hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

霊障、お祓いなど

回答数回答 2
有り難し有り難し 27

子供が三人いますが、昨年の春からまずは長男が不登校→通信制高校へ転校
中学生の子も不登校(部活やテストは行ってます。)
小学生の子は五月雨登校、教室に行けない日も保健室で勉強したりして、学校へはほぼ毎日行ってます。
昨年の春まではみんな、普通に登校してました。
今は、それぞれカウンセリングを受けたり、試行錯誤しながら、背中を押したり引いたりしながら私も過ごしてます。

昨年の春まで、パートで勤めてたのですが、そこの方がコロナに感染してしまい残念ながらお亡くなりになりました。
それをきっかけに、主人が勤めることを反対し、仕事をやめました。
それから、次々と子供たちが不登校になっていきました。
この出来事と子供の不登校が因果関係があるとは思ってませんが、一度、区切りとして霊障やお祓いをしてもらったほうがよいのかと考えてます。

霊障のせいとか思ってるわけではないですが、可能性としてあるのであれば、私も前へ進むために、どこかお寺などでみてもらおうかと考えてます。
そこでなにもなければ、コツコツ出来ることをやるだけだと思ってます。

しかし、ネットなどで調べても、どういうところでお願いしたらよいかわかりません。

お寺とかではなく、霊能者と名乗る人が霊障をみてくれたりするのをネットでみますが、ちょっと怖い気もして躊躇してます。

実家が真言宗で、いつもお世話になっているお寺さんに相談しましたが、前の代の方は霊障はみることができたけど、今はできないと言われました。

何か良い方法はないでしょうか?

2022年2月7日 19:49

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「質問者から…」の項を拝見し、重ねて申させて頂きます

 当方の回答により、あなたが今 さらにご心痛を深めていらっしゃる結果となっておられることに対して、率直にお詫びを申し上げます。
 あなたのお悩みの解決のためには、「お子様が登校出来るようになること」が一番なのだと思います。
 その為に「霊障を見てもらい、あればその障りを取り除いてもらいたい」というお気持ちでいらっしゃること…そのご心中をお察し致します。
 ただ、仏教は「因縁果の道理」を説く教えです。
 ですので、「お子様が登校出来る」という「果」に至るにしても、「お母さんが自分の為に『わざわざ学校に行けるよう、霊障というものを払う努力をしてくれた…うれしい、有り難う」という気持ちが「縁」には成り得ても、大元の「そうだな、そろそろ学校に行ってみようかな」という思い「因」が無ければ、果は得ることが出来ません。
 その因に至るには「機が熟す」こと、又それまでの時間が必要なのだと思います。機が熟すためには、あなたがお子様に寄り添い、お話を丁寧に聞いていかれることこそが大切かと思います。
 きっと、お子様にもなぜ登校出来ないのか、はっきりとはわからないのだと思います。ですから辛い作業になりますが、それを親子で丹念に探り、問題を解きほぐしていく努力が必要なのではないでしょか。
 それには時間が掛かります…今すぐの解決は難しいかも知れません。
 『「結論」とは考えるのに疲れた状態を言う』…そのようなことわざを聞いたことがあります。
 お子様の人生に、そしてあなたの人生に「結論」など存在しません。
 つまり、「良い人生」も「悪い人生」もないのです。はっきりあると言えるのは、あなたとお子様の尊い命、そしてその歩みのみです。
 それでも「良い人生を探し求め、歩もう」となさいますか。
 その思いこそが、あなたを、そしてお子様を縛り、苦しめ続けます。
 どうか御自身の苦悩を手放して下さい。あなたのそのお辛い思いを受けとめて下さるお方こそが「仏」様という存在です。
 
 実はこの「ハスノハ」では僧侶の回答には字数制限があり、また本来 一旦投稿した回答の大幅な変更はしない規約になっています。
 ですので、今後のご相談については新たに問いを立てて頂くように御願い致します。
 いずれにしても、あなた様又お子様のご多幸を念じ上げております…御身御大切になさって下さいませ。

2022年2月8日 9:36
{{count}}
有り難し
おきもち

ご返信を拝見して追記致しました

追記・・

学校に行けるかどうかはご本人たち次第であり、それをどう何とか後押しして行けるようにしてあげれるかでお悩みであるのかと存じます。

子どもたちにその要因とお考えである憂いを払う意味で、そのためにお祓い、祈祷してあげたよ、ということで、何か前向きにお互いにプラスとなるようであれば、それはそれで何もしないよりかは良いかもしれません。

