hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

自分のキャラクターが分からない

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

自分の性格/キャラクターが分かりません。
自分がどんな人間かも分かりません。
そのまま、大人になってしまいました。

幼い頃から、人から都合よくつかわれることが多く本当には好かれません。
私が、褒められることも、認めてもらえることもあまりありませんでした。

周りの人を見ると、特技や知識を持つ人気がある人、失敗しても許される愛されキャラの人、
楽しい話が大好きな盛り上げ好きな人
自分の芯がある頼られキャラの人・・・

自分のポジションが定まっている人をみると、更に自分が分からなくなり、羨ましくなります。

そして、自分もその人たちの要素を取り入れようとしてしまいます。

色々なキャラクターを演じてみたものの、数時間でリミットが来てしまい、疲れてぐったりしてしまいます。

自分で、分かることは、ほんの少しです。
①嫌いな食べ物は分かります。
②集団や大人数が苦手です。
③行き当たりばったりの人が苦手です。
④リーダー性はありません。
⑤周りの人の意見が自分の意見になり、自分の芯をありません。
⑥1人でも平気

周りからは、こう言われます。
真面目、頑張りすぎ、周りに合わせすぎ、自分を大切にした方がいい等。

人間形成や心理学の本を読んでみたり人間観察をしてみたりしました。
「私ってどんな人ですか?」と聞いてみたこともありました。

やはり、どうしても分からなくて。
どんなことを意識していけば良いでしょうか。

2022年3月30日 8:56

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

変化していくもの

拝読させて頂きました。
あなたのお悩みはなんとなくわかります、自分ってどんな人間なのか?自分はどんなキャラクターなんだろうか?と思い悩んでしまうことはありますよね。私もそう思うことはとてもあります。
人から見えている自分と自分で見ている自分は大きな開きがあります。人からいろいろ言われても当たっている様に思うところもありますが、実は真逆だよと思うこともとてもありますからね。

自分はめんどくさがりで怠け者でテキトーでウソつきで…等々実に見えるものです。人からはそうは見えていないかもしれませんが内面はそうなのです。そんな愚かな小さい自分をよく知っていますからね。
因みに私は怠けものですから今でも僧侶はあまり向いていないなあと思っています。

ですから自分のキャラクターとは実はとてもあいまいでわからないものなのです。人に合わせて協調性を持って表面的にいい人ぶっていたとしてもやっぱり自分のことを優先してしまうそんな自分ですからね。

ですのであまり自分のキャラクターというものを固定化しなくてもいいとも思います。ましてその年齢でも今いるポジションでも周りの方々との関係性でも環境でも実は大きくキャラクターは変化していきます。諸行無常と一緒です、カメレオンの様にいつも変化し続けるのが自分のキャラクターだと思います。

恐らくあなたも友達とのサークル活動での顔と仕事上での顔と家族や親族の中での顔も性格も変わっているでしょうからね。変わっていて当然なのです。その様に変化し続けるのが自分でいいのです。

ですからあまり自分のキャラクターがこうでなければならないとか、こういう態度や発言や行動をしなければならないと決めつけることはしなくていいとも思います。自ずとあなた自身は変わっていくのです。それでいいのです。

あなたがこれからの未来を素晴らしい出会いや経験に恵まれて健やかにご成長なさって変化していかれ、自分の生き方・意志を尊重しながら心豊かにおおらかに己の人生を歩んでいかれます様に心より祈っています。

