モチベーションがなくなりました
来春就職する大学院生です。
今まで、私は好奇心が強く努力家だったと思います。
これが面白い!と思ったら色々調べ、詳しい人に話を聞きに行き、他の大学の実習に泊まりがけで行くほど好奇心がモチベーションでした。
そして、レポートだってアルバイトだって、少しでも質の高いアウトプットを出すために努力していました。
しかし、コロナ禍や就職活動で上手くいかないことが増え、心が折れました。
大学の卒業研究も、就職活動も、今まで信じてきたモチベーションでは結果が出せず、努力する気力も尽きてしまいました。
今思うと、好奇心が強く努力のできる自分が好きだったのだと思います。
しかし自分の価値観や自分に感じてきた価値(好奇心の強さや努力など)がガラガラと崩れ落ち、この先の人生が空虚になってしまいました。もう何にも興味もやりがいも持てない気がするのです。
こんな私を採用してくれた就職先には本当に感謝していますが、今の自分が何か価値を生み出せるとは信じがたく、前向きな気持ちになるのが難しいです。今まで勉強してきたのとは全く違う分野の企業ですし…。
これからの人生、どうすれば前向きに未来に向かえるでしょうか。充実させたいです。
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問題意識
こんばんは。今まで好奇心でさまざま行動してきたとのこと、正直申しまして羨ましいほどです。幼稚園のような子どもならともかく、20歳過ぎても好奇心で行動できるというのは、稀なほど恵まれた人生であるとさえ思いますよ。
モチベーション、という言葉でどんなイメージなのかは分かりませんけれど、「問題意識を持つ」というのも行動の原動力になります、好奇心とは方向性が違いますけれど。
世の人たちがどんな問題意識を持っているのか。何に困っているのか。それを軽減したり無くすのも仕事の生まれる場所です。ただ「金を稼ぐため」に仕事をしている人も多い中、「気持ちがなければ」という貴方の姿勢は、とても人間らしいと感じます。「プラスを追う」だけでなく「マイナスを避ける」方向の発想も良いのではないでしょうか?
ちなみに、我が父は90歳近くになりましたが、いまだ好奇心旺盛です。立場は住職と学者。好奇心を活かして生活していく職業としては、その辺りが妥当なのかも知れません。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
自分の姿勢を「人間らしい」と評価され、その上で新たな方向性を示唆して頂けて、久しぶりに心に血が通ったような感覚です。
そうですね、原動力は色々なところで見つけられるものなのかもしれません。
探しながら日々を過ごしたいと思います。
学者はまさに目指したかったけれども打ち砕かれたところですが(笑)、またいつか何かに好奇心を燃やせるといいなあと思います。
自分を認めて前を向ける気がしてきました。本当にありがとうございます。