたが、彼女にだけは言いたくないです。また、わたしが誰かに妊娠を打ち明けるときはできるだけ相手を傷つけないようにしたいと思っています。不妊治療をしてたくさんつらい思いをしたので、友達にあんな思いはさせたくないです。
妊娠した今も彼女のことを思い出してはイライラしています。こんな醜い心でいたら、お腹の赤ちゃんに影響があるのではないかと心配です。妊婦を恨んでいたバチが当たって無事に出産できないのではとも不安になります。
もう彼女のことは忘れたいです。我が子を抱くまで、穏やかに笑顔で暮らしたいです。何かできることはないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お腹の赤ちゃんと愛情を育む
みかん 様 相談ありがとうございます。
男性の私が妊娠の辛さとか心の変化をあまりとやかく言えないのですが、
赤ちゃんは、結構胎内記憶があるそうです。
そしてお腹の中にやってきた赤ちゃんは、お母さんに愛を届けるためにやってきたという話もあります。科学的根拠はあまりありませんが、そんなことを信じてみませんか。
赤ちゃんはもともと愛で満たされているそうです。
その愛が発揮されるのは、お母さんが情をもってお腹の中に宿った時から接するのが良いそうです。
「私のおなかの中にやってきてくれてありがとう」と
お腹をさすりながら伝えると情が伝わるそうです。
これで親子の愛情が育まれていくといわれています。
ですので、気に入らない友達は連絡をしばらく断ってもいいと思います。
そのうち赤ちゃんが連絡してもいいよとサインをくれるかもしれません。
色々困ったら、お腹の赤ちゃんに聴いてみるのもいいそうですよ。
命というのはずっと続いていますから、環境よく、心地よく赤ちゃんの為に過ごしてあげるのが、いいですよね。出産後の子育ても変わってくると思います。
上記の話は、池川明著「胎内記憶が教えてくれた この世に生まれてきた大切な理由」(青春出版社)の本からの内容です。どうぞ参考にしてください。
きっと、仏様も見守っていると思います。そのことも信じて、お腹をお大事に赤ちゃんに優しく声をかけていってくださいね。
一礼
追申:メッセージありがとうございました。次の質問で、帝王切開の悩みを投稿しておられますね。不安になるのも致し方ないと思います。ここはしかし、
信じることだと思います。ネットの情報より、主治医の先生の力と、赤ちゃんの力と、あなた自身の力と、ご主人の力を、すべて信じて、ゆだねるということが、不安を乗り越えられるのではと思います。
私の方では、無事に出産がおえられますよう。元気な赤ちゃんを迎えられますようお祈りさせていただきます。再礼
追追伸:ご出産おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。ご家族すべての方が愛情で満たされるよう、またご多幸をご祈念申し上げます。合掌礼
質問者からのお礼
遅くなりました。回答ありがとうございます。
あれから妊娠週数が進み、性別や胎動が分かり赤ちゃんの存在を感じやすくなりました。お腹が大きくなるにつれてこれからの暮らしを想像する時間が増え、問題の彼女のことを思い出すことは少なくなりました。穏やかな日々を過ごしています。
胎内記憶や挙げてくださった本の著者については、不妊治療していた時期に思うところがあり、申し訳ないですが読むことはしていません。
引き続き間近に迫った出産にむけてゆっくり過ごしたいと思います。
追伸ありがとうございました。
メッセージを読み、おっしゃるとおりだと励まされて出産まで過ごしました。先日無事に帝王切開で赤ちゃんが誕生したことをご報告します。
手術直前まで不安はゼロにならず眠れない夜もありましたが、現代医療や人間の生きる力を信じて乗り越えることができました。
蓋を開けてみれば何のトラブルのない出産でしたが、こうやって自分の心と向き合ったことは貴重な経験になりました。この誇りや感謝の気持ちを忘れずに、夫婦で赤ちゃんを大事に育てていきたいと思います。