こんにちは。

「これを乗り切れば再び幸せな未来が待っていると信じここまで頑張」ったけれども、「少し疲れてしまい自分の気持ちがわか」らないのですね。あなたが、夫婦関係、家族を守り続けんとしてこられたお心持ちと苦闘の日々に思いを致すことです。

「離婚の選択肢は今もないのですが前向きになれるお言葉やアドバイス」が欲しいとのことです。現実的ではない「前向き」の言葉は、いくつか言えると思います。いつまでも辛いわけじゃない、いつか日が差すときもあるよ等。

しかし、私は「離婚の選択肢」が無いということが大前提の「前向き」なアドバイスは難しいと思います。なぜなら、その大前提自体を見直すべきだと思うからです。

一読したところで、ご主人はご自身の「不倫」という行為の結果に向き合っていくことも、処理していくことも出来ないように見受けます。

「既にお互い弁護士が間に立ち直接の連絡は絶対にしてはいけない」という制約があるにも関わらず、女性との「直接の連絡」をとっています。そして、そのことを「問いただすと逆ギレし否定」する。問題を収めるつもりがあるのでしょうか。

その中途半端で、誰のサイドに立っているかわからない行動はご主人の気質によるもののようです。「未だに私に対しても女性に対してもいい顔をしようとしている」とあることから、ご主人はどう責任を取り、かつての平和な夫婦、家庭生活を取り戻そうかということが見えていないようです。それは、一時的なものではなくご主人の元々の性格にも起因するのでしょう。

加えて、自分のことしか見えていないのではないでしょうか。
あなたに「逆ギレ」「八つ当たり」したり、「見捨ててくれ」などと捨て鉢になったり。ご主人は一家の長として家族を先導するどころか、自分さえ持て余しているようにも思います。そもそも完全に自分の瑕疵のせいなのに

この問題の優先順位、大前提は何でしょうか。
第一に「2人の幼い子供」の精神的安定でしょう。
第二にあなたの精神的安定です。
第一と第二は密接に関わっています。これを確保するのが最優先です。
「死んでしまいたいと思う事」があるくらいのあなたの現状があるのに、ただ現状を延々と続けていってそれが確保できるでしょうか

別居、「離婚」など選択肢はありましょうが、この問題の大前提を一度熟考していただければと思いました（字数制限）

釋　悠水（しゃくゆうすい）

報恩寺

浄土真宗本願寺派報恩寺住職（兵庫県三木市） 本願寺派布教使 元本願寺布...

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このままでは共倒れになってしまいますよね。そしてお子様にも影響が出てしまうでしょう。

旦那様の本音。あなたの本音を聞いてくれる第三者の存在が必要です。信頼できるお坊さんでも、カウンセラーでもいいですから、聞いていただくことです。
不倫相手に関われば関係は断ち切れないに決まってます。慰謝料の請求が本当に必要なのか。ただの仕返しのつもりなら、自分で自分を苦しめることになっている現状を考え取り下げるのも一つの道ではないかと感じました。

夫婦が同じ方向を向いて今後もやっていけるなら、将来も期待できるのでしょう。そのためにもお子さんのことも考えた上で、2人の気持ちの方向を確認する必要がありそうです。

邦元

円通寺

禅宗　曹洞宗　僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...

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