ある13歳で亡くなった少女の詩を紹介します。

「みなさん、みなさんは本当の幸せって何だと思いますか。
実は、幸せが私たちの一番身近にあることを病気になったおかげで知ることができました。
それは、地位でも、名誉でも、お金でもなく「今、生きている」ということなんです」

リュウジさんの"今まで大した努力も苦労もしないで生きてこれた"ってことは「幸せなこと」です。
でもなかなかそれに気付きにくい。
だって「実はあなた幸せですよ？」って言われて「そうなんだー！」って実感しました？
美味しいもの食べて「おいしー！」って幸せになっても、毎日毎日食べてるとそう思わなくなってしまいます。慣れて麻痺してしまうんですね。

「苦と苦の間にあるのが楽」が仏教です。楽は刹那的、苦は永続的です。
ですから、楽しく幸せになりたいなら、思いっきり苦労することです。
もうメチャメチャ辛くてしんどい思いすることです。

自分の宗派には厳しい修行がありまして。修行って苦労の極みでした。
日常でできていたこと（食う寝る遊ぶ）は完全に制限されます。
そして修行終えて、入ったコンビニの楽しかったこと！食べたおにぎりの美味しかったこと！（笑）
と同時に、恵まれすぎていたことや情報（スマホなど）に縛られすぎていたことに気付きました。
でも、そのこともついつい忘れちゃうんで、こうやって思い出すようにしています(^^;)

苦労するって実はデメリットばかりじゃないですよ！
苦労を乗り越えた達成感・経験と自信・培われる豊かな人間性。
楽ばかり求める人よりはるかに魅力的になります。

「若いうちの苦労は買ってでもせよ」の諺は、経験したら感じますよ(^_^)

日顕

正念寺

困っている人や悩んでいる人にとって、仏さまの教えが少しでも良薬となれること...

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