日本の仏教においては、密教系の護摩祈祷、日蓮宗系の祈祷等が主にあります。

禅宗でも修正会や善月祈祷会などにて祈祷しているところもあります。

日常的にとなれば、護摩祈祷か日蓮宗の祈祷であれば、直接赴いてもすぐにできるところが多くあります。

厄払い等も兼ねて、学業成就祈願祈祷などをなさるのはどうでしょうか。

祈祷祈願内容は、自分で護摩木等に直接に書けるところもあります。皆連れて、それぞれの祈願内容で受けるというのも良いのではないかと存じます。

そして、帰りには皆で美味しいものを食べて、色々とお話をするのも良い気分転換になることでしょう。

はなはなはなさま

霊障やお祓いの効果にはプラセボ的なところもありますので完全否定はしませんが、主要因は、やはりそれぞれの本人たちの意欲や気力的なところになるのではないかと存じます。

誰だって生きづらさは抱えてあるものです。それを親としてどうできる限りカバーしてサポートし、後押ししてあげるかであります。

また、コロナ禍という環境変化による影響や兄弟間における考え方や取り組みへの態度、姿勢等の影響(兄から下の姉妹へ)も大きいのかもしれませんし、あるいは、軽度ながらにも発達障害が疑われることだってあるかもしれません。

そのような原因によっては、無理にしてもかえって悪くなっていくこと(完全不登校や非行)だってありえます。

周りの支援、専門家によるアドバイス、サポートも得ながら、少しずつでも善い方向へと向かっていけるように調えていかれる方が霊障云々よりかは良いかと存じます。

もし亡くなられた方のことをご供養されたいとなれば、追善供養として何らか善い行いに努めて、それを回向して届けてあげるのも良いでしょうし、コロナ禍で亡くなられた皆を供養されているお寺の法要に参加される、お布施をされることで供養なさられるのも良いでしょう。霊障云々よりかはこちらの方をお勧め致します。

合掌

2022年2月8日 9:25
{{count}}
有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

eishunさま 
ご回答ありがとうございます。
心療内科、カウンセリングなどずっと通ってます。長男は発達検査の結果、やはり凹凸はありました。ただこの結果が発達障がいということには結びつくわけではないようです。
下2人は発達障がいではありません。

コロナで亡くなった方のご供養というものもあるんですね。知りませんでした。
一度調べてみようと思います。

小林覚城さま

ご回答ありがとうございます。
涙が出ました。悲しくて…です。

霊障をみて欲しいけれど、自分の思いとかけ離れたことを言われるのは嫌なのでしょうね。

そんなわけありません。自分の望み通りの答えが欲しいから躊躇してるのではないです。
世の中、霊能者を名乗ってる方はたくさんいらっしゃいますが、その中には残念ながらインチキでやってる方もたくさんいると思います。
そういう人に騙されるのが怖いのです。恥ずかしながら、長男の中退や新しい学校の費用などで、貯金はほぼ無くなりました。
お金にも余裕がないので、お金を大事に使いたいのです。

私も霊障が原因で不登校になってると思ってるわけではない。ということはすでにお伝えしてると思います。

ただ、一つの区切りとして、できることはやりたいと思ってるのです。

子供みんな学校に行ってほしいというのは私のエゴでしょう。

そして、私自身、仕事が決まってほしい。コロナにかからないように霊障を取り除いてほしいなんて、全く微塵も思ってません。
私の文章が下手だったのでしょうが、そんな発想まるでなかったです。

なんだかすごく残念でした。
おっしゃりたいことはわかります。
よく、子供全員不登校となるのは、親にも原因があると言われるので、私もその可能性も大いにあるのでしょう。

すみません。文章が支離滅裂になってしまいました。とても動揺してます。

長男の中退、転校という経験をして、私自身悩んだし、他にもいろんな道があるということを身をもって経験しました。
わかってるつもりです。

では、代わって「私がそのように申し上げます」。
という言葉、すごく悲しかったです。誤解をされたまま、この発言をされたのか…
あえて、このような発言をされたのかわかりませんが。
私のような立場のものが、このようなことを言って良いわけがないのは重々承知してます。せっかくお答えいただいたのに、このようなコメントになってしまい申し訳ありません。

何度も申し訳ありません。
昨晩は眠れませんでした。
子供たちを追い立てたりはしてないつもりです。
わたしが焦ったり、色々急かしたり、心配したところで、学校に行くようになるわけではないということは身をもって経験して気づいてます。末っ子はまだ年齢的なことや、不登校の理由を考えて、背中をおしたりはしてます。

わたしが不登校をどうにかしたい、そのためにお祓いなどやれることはやりたいと思うのは、子供たちが苦しんでるからです。
長男は自分のせいで下の子たちまでこうなったのではないかと泣きます。
もちろん、私も学校にいってほしいと思ってます。
しかし、それは望んではいけないことなのでしょうね。
この私の思いが間違った方向で正しい方向ではないということでしょう。

心の底からなんの曇りも一点もなく、学校には3人とも行かずに、いろんな道で勉強して自立さえできたらそれでいいのだ。と思えるようにならないといけない。それが正しい道ということなんですね。

やはり私の独りよがりかもしれません。
今朝からも色んなことがあり、疲れてしまいました。

少し遠いですがある神社にご縁をいただいたので、そちらには参拝しようと思います。

ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