生きているのが恥ずかしい
お忙しい中ご覧いただきありがとうございます。
私は今とても生きているのが恥ずかしいです。
環境には恵まれていますし、運が良く実力以上の希望の医大に通えています。
しかし、今空っぽで何も取り柄がなく、それどころか欠点だらけなのです。今までぬるま湯に浸かり、自分を甘やかしてきたツケが回ってきました。
大学は実力以上のところに運で受かってしまい、学習内容や周りのレベルについていけず、
親に大金をかけて勉強させてもらっているのに成績はどべで2回も留年しました。
勉強してるつもり、努力してるつもりなのです。つもりで出来ていない、足りないそれだけ、分かってはいます。
成績の良し悪しが全ての世界なので、ついに友達にも呆れられ見放されたのだと思います。
精神的にこたえて今は休学させてもらっています。
努力ができず、自分に甘いからこうなったのです。
性格の面でも、人の欠点を見つけてしまうのです。自分は欠点だらけで誇れるところもないのに、何様なのでしょう。
高校の時は毒舌で友達にきつい言い方をしてしまったり、思いやりが欠けた行動をしたこともあります。責められれば逃げようとして濁したり、素直に認めるとこができなかったりします。
他に特に人よりできることもなく、努力もできないのに怠惰で、プライドだけは高くどこか完璧主義で自分の立場や実力を弁えていません。
親からはメンタルが弱いと言われています。
こんな自分が恥ずかしく、情けない。嫌いで仕方ないのです。
これらに耐えられず休学前に自殺未遂をしました。
首を吊りましたが意識が戻ってしまい、失敗しました。親は知りません。
それから死ぬことへの抵抗が全くなくなってしまい、復学や自分の性格、過去の過ちなどを思い返すと全てが面倒臭くなり死んでしまおうか、自分を殺したいという気持ちになります。
色々書いてしまいましたが
こんな人間が平然と生きていることが恥ずかしいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
提案があります
はる 様 相談ありがとうございます。
今、自己批判、自己嫌悪で苦しんでいるあなたに、提案があります。
ちょっとイメージしてみてください。
あなたに子供がいるとして、その子供を新しい学校に通わせることになりました。
そこには二つのクラスがあります。一つ目のクラスの先生は、子供の間違いや失敗をすぐに指摘し、罰を与えて、失敗を二度としないように誓わせます。
もう一つのクラスの先生は、子供が失敗すると、優しくかけより、どうして失敗したのと優しく尋ね、次に失敗しないようにするにはどうしたらいいのだろうと、考えさせ、勇気と励ましを与えています。
さて、あなたの子供はどちらのクラスに通わせたいですか?
おそらく、批判や指摘をせずに、勇気と励ましを与えてくれる先生を選ぶでしょう。
では、あなたは自分自身に対して、自分の心や気持ちに対して、なぜ一つ目のクラスの先生のように接しているのですか?
つまり、自分自身に対して、思いやりや優しさ勇気や寛容さ励まし、そして温かさ、このような思いで接する。このような思いで自分の心に向き合う。そんなことを繰り返し行っていくことで、だんだんと、生きているのが恥ずかしいという思いから解放されていくのです。
親がメンタルが弱いとあなたを批判するのは、あなたに相応しくありません。
あなたが自己批判を繰り返し自己嫌悪になるのも、あなたのせいではないのです。あなたは悪くないのです。
さて、この話の内容は、コンパッション・フォーカスト・セラピーの内容から取り上げております。あなたは休学しているとはいえ、医学部ですね。近いうちに図書館か、本屋さんか、ネットなどで、コンパッションの本を探すでしょう。
それは、あなたの支えとなり、あなたの行く先をきめるでしょう。
あなたのように苦しんだ人が、セラピーを出来る立場になることが、いいんだと私は思います。
提案です。参考にしてください。一礼
あなたは大切な方なのです
拝読させて頂きました。
読ませて頂いてあなたが今必死にもがいて苦しんでいる様に感じました。そしてあなたは今も与えられた生命を生きているのです。大切に頂いた命です。どうか先ずはあなたのそのかけがえのない命を大切になさって頂きたいと切に願っています。
今あなたはとても追い込まれておられるように思います。先ずできればあなた自身をゆっくりと休めてあげて下さい、癒してあげて下さいね。そしてあなたの心を少しずつでも回復させてあげて下さい。
あなたは今学校で高いレベルの学問をおさめておられます。確かに大変難しいかもしれませんし、ハードルは高いかもしれません。しかしあなたには必ずその学びを習得なさり役立てることができると私は思います。
自分自身が未熟であるということをあなたは痛いほど分かっておられるでしょう。であるならば素直なお気持ちで初心をもってあなたなりにじっくりと学んでいきましょう。時間がかかるかもしれませんがどうか決してあきらめないで下さいね。そして自分を卑下せずにおとしめないで下さい。
せっかく拾った大切な命です、せっかく頂いたかけがえのない人生です、どうかその命や時間をあなたなりに有効に活用なさって下さい。そしてあなたの学んだことを人の為に役立てて下さいね。あなたのことを本当に必要となさっている方々は沢山いらっしゃるでしょう。あなたの住む地域でもこの日本でも或いは世界でもあなたの力を心から待ち望んでいる方々が必ずいらっしゃるでしょうからね。
あなたがこれからの未来を素晴らしい出会いに恵まれて人として学び成長なさっていかれて心から豊かに大切な方々と一緒に幸せに生き抜いていかれます様心より祈っております。そしてあなたを心より応援しています。
どうか決して諦めずに自分をおとしめず決して追い込まないで下さいね。あなたは大切な方なのです。
苦しみのほぼ全ては、思いと現実とのギャップにより生じます。
さしたる努力をしなくても(といってももちろん努力はされているのでしょうが。あくまでご相談者さま基準による)、医大に入学できてしまうほど能力のおありの方でも、それ以上にご自身の思う「理想のあるべき姿」が高ければ高いほど、現実とのギャップが生じ、それが苦しみとなります。
こつこつ地道に勉強を積み重ね、医大に入る秀才型の方もいますが、ご相談者さまは、勉強する努力も必要なく出来てしまう天才型で、高校までの周囲の人が、努力してようやく理解していることに、「どうしてこれぐらいのことを簡単に理解できないんだろう?」という心持ちで対応されていた。
文系などの大学ならいざ知らず、理系のしかも幅広く深い知識が求められる医大ともなると、どうしても努力を積み重ねていくスキルが求められ、それまでそのスキルを磨く必要がなかったご相談者さまにとっては、とても困難な状況に直面してしまっている。
ご相談の文面より、このような状況なのかと思いました。
苦しみのほぼ全ては、ご自身の思い(理想)と現実とのギャップにより生じます。
現実を変える努力をしても変わらなければ、ご自身の思いを弱めて、現実によりそうことでしか苦しみは少なくなりません。
プロ野球などのスポーツの分野でも、誰しもが成功できるわけではなく、多くの方が挫折を経験し、また、新しい道に臨んでいきます。
医師を目指されて断念した方も、少なくなくあって、それでも皆さんがそれぞれの道で輝いている。
ご相談者さまが、今後、どのような一歩を踏み出されるかは、ご相談者さましだいですが、そのような方々の経験談などに触れてみることも一つの参考になるのかもしれません。
是非、堂々と進んでいかれますようにと祈っております。