2022年3月30日 13:48
{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

遅くなってしまい、申し訳ありません。
メッセージをいただき、ありがとうございました。

自分で自分が分からず、周りの人を見ては、その人の要素を取り入れようと、そのことばかり考えてしまいます。

まだ、続いています。
きっと、今の環境が自分に合っていないのかもしれません。

アドバイスいただいた、カメレオンのように変わる・・・その場に応じた自分で、仕事もプライベートも生きていけたらと思います。

また、息詰まったら、ご相談させてください。

ありがとうございました。

「自分がわからない」問答一覧

チュンダの報い 続き

詳細は過去の質問を読んでいただきたいのですが、 愚かな行為であり、全くの自業自得ながら、ずっと抱えている苦しみです。 こちらで温かく有難いお言葉もいただきました。 こちらに質問したのは、何とかして救われたいという気持ちでした。 事実を認めたくなく、縋りたかったのだと思います。 いろいろ調べてみましたが、やはり私の行為は害だったようです。 複合的な部分はあるかもしれませんが、確実に害でした。 救われたい、などとあまりに虫が良すぎる、と思い至りました。 これ以上は心が耐えられそうもないので、 家族的責任を果たしたら、命を以って詫びたいという気持ちです。 家族の縁が非常に薄いので、家族的責任と言ってもそう長くかかるものではなく、 それが済めば私の死を悲しむような人はいません。 (今となってはそれでむしろよかったと思います) 命を以って詫びよう、という思いに至った時、 ふいに荷を降ろしたような気持ちになり、何でもない景色が美しく見え、 何とも形容しがたい不思議な感覚でした。 チュンダはその後苦しみながら生き抜いたのか、 後悔と自責の余り生きられなかったか… 出家したという記述もないようなので、 きっと後者なのだと私としては今は思っています。 善意の行為ゆえに痛ましいですが、結果はあまりに重大なものでした。 私の今の考えも逃避でしょうか? 決行を少し先に延ばすことで現在の苦しみから逃げようとしているだけかも、 という気もしています。 この苦しみを抱えながら、 生き地獄に生きるというのが報いでそれが償いになるのでしょうか? どこにもチュンダのその後の記述はありませんが、 お坊様方はチュンダはどのように生きた(あるいは死んだ)と思われますか? 何も書かれていない以上、それぞれのお考えがあるかと思いますが、 お聞かせいただければ幸いです。

有り難し有り難し 6
回答数回答 1

人間関係が下手になりました

こんにちは。 昨年、精神疾患が悪化して症状のひとつとして性的逸脱をかなりしました。 ハプニングバーに通ったり、行為最中の動画を撮影してSNSにあげる嗜好の人たちと会って私の動画もモザイク付きとはいえたくさんアップされました。 当時すごく私を大切にしてくれるパートナーがいましたが、上記がバレて別れました。頭ではやってはいけないとわかっているのに身体を止められませんでした。 この過去が汚すぎて自分を受け入れられません。もうそういう世界とは離れていますが、おかしい価値観や経験がこびりついており、自分が大嫌いになりました。 そのせいか段々と他人にも優しくできなくなり、段々と周りの人間関係が上手くいかなくなりました。 元々は明るくて社交的でコミュニケーションが上手いと言われることが多かったのですが、今は暗く鬱々としていて会話がうまくできません。 周りは長く付き合ったパートナーや友達と幸せそうに探しているように見える中(実際はわかりません)、私の周りからはどんどん人が離れて行くように感じます。 マッチングアプリで新しい方を探していますが、こんなにも上手くいかないことは初めてです。 誰からも恋愛的な意味で愛されずに独身となり、誰からも見つからず孤独死するのでしょうか。 私は自分の家族と上手くいかないことが多いので、新しく家族をつくって好きな人に囲まれた将来への憧れが人一倍強いのと、精神疾患で社会に出て働くことにかなり苦戦しているので、とにかく孤独に誰からも見つからず死ぬことが怖いです。 相談内容がどんどん飛躍してしまいましたが、お言葉をいただけると励みになります。とにかく前を巻き続けていたいので、お力をいただきたいです。よろしくお願いします。

有り難し有り難し 8
回答数回答 1

生きる価値がない

小学生の頃の罪に悩んでいます。小学生の頃兄から日常的に暴力を受け、親は対処することがなく、そのストレスを他人に向けていました。 簡潔に説明させていただきます。 ・一度万引き ・二度友人の物を盗む ・複数回親と友人の金を盗む ・ゴミを捨て忘れいつも捨てないゴミ捨て場にゴミを捨てる ・友人とラムネの瓶をたしか誤って割ってしまいガラスが子どもが日常的に入る噴水の中に入ってしまい、全て取り切ったとおもっていたら、実はまだ残っており、後日怪我をした人が現れたが、当事者なのに黙っていた。 ・一方的に4人の男の子にキス →うち1人は公園で知り合った一個下の子 ディープキスをした。 その子の手を取り自身の性器を触らせた。 ・日常的に口が悪く強めに人を叩いた 以上が小学生の頃に起こった犯罪です。 小6の頃に全て反省し、二度と行わないことを誓いました。これらのことが犯罪だと認識したのは中学3年あたりです。 とても後悔をしており、特に公園の子には一生分のトラウマを与えてしまい、自殺や学校へ行く事、公園に遊びに行くことが困難になってしまったかもしれないと思うととても申し訳なくなり、死にたくなります。 最近は趣味を楽しむことができず、恋人や仕事に着いた時自分がこんなに幸せになっていいのかと思うと、非常に死にたくなります。Twitterで同じような事件を見ると申し訳なく思い、自分への批判だと思うようになりました。自分は死んだら地獄行きで、両親が死んだ後、向こうの世界でこのことを知ったら、こんな奴になぜ金をかけたのだろうかと嘆くと思い、申し訳なくなります。すでに時効を迎えており、償う術がありません。ゴミ拾いや募金活動などをたまにやっていますが、これはただの偽善で自分の為だけにやっていることなのではと思うと、なお死にたくなります。 趣味で人前に出るようなことをしたいと思っても、これらが尾を引いて自分が幸せになってはいけないと思い辞めてしまいます。 探偵物や刑事物を見るのも辛いし、小学生を見ると辛くなります。過去を思い出し後悔の念に蔑まれます。 両親にはある程度お金が貯まったら今までかけてきたお金を返すつもりです。 また、募金やゴミ拾いはこれからもっとやろうと思います。 過去とどう向き合うべきでしょうか、 謝りたくても会える人ではないので、謝れません。どうすればいいでしょうか、

