何に後悔するかを予測するには
こんにちは。
「つぶやき」でよく発言させて貰っていますが初めて質問します。
よろしくお願いします。
時折、恋愛結婚・仕事(特に収入面)で『若いうちにもっと欲張った方が良い』と助言を貰うことがあります。
自分としては人生に特に不満もなく、現状に満足だし過去に悔いも無く。
何より幸福や人生は人それぞれで、誰もが後悔する人生を過ごすとは限らないはずです。
それでも「絶対後々後悔するから」「若いうちに」等と言われると気持ちが揺らいでしまいます。
やはり収入的に余裕がある暮らしとは言えないかもな、人生で交際した経験が無いのもどうなのかな。いずれ自分の家族や子供も欲しくなるのかなと、心当たりがあるから揺らぐのだと思います。
ささやかながら貯金してみたり節約生活をしたり生命保険に入ったり、出会い系アプリを入れてみたり求人誌を捲ったり。健康診断・歯科検診を受ける等、思い付く限り先手を打ってみているとは思うのですが、未来の自分が一体どんな後悔を抱くのか解りません。
未来の後悔(変な言葉ですね…)について。ご助言・ご意見。私の場合はこうだった、等。
お言葉を戴けましたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
その時その時を向き合っていくこと
拝読させて頂きました。
あなたの思いを読ませて頂きました。あなたがその様に疑問を持たれるのもごもっともなことと思います。お気持ちお察しします。
確かに「若いうちは苦労を買ってでもしろ」とか「若いうちのいろいろやらないと後から後悔するぞ」等々おっしゃる方々はおられますよね。私も若い頃はいろいろ言われましたね、確かに若いうちにやっておけば良かったと思うことも幾つもありますよね。ああしておけばよかったこうしてこけば良かったと思うこともしばしばです。
とはいえ過ぎてしまったことがもうしょうがないとも思います。そして今の時点でやらなくても別に大差ないかもとも思うことはありますよね。
そうしてゆっくりと考えてみると「自分の人生って何だろうか?」「自分にとって何が大切なんだろうか?」「自分が生きている中で何が目的なんだろうか?」「何のために自分は生きているのだろうか?」「何のために生まれてきたのだろうか?」等々いろんなことが思い当ってくると思います。
人生ですからその時期や年齢によっても考え方も価値観も生き方も沢山あるでしょう。
ですからその時その時で自分が大切にしていきたいことを見つけてできるだけ素直に生きていければいいのではないかと思います。
今自分がどの様な状況下でどの様な方々と一緒に生きているのか、どんな仕事をして何を志しているかによっても必要なこともあるでしょうし、逆に不必要なこともあるかもしれません。今の時点で必要であっても後から要らなくなってしまうこともあるかもしれませんからね。それぞれの人生ですから経験することも様々ですし、その時その時で思いは違ってきて当然です。ですから実際に予測することはなかなか難しいのではないかとも思います。ですのであまりあせらなくてもいいのではないかと私は思います。
あなたにとってはあなたのかけがえのない未来や人生や毎日です。その日その日を大切になさりながら今できることに落ち着いて向き合っていくことこそ尊いことと私は思います。
あなたがこれからの未来を素晴らしい出会いに恵まれながら学んでいかれ健やかに成長なさり、毎日を心から豊かに充実して生き抜いていかれます様にと切に祈っています。
お返事有難うございます。私も日々考えながら向き合っていく毎日です。きっといつか見つかると思います。お互い精進しましょう。応援しておりますね!
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma 様
ご回答ありがとうございます。何度も読み返しました。
仰る通りで、「自分の人生って何だろうか?」「自分にとって何が大切なんだろうか?」「自分が生きている中で何が目的なんだろうか?」「何のために自分は生きているのだろうか?」というのを考えてしまって。
自分の中で『早く答えが欲しい』と焦る気持ちは、確かにありました。『後悔』というものを恐れてもいたかもしれません。
思えば10代20代の頃に予測していた人生とは全然違う状況に今は居ます。周囲も価値観も人間関係も随分変わりました。善くも悪くもまるで予測していなかった物事や時間が随分と得られました。
30代になった今でも、恥ずかしながらこうして『落ち着いて』『焦らないで』は言われ続けているような…。笑
その時その時を向き合う、焦らない。心掛けていきます。
話は変わりますが。とある書籍で人生において後悔するのは健康管理についてが多い、という一文を読みました。
かつての職業病であり、釈迦に説法となりますが、Kousyo Kuuyo Azuma様もどうかお身体にはお気を付けてお過ごしくださいね。
温かなお言葉をありがとうございました。
追伸と応援もありがとうございます!
これからも自分なりの人生に精進を目指していきます。
そして此方もKousyo Kuuyo Azuma 様のご活躍を応援しています。