元カレに拒絶された時の心のあり方
元カレと価値観の違いでお別れし、半年経った先日「お誕生日おめでとう」だけメッセージを送ってみました。意外にも元カレからは「ありがとう!元気?」などの好感触の返信だった為、「ご飯行こうよ」と誘ってみました。
「ご飯はいいけど復縁はないよ」と釘を刺され、「それでも会いたいんだよ」と返信をし、現在はからの返信待ちです。現在酷く落ち込み、涙が止まらない状況です。
彼への私の気持ちは執着なのか、本当に好きだからなのか正直分かりません。けれど事実として、彼とまた同じ時間を過ごせたらと考えています。
彼を半年間忘れることができず、ずっと彼に囚われているのも事実です。
彼以上に好きになれる方も、好きになってくれる方もいる気がせず、未来が真っ暗です。この歳になってお恥ずかしいのですが、精神がかなり参っており、消えてしまいたい衝動すらあります。
どのような心持ちで生きていけばよいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
無理に忘れる必要もない
そこまで好きな彼と何故お別れすることになったのか、大きな悲しみを抱いたとお察しします。
ルールを守って、適切な距離感を保ちながら復縁への努力をするもよいでしょう。
これ以上の人はいないと彼に殉ずる覚悟をもって独身を決心してもいいでしょう。
次の恋人を探すのもよいでしょう。
どの道を選ぼうとも、その道を変えてはいけないわけでもありません。
次の恋人を探している間に彼の心が変わるかもしれません。
復縁を目指している間にとても好きな人が出来るかもしれません。
仏教の『諸行無常』という言葉は、“全てのものは変わりゆく”という意味です。
あなたを好きだった彼と価値観の違いで心が変わったように、逆に心が変わるかもしれません。
彼しかいないというあなたの心が変わるかもしれないのです。
この世は不変でないから不安です。
でも変わりゆくからこその希望もあるのですよ。
愛のかたち
大好きだった人と別れるということは、大きな喪失感が生じますよね。また、返ってくるかわからない返事を待っている時間は長く感じるもので、特にしんどい時期だろうとお察しします。忘れられないほど、素敵な思い出があるのだろうと思います。もし、返事を待つ時間がめがねさんを苦しめることになるのであれば、彼以外のことを考える時間、自分を見つめる時間が必要な時期かもしれないと思いました。
愛にはいくつかの形があり、それは時間と共に成長していきます。
相手のことを知りたい、自分のことを知って欲しい、そのために出来るだけ一緒にいたい、という愛。きっとお付き合いしてすぐのときは束縛心が強く、叶わないときは苦しくて淋しさを味わいます。
でも、長く付き合うことになると、そう言ってばかりいられなくなることがあります。相手の世界を尊重し、自分の世界も見失わず、お互いに必要な距離を認め、時には耐えることも、愛の元に必要となってきます。
愛するということは苦労が伴うこと、だからこそ、相手を束縛せずに彼の世界を尊重することが必要です。「相手」も「自分」も、そこに生じる「愛」も生物です。生きている限りは変化していきます。思い通りにいかない時は許すことも強いられるでしょう。そういうこともあるのが人生。でも縁があって、支え合う関係もあります。そこには、離れていても大丈夫なくらいの信頼も生じるのです。
めがねさんがめがねさんらしく生きれることが何よりです。まずは自分を大切に。影ながら応援しています。