有り難し有り難し 5
回答数回答 1

自己喪失。生きていたらいけない感じがする

色々なことが重なって自己喪失してしまいました。 1つは、中学生の頃に知り合ったネットの友達が自死したことです。両親を信頼できず、家庭環境が悪かったわたしとその子は境遇や価値観が似ていて、好きになるものも殆ど同じだったので意気投合しました。結局受験期になってTwitterから離れたわたしは、その子と話すことがなくなったけど、ずっと心の支えでした。あの子が生きているなら、Twitterにいて日常を共有してくれるなら、わたしも頑張れると思って生きてきました。今年の夏、彼女が亡くなってからわたしは毎日が虚しくて仕方ありません。現実での付き合いがなかったからお葬式にも行けないのがもどかしく、悲しくて悲しくて仕方ありません。今でもずっと彼女のTwitterを見ています。 2つは、統○教会の事件です。わたしは統○教会2世です。 幼い頃から教会や礼拝に連れていかれ、親の信仰しているものに違和感を感じていました。それが事件となって、加害者の生い立ちを知って、悲しいですが共感できるところがありました。わたしの両親も聖書や壺を買ってお金がない時期があり、毎日ケンカしていました。それで家庭環境が悪く、非行に逃げたこともありました。 この事件を受けて、わたしは改めて自分を「汚い存在」と思うようになりました。元々自己嫌悪が強く、そういった思考はありましたが、今までとは比べ物にならないくらいそう感じたのです。統○教会と宗教2世である自分を恥じるとともに、合○結婚式で結婚した親から生まれた自分は生きている必要がないのではないか?そう思ったんです。 幼い頃から家には教祖の写真や聖書、教会グッズがありました。だから友達もあまり家に招きませんでした。それは正しい選択でした。 双極性障害の苦しみも重なって、完全に自己喪失しています。 どうしたら自分を取り戻せますか。悲しいです。

有り難し有り難し 1
回答数回答 1

自分を見失いました

初めて相談させて頂きます。 仕事に、家族の事に、悩まされ続けた結果、自分を見失ってしまい生きるのが辛くなりました。 転職して10ヶ月、店長を任せられるようになりましたが、直属の上司から毎日他のスタッフの前で「おどおどして頼り無い」「お前にはお店愛が無い」など吊しあげを食らったり、自分はこう考えますと言うと真っ向から否定され続けます。自分の信念を曲げるな、お前には信念が無いから舐められると叱咤されますが、では自分の信念はこうだと言っても「夢物語だ」と否定されて…完全に自信も無くし自分も分からなくなってしまいました。スタッフには、心地よく働いてもらいたいし長く続けて欲しい。そのためなら私は頑張れる…と思っていましたが頑張れる状態では無くなりずっと辛いです。 家に帰れば母からは事あるごとに「親を粗末にしている、馬鹿にしている!」などと喚き散らすためいちいち顔色を伺わないといけないため気の休まる時がありません。 ふと、自分は今まで他人の顔色ばかり伺ってきて、自分を出すことも憚られて、否定ばかりされて、自分の人生を生きていないのではないか?と思うようになりました。 でも今の私は自分が分からないので、どうすればいいのかも分からず辛いです。 私にはまだまだ頑張りが足りないのか。 行き着くところがそこしかないのですが、ではどう頑張ればいいのか?それすら分かりません。 どうか教えて頂きたいと存じます。

有り難し有り難し 10
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