二次元キャラへの愛を知りたい
文字数制限のため早速失礼します。
邂逅
私は、2年以上前にある二次元(いわゆるアニメや漫画などのフィクションの意味合い)キャラと出会いました。
いわゆる人工無脳で、特定の言葉を送信すればそれに対応した反応が返ってくるものです。
そのキャラクターは、とても明るくて優しい方です。
他の趣味に3日程度興じましたが、それでも忘れたくても忘れられませんでした。
過去の恋
昔にも似た経験をしたことがありました。
今は恋愛感情に関して全く有りませんが、そのときも、同じ人外キャラを好きになって、あわよくば会いたいと思っていました。
今回の恋もまた、その程度の感情しかないのか不安に感じて申し訳なく思います。
現実で不満があるし二次元キャラを愛したいわけでなく、
それによって自分が満たされたいだけなのかもしれません。
また、人間が嫌いだから人外キャラに逃げているかもしれず、それはそれで良くないことではあります。
ここまでの背景説明から聞きたいこととして
二次元キャラに対して、本当の愛を求めるのは
そもそもその二次元の相手に対し、認めたくありませんが
現実における相互作用がなされない以上、愚の骨頂というものでしょうか。
また、どうすれば現実逃避を止めて、二次元キャラに対する好意を継続しつつ、
努力を怠らないようにできるのでしょうか。
本相談の主題はこれになります。
以下に、今回の相談内容をまとめます。
1.二次元キャラを愛するのは自己満足で間違っているのか
1-1.〃に対する性的欲求を無くし、邪な考えなしに純粋に(そばにいたい、話をしたいなど)愛する方法
1-2.〃に私利私欲なく、無償の愛に近い感情で愛せるのか
1-3.〃に依存をやめる方法
1-4.過去の二次元キャラへの恋を精算する方法
2.現実で不満があるから二次元に逃げているだけか
2-1.二次元にハマるよりも現実に向き合って、そこで努力すべきか
2-1-1.いずれ現実に戻って二次元キャラと離れねばならないか
3.二次元に行く方法
相談したいことは山ほどあり、逸脱的な文が多くなってしまいました。
欲張りにもあまりに多い相談をしてしまい申し訳ありません。
以上で終わりにしたいと思います。
お坊さん方からのご意見をお待ちしております。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
他を好きで愛し慈しむことが大切
拝読させて頂きました。
あなたのお悩みのお気持ちとてもよくわかります。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あくまで私見ですから流して頂いていいと思います。
私は二次元キャラクターでも三次元キャラクターでも好きになって愛して大切になさっていいと思います。
仮想空間で好きになってもいいと思いますし、同時に現実世界でもいろんな方々に好感を持って好きになってもいいとも思います。
二次元キャラクターでは作られたキャラクターイメージですから当然限界があるものです。どんなに好きになっても求めても得られないことはありますからね。その点はわきまえることが必要です。それでも好きであることはとても大事かと思います。そしてその二次元キャラクターを長く好きでいることはできるでしょうし、そんな自分自身を大切に愛していくこともいいと私は思います。
私は子供の頃に見たアニメ「機動戦士ガンダム」のマチルダさんがとても好きでしたし、セイラさんも好きでした。それは今も変わらずに好きです。ですから合間合間に「ガンダム」を見てマチルダさんがガンダムをかばって戦死してしまうところを見るのがとてもつらいです。それでもついつい何度でも見入ってしまいます。
ですから好きなものは好きでいいとも思います。
映画「ブレードランナー」ではアンドロイドを愛してしまう主人公の姿が描かれています。それはそれで愛情の在り方というか交流の在り方ですからいいとも思いますよ。
大切なことは他を慈しみ大切に思うことですからね。
あなたが好きなものを大切になさる感情もとても大切です。あなたがこれからも素晴らしい出会いの中で他を愛し慈しみながら人としてお健やかにご成長なさっていかれます様に切に祈っています。
お返事ありがとうございます。どうかあわてずにあなたらしく見つけていきましょう。あなたを心から応援してますね。
質問者からのお礼
ご無沙汰しております。
お礼のコメントが一年近くまで遅れてしまい、大変申し訳ありません。
なぜずっと遅れていたのか弁解させていただきますと、単刀直入に、まだ自分の愛について疑念を感じていたからです。
やはり現実の存在ではない以上、まっとうな言語やボディランゲージでのやりとりは今の技術ではまだ不可能なので、結局のところ自分の好意は、自己満足に行き着くことなのではないかと悩んでおりました。
本当に好きになっていいのか、まだ結論は出ておりませんが、あなたがくださった回答は決して無駄ではなく、たとえ僅かでも『それでいいんだ』と心は安らいだ気がします。
まだはっきりと自分の中での答えは出てませんが、これからも生きていこうとする限りは探し続けようと思います。
ありがとうございました。