繋がりが少ない気がして寂しく感じます。
夫の転勤で今の土地に住んでいます。
定年まで、もしくはその先まで住むことになりそうです。
二人娘がいますが、独立して一人暮らしをしています。夫と二人暮らしですが、仲良く暮らしています。娘一人は近くに住んでおります。
今の暮らしでは親戚が全て飛行機の距離。
友人も遠くにいますが、あまりに遠距離のため、だんだん疎遠になっています。
今の土地では、少ししか友人もおりません。
大きな町ではないため、遠くから入ったものは馴染みにくい面もあります。
何だかとても寂しく感じることがあります。
親は他界、姉妹も遠いですし、親戚の集まりもありません。
パート先の人間関係は良好ですが、従姉妹の話などをしているのを聞くと寂しいです。
どのような心持ちで過ごせばよいでしようか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
サークルに入る、SNSを利用するなど
私は富山県のお寺でない家庭に生まれ、滋賀県で寺の住職をしています。ですから、似たようなところもありましょう。参考にしていただければ幸いです。
まず、小さいときからの長い人間関係にはなかなか入り込めない寂しさはありますが、サークル活動などの会に入りますと知り合いは増えます。英語のサークルはなかなか楽しいものでした(今はやっていません)。また、現在は子ども食堂をやっていますので、こちらのつながりもよいのものです。民謡のサークルの方々も先生をはじめとてもよい方々で、民謡そのものは上達しませんが、先輩たちにはずいぶんと恵まれています。
人間関係のしがらみはたいへんでしょうから取捨選択はしなければなりませんが、サークル活動に参加されるのはよいやり方であろうと思います。そして、私はお寺の住職ですから、お寺のお参りもお勧めしたいです。
それから遠くのご親類の件ですが、SNSを利用することにより以前よりはずっと遠距離の親類、知人との連絡は楽になりました。SNSを上手に利用することである程度はお悩みを軽減することは可能でしょう。
2009年にカナダのカルガリーに行ったとき、大学教授である日系二世の方を訪ねました。そのとき、先生はパソコンを開いてオンタリオ州におられるお孫さんと日本語で話しておられました。もちろんお孫さんはもちろん先生も母語は英語ですが、そんなふうに育てておられるのですね。先生はいつもそんなふうにして遠く離れたお孫さんと話しておられるようでした。その当時、すでにこうしたことは珍しくはなかったのですが、お祖父ちゃんと小さなお孫さんが物理的距離と関係なくつながっておられるのを目の当たりにして、素敵だなぁと思いました。
つきなみすぎるほどつきなみな回答となりますが、参考にしていただければ幸いです。